雪菜ちゃんにしよう!僕はゆっくりと和室に入った。

 

僕「雪菜・・・ちゃん?」

雪菜「ん・・・」

 

畳の上で座布団を枕にして横になってる。

 

僕「お布団、敷こうか」

雪菜「ん・・・・・うん・・・はい・・・・です」

 

眼鏡したまま寝てる・・・

布団を敷いてあげると服のままモソモソと中に入った。

 

僕「・・・脱がなくていいの?」

雪菜「ん・・・ん・・・・・ん・・・」

 

ゴソゴソモソモソ・・・

 

雪菜「・・・・・はい」

 

布団の中からキャミソールを出した、

中で脱いだのか・・さらに靴下も出して・・・

布団の中では今は下着姿なんだろうな、眼鏡もやっと外した。

 

僕「じゃあ、僕は・・・」

雪菜「・・・・・」

 

出て行こうとしたら、

はしっ、と腕を掴まれた、

うるんだ瞳で僕をじーっと見つめている・・・

 

雪菜「・・・一緒に・・・寝て・・・くだ・・・・・さい・・・です」

僕「い・・・・今?」

 

コクン、とうなづく・・・

うーーーん、添い寝してあげてもいいけど、

でも、布団の中って下着姿だし、僕も服着てるし・・・

 

僕「あ、そうだ、浴衣がどっかにあったはず・・・」

 

ふるふる、と首を左右に振る・・・

仕方、ない、な、じゃ、じゃあ、ちょっとだけ・・・

 

僕「寝付くまでの、ちょっとだけだよ?」

雪菜「・・・・・・です」

 

ポッ、と顔を紅くした、かあいい。

 

僕「それじゃ・・・」

 

軽い添い寝だから服着たままでいいよな?

熱くなった頃合に出ていけば・・んしょ、と僕も布団の中に入る。

 

雪菜「・・・・・」

僕「わ!!」

 

中に入ったとたん、

すっぽりと僕の中に入り込んで、

きゅううっ、と抱きついてくる・・・

顔を僕の胸の中にうずめて、ぬくもりに浸ってる・・・

・・・早くも熱くなってきちゃったぞ!?でも、まだ入ったばっかりだし・・・

 

僕「その・・・あんまりくっつくと、苦しくない?」

雪菜「・・・・・」

 

・・・・・聞こえてないのか、返事をしたくないのか、

胸の中ですっかりトローンって感じになってる、腕の力も抜けちゃって・・・

でも、密着しちゃってるから、下着の感触がモロ伝わってくるんだよなー・・うぅ・・・

 

僕「・・・・・・あつい・・・」

雪菜「・・・・・」

 

思わずため息混じりに言っちゃった、

でも熱いものは熱いからしょうがない・・・

 

モソモソモソ・・・

カチャカチャカチャ・・・

 

僕「ちょちょちょちょ、ちょっ・・と!」

雪菜「・・・」

 

僕のズボンを脱がしてる!!

な、なにすんだろ・・・あわててガードする!

 

雪菜「・・・・・」

 

ゴソゴソゴソ・・・

 

僕「!!」

 

今度はシャツを脱がしにくる!

ぐいっ、と結構、強引だな、腕のガードを今度はシャツに・・・

 

カチャカチャ・・・

 

僕「!!!」

 

ズボンをガードするとシャツを、

シャツをガードするとズボンを脱がされる!

・・・・・なら両方ガードすればいいんだ、右手でズボン、左手でシャツ・・・

 

雪菜「・・・・・・・・」

 

ゴソゴソゴソ、カチャカチャカチャ!!

 

僕「わ!わわ!!わわわ」

 

するするとシャツとズボンを脱がされる!

片腕ずつだと防御が不十分だった・・・あ〜あ、

ズボンとシャツを取られちゃった、それを布団の外へ・・・

 

雪菜「お兄ちゃん・・・」

 

パンツ1枚になった僕の体へピッタリと密着!!

雪菜ちゃんもブラとパンツだけ・・・すべすべの肌の感触が、気持ちいいっ!!

