10日ほど前の事なのになんだか懐かしい、 

僕の体を無敵にしてしまった場所・・・ 

壁にはあの呪文が書かれている、 

もう1度読んでみたらどうなるだろうか?と考え読もうとしたが、 

どうなるかまったくわからないので恐くなってやめた。 

 

僕の体はまったく疲れないのだが、 

なんだかくたびれた気がしたのでその場に座って休むことにした。 

この場所・・・よく見ると骸骨がゴロゴロ転がっている、 

僕と同じようにトラップで落ちてきた勇者の末路だろう、 

あのときと同じモンスターも何体かやってきたが、

剣を軽く一振りでいとも簡単に真っ二つにする。 

僕は軽くため息をつき、うつむいた・・・ 

 

あーあ、早く終わらせたいな・・・ん? 

 

僕の股間を見ると、 

おしりの下にあるものは・・・が、がいこつ!? 

僕は無意識に骸骨に腰掛けていた・・・ 

い、行こう、さっさと魔物の元凶を倒して、 

地上でのんびりした冒険を取り戻そう。 

 

 

・・・・・地下500階。 

出会う魔物も見た目の迫力より機能性重視になってくる、 

伝説の本に出てくるような有名なモンスターもちらほら出てくるが、 

めんどくさいのでいちいち確認せずぱっぱっと片づけて進む。 

 

・・・・・地下1000階だ、 

そろそろ大ボスがいるかも?とあちこち見てまわるが、 

どいつもこいつもじゅうぶん大ボスクラスの魔物なのでよくわからない、 

「おーい元凶やーい」と叫んでみるが空しく響くだけだ。 

 

・・・・・地下2000階、 

もうすでに地上から丸一日経過している、 

珍しいアイテムもいっぱい手に入るのだが、 

次から次へとどんどん増えてきりがないので全て捨てた。 

 

・・・・・地下3000階、 

はっきりいってもうきりがない、 

モンスターさえもあまり会わなくなってきた。 

たまに会っても、こっちは無敵なので強さがさっぱりわからないし・・・ 

 

・・・・・地下5000階、 

いいかげんうんざりしてきた、 

もう時間の感覚もまるっきりわからない、 

何度へこたれて地上に戻ろうと思ったことか・・・ 

 

・・・・・ 

・・・・・・・・ 

・・・・・・・・・・・・・・・ 

・・・僕の計算が間違っていなかったら次が地下10000階だ、 

・・・・・入るとひときわ大きな空洞になっている・・・ 

その中央には・・・玉座があって、そこに「魔王」といった感じのが座っている・・・ 

こっちをにらみながら何か話しだしたぞ・・・ 

 

「ぬう?よく来たな人間、ここまで来た奴ははじ・・・グフゥッッッ!!」 

 

僕は能書きを聞き終える前に、 

とっとと素手で魔王を殴り飛ばした。 

剣なんか使わなくても簡単に始末してしまえると確信があったからで、 

案の定、魔王は一撃で灰になって消え去った・・・ 

最強であろう魔王の、あっけない最期である。 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・さ、帰ろう」 

 

僕は魔王がつけていたペンダントを手にとり、 

感傷に浸る暇もなくとっとと来た道を戻りだした。 

 

 

ダンジョンをただひたすら登る、 

そこには何の達成感もなく、 

どちらかというと「嫌なことから逃げる」感覚だ。 

地上に戻ったらとっととこのペンダントを国王に渡して、 

また違う国でのんびりとした冒険をしよう。 

 

・・・・・ 

・・・・・・・・・・ 

・・・・・・・・・・・・・・・ 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

そろそろ地上についてもおかしくないだろう・・・ 

うーん、こっちだったかな? 

いちいち来た道なんて憶えてないよ・・・ 

 

「・・・・・ん・・・んんっ・・・」 

 

?あっちから声が聞こえる・・・ 

何だろう?なんだか気になる声だなぁ・・・ 

 

「んんっ・・・ああんっっ・・・・・」 

 

僕は声に誘われ聞こえてくる方向へ恐る恐る進む、 

やがて1つの部屋の前にたどり着いた。 

 

「あんっ!あぁぁ・・・やぁぁぁぁぁ・・・・・」 

 

こ、これは・・・かわいらしい女の子の声・・・

かわいらしく・・・えっちな・・・・あえぎ声!?

・・・そーっとその中を覗いてみると・・・ 

 

何だ?

