☆しごく☆

 

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

しごいているうちに、自然に息が荒くなる。

額に汗が流れ、よだれもこぼれる。

 

「先輩・・・どう、いけそう?」

 

だんだんしごくスピードが早くなる。

僕のモノはさらに膨らみ、透明なぬるぬるした体液が滲み出る。

しかし、2分、5分、10分たっても、なかなかいけない。

興奮はしている、あともう少しでいけそうなのだが、

どうしても最後の壁を破ることができないのだ。

 

「先輩、きっと心のどこかでいっちゃいけないって思ってるんでしょ?」

 

こよりが僕の心を見透かしたように問い掛ける。

確かに僕は、4学年も下の後輩に女装させられ、写真まで撮られ、

オナニーを強要されている。

もしこのままいってしまったっら、もう僕は男ではなくなるような気がしていた。

僕の男としての最後のプライドが働いているのだろう。

 

「先輩、じゃあこよりが先輩のいっちゃいけない気持ちを壊しちゃいます」

 

こよりはそう言うと、栗毛の髪の先を少し束ねてつまみ、

自分の口でしゃぶって唾液でとがらせると、

それを僕のモノに近づけた。

 

「まさか・・・やめて、やめてくれ!」

 

つぷっ!!

 

「あうーーーーーーー!!!」

 

こよりは髪の先を僕の尿道へぷっさした!

痛みと快感に悲鳴を上げる僕。

さらにこよりは髪を深くさし込み、こねくり回す。

 

「あう、あ、あうーーーーー!!」

 

その凄まじい感覚に今までプライドに塞き止められ、

溜まり溜まった白いものが勢いよく飛び出す。

びくん、びくんっと僕のモノが大きく揺れる。

今までにない、「される」射精の快感・・・

 

「きゃ、出た!」

 

顔にかかった白いものをなめながら喜ぶこより。

髪を抜いてもなお、白いものは出続けている。

まださし込まれた刺激は残り、一向に萎える気配はない。

 

「先輩・・・まだ膨らんでます、これじゃ女の子になれませんよ、

こよりが小さくなるように手伝ってあげます」

 

こよりは激しい刺激のあとでもうろうとなっている僕の上にまだぎ、

腰を落として性器口を僕のモノの先につける。

射精した直後の僕のモノは、ぬるぬるしたこよりのあそこに敏感に反応する。

 

「こより・・・やめ・・・」

「先輩、女の子なんだからいっぱいあえいでくださいね」

 

腰を少し沈めるこより。

顔を少し歪めている。

 

「んあ!」

 

さらに深く沈めると、

僕のモノは狭くぬめった中に押し込まれ、何かを突き破った。

直後、こよりの太股に血が流れる。

こよりの中はきつく、僕のモノを最高の快楽で締めつける。

 

「こより、もうやめろ、もう・・・」

「く・・・先輩、女の子は『やめろ』じゃなくって『やめて』って言うんですよ」

「・・こ、こより・・やめて、お願い、もうやめて・・・」

「・・・・・だめです」

 

さらにずぶりずぶりと腰を下ろす。

僕のモノはみるみるうちに快感の沼へ吸い込まれる。

おしりを僕の太股につけるこより。一番奥まで埋まったようだ、

全て包み込まれ、僕の太股にもこよりの血が流れる。

 

「ぁん・い・・・いたい・・でも・・ぃぃ・・・・・」

「こより、もうわかったから抜いて、ね?抜いて・・・」

「先輩、好きです・・・愛してるんです・・・」

 

その告白とともに腰を動かすこより。

気持ちいい・・・とてつもなく気持ちがいい。

 

「あ・いたぃ・・でも気持ちぃぃ・・・ぃぃぃ・・・」

「こより・・こより、僕も・・・僕も気持ちいい・・・」

「先輩、もっと声あげて・・・女の子なんだからぁ・・・あ、あ、あああああ!!」

 

こよりの動きがだんだん大胆になっていき、声も大きくなる。

それにつられ、僕も大きなあえぎ声をあげていく。

 

「あう・こより・・・こより!気持ちいい!いい!!いいよおぉぉぉぉ・・・」

「先輩!先輩!!先輩!!!」

 

ぐちゃぐちゃと連結部から卑猥な音がし、

さまざまな液体が溢れ出る。

こよりのぬめぬめとした狭い淫口内の肉壁が、僕のモノに絡み、吸い込む。

 

「こより、僕もう出ちゃう!出ちゃうよ、だから抜いて!」

「ううん、いいの、大丈夫!こ、こより、し・・・初潮まだだから!!」

 

その言葉に鳥肌が立ち、同時に快感が津波のように襲い、

僕のモノは前に増して一気に膨らみ、

そして一気にこよりの中へ放出した。

 

「せんぱあああああああああああああああああい!!!!!」

「こよりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

 

どくどくと絞り出され、こよりの中へ放出を続けると、

こよりは快感に全身を震わせて僕の胸へ倒れ込んだ。

それを抱き受けると、僕の射精は緩やかになる。

互いに汗まみれで息をきらせながら、

僕とこよりはそのまま自然に深い深いキスをした。

 

太陽は地平線の下へ沈み、外は暗くなってきた。

こよりはまだ快楽の余韻で放心状態の僕の胸から離れると、

ちゅぽんっと僕のモノをこよりの性器から抜き、

ベッドから降りた。

 

パシャ、パシャ、パシャ

 

乱れたセーラー服姿で血や愛液、精液にまみれた僕の体を、

カメラで激写するこより。

 

「先輩、これから毎日、女の子の演技練習しましょうね、

もし断ったら、この写真を屋上からばらまいちゃうから」

「そ、そんな、こより・・・」

「えっと、お姉ちゃんの脚本通りなら、これで先輩はもう真性マゾになっちゃって、

こよりに女装されたり犯されたりするHしか感じない体になってるはずよ」

 

僕は気が遠くなった。

 

「ふふ、これでもう先輩はこよりのものだからね」

 

僕はこよりの姉脚本、こより演出の、

『後輩に女装させられ犯される、マゾにされた変態演劇部員』

という演劇に出演させられたのだった。

 

「そんな・・・誰か・・・助けて・・・」

「もう手遅れよ、さあ先輩、こよりの家で演技の続きをしましょう」

「た・・・すけ・・・て・・・だ・・れ・か・・・・・」

 

演劇は永遠に続くのであった。

 

終わり

 

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