雪巳ちゃんにしよう!僕は後を追って部屋を出た。

 

僕「・・・あれ?雪巳ちゃん」

雪巳「へへへー」

僕「待ってた・・・の?」

雪巳「いこー♪」

僕「う、うん・・・」

 

ひょっとして僕、誘われてた・・・のか!?

 

僕「それで・・・どこ行くの?」

雪巳「どこがいいかなー・・・上いこうよー」

僕「8階だね、じゃあ階段の方が早いからこっち行こう」

 

登ると露天風呂への案内矢印が壁に貼ってある。

 

僕「お風呂は先に入っちゃまずいね」

雪巳「あっちはカラオケボックスがあるよー」

僕「後は中華レストラン・・・スカイラウンジ・・・宴会場もあるのか」

雪巳「外でよーよー」

僕「外っていうことは・・・屋上庭園ね」

 

外へ出るとデパートの屋上みたいな雰囲気だ、

いろんな花が植えてあって・・・何か看板があるぞ?

 

僕「・・・トンビに注意!だって」

雪巳「鳥いっぱいとんでるー」

僕「あれか・・・帽子とか持ってっちゃうんだろうな」

雪巳「花いっぱい咲いててきれいー」

僕「うん・・・虫もちょっと多いけどね、蚊に刺されないように注意しなくちゃ」

 

庭園の花もいいけど、

屋上からの景色もいいな、まわりが海で囲まれてて・・・

 

雪巳「あそこのあれ灯台だよねー」

僕「うん、あっちはテニスコートに・・・パターゴルフもある」

雪巳「教会もあるー、結婚式できるよー」

僕「向こうの方ではサッカーやってるね、少年サッカーかな?」

雪巳「・・・あそこー、9階があるよー」

 

9階???

雪巳ちゃんが指さした方向は、

屋上庭園の隅にある階段・・・それを上がった先に扉がある。

 

僕「なんだろね、9階って言ってもドア結構サビてるし」

雪巳「いってみよー」

僕「こらこら、勝手に入ったらまずいよ」

 

そんな忠告を無視して階段を上がっていく・・・

 

雪巳「ドア開くよー」

僕「怒られるって!あーあ、入っちゃった」

雪巳「わーすごーい」

 

凄いってなんだ?

声はすれども・・・何があったんだろう?

しょうがない、僕も行くか・・・階段を上がって中に入ると・・・

 

僕「わ、中も階段がいっぱい」

雪巳「こっちだよー」

僕「上?わかった・・・んしょ・・・」

 

螺旋になってる階段を上がっていくと・・・

 

僕「・・・また屋上へ出た」

雪巳「これー」

僕「わ!ばかでかい貯水タンク」

 

9階っていうより貯水タンクの足場だったのか。

 

雪巳「ここからの景色もすごいよー」

僕「うん・・・海が見渡せるね」

雪巳「鳥の巣もあるよー」

僕「ほんとだ、卵がある、これは・・・」

雪巳「鳥がとんできたー」

 

トンビだ!

 

僕「わ、怒ってるっぽい!早く戻ろう!」

雪巳「まってー」

僕「こっちきた!つっつかれる!」

 

慌てて階段を降りる!

雪巳ちゃん、僕を追い越してっちゃった、

逃げるのも早いな・・・さて、そろそろ部屋へ戻ろうか・・・

 

ガチャッ

 

僕「え?ガチャッ、って・・・?」

雪巳「鍵しめたよー」

僕「ななななな、なんでー!?」

 

屋上庭園に戻れないじゃん!?

 

雪巳「お兄ちゃーん♪」

僕「うわ!そんなにくっつかないで!暑いし・・」

 

それに、おお、おっぱいがあ!!

 

雪巳「しーーっ!だれかきたよー」

僕「ええっ!?」

 

しゃがみこんでじっとする!

・・・・・何も聞こえてこないぞ!?

 

雪巳「・・・おにぃちゃーん、耳かしてー」

僕「う、うん・・・」

 

僕の耳に両手を内緒話の形であててきて・・・

何を話すんだろう?と思って耳を澄ました瞬間・・・!!

 

ふううぅぅ〜〜〜〜〜っっ♪

 

僕「ひゃああっ!?」

 

ビクビクビクビクッ!!!

 

雪巳「涼しくなったー?」

僕「な、なにすんだよ!こらっ!!」

雪巳「お兄ちゃん、耳まで真っ赤♪」

 

感じちゃったじゃないかっ!

う・・・ズボンの股間が一瞬にしてパンパンだ、

そして雪巳ちゃんの目はあざとくそれを凝視している・・・!!

 

僕「ちょ、ちょっと・・・」

雪巳「ふふふーーー」

 

腰がぺたん、と階段に落ちる!

雪巳ちゃんが股間からなめるように僕の顔を見て、

そのまま顔を近づけ、両腕を僕の座る階段の両脇に置いて・・・!!

 

ちゅうっ・・・ちゅ・・れろっ・・・

 

唇を重ね、舌が割って入ってきた!

