洞窟みたいな通路・・・足元が暗くてまずいな、あれ?これは手かな?握ってみよう。
「わわ!ごめんなさい、ビックリさせました?・・・あれ?これって・・・」
「しっぽですわ、強く握られたのでつい声が・・・そのまま離さず持ってついてきてください」
「本当だ、暖かい・・・硫黄の匂いにむわっとした湿気が・・・ひっ!!」
たいまつの明かりが照らされると・・・なんだサキュバスの皆さんか、
先客がいた・・・そしてここは外みたいだ、お城を取り囲んでる谷の底かな。
「まあミルネ、そして領主さま・・・女王様にはお会いなられました?」
「う、うん・・・ちゃんと温泉もあったんだ、湧き水だけかと思った」
知ってたら最初に入りたかったかも・・・たいまつを立てかけるミルネさん。
「温泉では消毒にはなりませんから、それにこの湯は・・・さあ領主様、入りましょう」
いや、でも相手は魔物、モンスター、言わばメス猿のいっぱい入ってる温泉に、
ちょっとお邪魔するようなもの・・・と言いたいけど、造りがセクシーすぎるからなぁ・・・
「で、でも、サキュバスの皆さんは真っ暗でも平気かもしれないけど、人間の俺は・・・」
「では消しますね〜・・・いち、にい、さん、ふうう〜〜〜〜・・・」
「あ!息で吹き消しちゃった!・・・また真っ暗・・・って、ぬ、脱がさないでっ!!」
半ばあきらめて、されるがままに脱がされる・・・うぅ、寒い・・・
早く入って汗を流そう、と思ったらふわりと体を持ち上げられそのまま・・・
全身が暖かいお湯に愛撫されているみたいだ、神経に直接快感が流れ込んでくる感じ!!!