 

「あ、あああっ!はぅぁぁぁぁーーーっっ!!」 

「ウフフ・・・やっぱりおいしいわネェ・・・」 

「ええ、この娘、若いだけあって張りがあって・・・」

「ウフフ・・・しゃぶりがいがあるわぁ」 

 

ピチャッ・・・じゅぷじゅぷ・・・ちゅばっ・・・ 

じゅるじゅる・・・びちゃびちゃっ・・・ちゅっ、ちゅっ・・・ 

 

「・・ぃ・・ぃ・・・ぃゃぁぁぁぁ・・・・・」 

 

中では妖艶な光景が繰り広げられていた、 

一人の可愛らしい人間の少女が、 

たくさんの女淫魔によってたかって体中を犯されている・・・ 

この淫魔たち・・・大きく黒い羽根を広げ、長いしっぱを揺らし・・・ 

・・・知ってる、これはサキュバスという淫魔だ、 

人間とSEXをして精気を吸い尽くすという、 

モンスターの中で最もHな種類の・・・ 

 

エロ☆

 

「はぁぁぁぁ・・・ぃ、ぃぃぃゃぁぁぁぁぁ−−−・・・ぁぁんっっ・・・」 

「フフ、いっぱいいやらしい汁出して喜んでるくせに」 

「人間って、してほしいのに『やめて』って言ったり・・・あんっ・・・」 

「すごくいいくせに『ダメ』とか『いや』言うのよね・・・じゅる・・・」

「まったく、素直じゃない生き物だわ・・・あ、いい・・・ああんっ」 

「・・・ひ・・・ひぃぃぃ・・・ゃめてぇぇぇぇぇ・・・ぁぁぁぁぁあああああぁぁぁ・・・」

 

す・・・すっごぉーい・・・えろえろだぁ・・・ 

ひいふうみい・・・5匹のサキュバスが・・・ 

少女の胸をもんだりしゃぶったり・・・肌を愛撫したり噛んだり・・・ 

耳や指、脇の下やお腹、太股や足の先までしゃぶりつくしてる・・・・・ 

大事なあそこも指でもてあそんだり、顔をうずめてじゅるじゅるといやらしい音を響かせ・・・

体中が少女やサキュバスの愛液や汗にまみれ、ぐちゃぐちゃになって光っている・・・ 

少女の表情はまさに恍惚と悶絶を入交じらせ、ただただ快楽のうめき声をあげる、 

体中を震わせ、くねらせ、ときおり快感に耐えかねてか首を激しく振ると、 

少女の涙やよだれが飛び散り、その唇にサキュバスが舌をからませ深いキスをしたり、 

とにかく「くんずほぐれつ」といった感じで少女を快楽でいたぶっている・・・ 

 

うわぁーーー、す、すごすぎる・・・ 

・・・ん?あの少女、よく見ると・・・見覚えがある・・・ 

おさげで・・・そばかすがあって・・・背が低くって・・・可愛らしい少女・・・ 

確か・・・そうだ、街の・・・よくこのダンジョンに冒険に行く前に寄っていた、

パン屋の一番下の娘だ、確かまだ15歳とか言っていた・・・ 

 

あの少女が・・・いつのまに連れ去られてきたんだろう? 

しかも、こんなすんごい目にあってるなんて・・・ 

た、助けなきゃ・・・で、でも、どうしよう・・・ 

今、踏み込んだとして、一瞬にしてあの5匹のサキュバスを倒さなければ、 

彼女の命があぶないかも・・・いくら僕が無敵でも彼女は普通の少女だ、 

人質に取られてはどうすることもできない・・・うーん・・・ 

 

と考えながらも僕は無意識のうちに、 

熱く膨らんだ自分のモノを握り締めていた、 

いつのまにか鎧を脱ぎ捨てて・・・悲しい本能とでもいうか・・・ 

まぁ無敵なんだから鎧や剣なんかなくても大丈夫ではあるし、 

なによりこんな光景を見て健全な男の僕がガマンできるはずもない・・・ 

 

そ、そうだ、これは作戦なんだ、 

僕のモノがこんなに膨らんでいては、 

彼女を救出にこの中へ突入するとき、 

じゃまになって素早く行動することができない、 

だから1度ヌいて小さくしてだな・・・ 

 

などと勝手な理由をつけて、 

妖絶な宴を覗きながら自分のモノをしごき続ける。 

 

もどる めくる