 

雪菜「・・・・・」

僕「ね・・・ねむ・・・れる?」

雪菜「・・・・・・・・キス・・・して」

僕「・・・・・キス?」

雪菜「キスしてくれたら・・・ねむ・・・れる・・・です」

 

布団の中から目をうるませて僕を見上げてる・・・

 

僕「ででで、でも・・・となりに・・・雪沙、ちゃん、が・・・」

雪菜「・・・・・・」

 

ぐりぐりぐりっ

 

僕「あうっ!!」

 

やわらかぁい、すべすべの太ももが、

僕の股間に・・はああ・・・お、おっきくなってきちゃうっ!!

 

僕「だめだよ、そんなこと、し、ちゃ・・・」

雪菜「・・・・・ブラ・・外す・・・です」

僕「!!・・・キス・・・して、あげるからっ!!」

 

ずぼっ、と布団の中に潜り込む!

真っ暗・・・でも真っ暗だから、やれる・・・よな?

手探りで雪菜ちゃんの唇の位置を確認して・・・よーし・・・

 

僕「!!!??」

 

ちゅううっ!!

 

ふいに唇を奪われた!!

雪菜ちゃんの方からキス・・・

真っ暗な布団の中だから大胆なのか!?

 

んちゅ・・ちゅうっ・・・ちゅうううううっっっ

 

小さな舌が入ってきて、

僕の舌をしゃぶりつくしてる!!

ほわわ・・・唇も、上唇下唇交互に吸われて・・・

や、やば・・やばい、なんか・・・意識が落ちそう・・・はぁぁ・・・

 

ちゅっ・・・ぴちゅっ・・・むちゅっ・・・ちゅちゅちゅううっっ・・・・・

 

んんんんん・・・・・

 

さ、酸欠になってきた・・・

でも、雪菜ちゃんの唇が許してくれない・・・

こうなったら・・・こうなったら・・・・・えええええ〜〜〜〜いっ!!

 

バサッ!!!

 

雪菜「!!!」

 

まぶしいっ!!

掛け布団を一気に腕で払いのけた!!

 

僕「!!」

 

いまだ!!

 

・・・ちゅぽんっ!!

 

僕「・・〜〜〜ふううううう」

 

ようやく息が・・・

あんな布団の中じゃ、鼻だけの息じゃ我慢できないよ・・・

 

雪菜「・・・・・」

 

あ、ムッとしてる!

怒らせちゃったかな、なんかやばそう・・・

 

僕「ご、ごめん・・・」

雪菜「・・・・・」

僕「じゃあさ、今夜・・・一緒に・・・寝よう?」

雪菜「・・・・・・・・・・・・・・・・うん・・・です」

僕「よかった・・・」

 

・・・・・って良くないよ!

問題を先送りにしたうえ、悪化させたような気が・・・

 

僕「じゃ、戻ってるから・・・」

雪菜「・・・・・・うん」

 

掛け布団を直してあげて・・・

唇を指でなぞって余韻にひたってる雪菜ちゃん、

こんな小学生のキスでも、破壊力抜群なんだよなぁ・・・

 

僕「今夜・・・ね」

 

服を着て和室を出ると雪沙ちゃんがずっとアニメを見続けている。

 

ガチャッ

 

雪巳「ただいまー」

僕「おかえり、どうだった?」

雪巳「空中庭園、鳥がいっぱい飛んでたよー」

僕「どんな鳥?」

雪巳「トンビだってー・・・あー雪沙ー」

 

なんだ?と、雪沙ちゃんを見ると・・・

 

雪沙「んぐんぐんぐ・・・」

僕「何食べてるの?」

雪巳「おまんじゅー、全部食べちゃったのー?」

僕「あ!部屋に備え付けのお菓子、ごまだんご4つ、の空袋・・・」

雪沙「んいひひゃっひゃひょ〜?」

僕「しょうがないなぁ・・・お茶入れてあげるよ」

雪巳「私が入れるー・・あれー?雪菜はー?」

僕「疲れて寝ちゃってるよ、晩御飯の前には起こそう」

 

・・・雪菜ちゃん、気分良く寝てるかな〜・・・

興奮して眠れなかったりして・・・それより今夜・・・・・

一緒に寝るんだよなー、う〜〜〜〜〜ん・・・・・・どうしよう・・・

 

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