すでに股間を膨らませている僕は、逆らえずなすがまま・・・

執拗なキスに唇が震え、ヨダレがたれてくる・・・ふわわぁぁ・・・・

 

れろれろれろ・・・もごもごもご・・・・・ぢゅ・・・ごくっ・・・

 

互いに絡み合う舌、

混ざり合った唾液を飲み込む・・・

甘い・・・やわらかい・・・とろけるキス・・・

夢のようなネズミーシーのホテルの夜を思い出す・・・

って、それじゃあこのまま食われちゃうじゃないか!逃げなきゃ・・・

 

僕「ん・・・ん・・・んんん・・・・・」

雪巳「!!!・・・・・・・・」

 

負けずにこっちも舌を絡めて・・・

大人の男をなめるなよー!って経験あんまないけど・・・

というか経験ってこの子たちにされた事くらいだよな、あとは雪香・・・

 

僕「・・・・・・・」

雪巳「・・・・・・・・・・・・・・」

 

ぢゅるぢゅる・・・ぢゅうっっ・・・ちゅぱっちゅばっ・・・・・ちゅぽんっ!!

 

僕「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

雪巳「んー・・・お兄ちゃん、キスじょうずー」

 

・・・された事、やり返しただけなんだけどな・・・

さて、逃げなきゃ・・・でも長い濃厚なキスで腰がくだけてる・・・

 

ジーーーー・・・

 

僕「!!!」

雪巳「えへへー」

 

ズボンのチャックが下ろされ、

トランクスの小窓からピンピンのペニスが飛び出す!

 

雪巳「これ私のだからねー」

僕「お、おい!・・・ぁうっ!!」

 

れろっ、とひとしゃくりし、

躊躇無く、ぱくっ、と口にくわえた!!

 

雪巳「んーふーふー♪」

 

もごもご・・れろれろ・・・

 

僕「ぁぁぅ・・・」

 

半分くらい口の中に入れ、

唇でしっかり挟んで中のペニスを舌でもてあそぶ!

舌の先がカリをつっつき、巧みにレロレロと舐めて・・・

 

僕「ぅぁ・・・」

 

逆らえず背をそらす!

すると今度は唇をスライドさせ、

亀頭だけを咥えて、歯を立ててカリにひっかける!!

 

雪巳「んー、ふほひひひー?」

僕「き・・気持ちいいっ!!」

 

カリカリカリカリッ!!

 

僕「!!!」

 

歯をカリカリさせて膨らんだ亀頭のカリをさらに責める!!

すんごい刺激!こんなテク、どこで・・・で、でる!でちゃううううう!!

 

雪巳「・・・・・んはぁっ!どうだったー?」

僕「う・・・や、やめちゃう・・・の?」

雪巳「だってー、ここで出されちゃったらお水飲めないから喉流せないもーん」

 

・・・・・ほっとしたような、切ないような・・・

いや、切ないどころか寸止めのペニスが我慢できないって!

 

雪巳「これー、どうしよっかー」

僕「どうするもなにも・・・えっと・・・」

雪巳「夜まで我慢できるー?お布団で続きやろー」

僕「夜って、だって雪菜ちゃん雪沙ちゃんが・・・」

雪巳「一緒に寝てくれたら、続きしようよー」

 

そういって僕の手を取り、

人差し指を咥え、艶めかしく舌を絡めながら、

手を持ったまま前後にピストン運動させる・・・

僕は人差し指がペニスになったような感覚に陥り、

これが、このしゃぶられているのが本当にペニスだったら、と思うと・・・

 

僕「あ・・ぁ・・ああ・・・」

 

指を口から離すと唾液がいやらしく糸を引く、

勃起しっぱなしのペニスがビクンビクンと疼き、

僕はもう、すっかり雪巳ちゃんの唇、そして舌の虜になっていた。

 

雪巳「今夜・・・ねー♪」

僕「う・・・うん・・・今夜・・・今夜」

雪巳「じゃあ、いこー」

 

ペニスを無理矢理しまって・・いつつ・・・

ズボンがすごく膨らんだまま・・でも夜までの辛抱だ・・・

僕はべったりくっついた雪巳ちゃんと一緒に貯水塔を出た。

 

僕「うぅ・・・歩きにくい・・・」

 

 

 

 

 

ガチャ

 

僕「ただいま・・・」

雪巳「ただいまー」

雪沙「おかえりぃ〜、なにかあったのぉ〜?」

僕「う、うん、まあ・・・」

雪巳「屋上庭園見てきたよー、鳥いっぱいいたー」

 

喉がかわいた・・・ん?テーブルの上にお茶のパックが・・・

4人分、小さなお盆に乗っている、あと細かい食べカスが・・・

なんだ?これは・・・カステラ?ごまのつぶもある・・・ひょっとして・・・?

小さな屑籠を覗くと・・・あった!お菓子の袋!小さいおまんじゅうの・・・4つある!

さては、よくある「部屋備え付けのお菓子」を雪沙ちゃん、1人で全部食べちゃったな!?

 

僕「雪沙ちゃん、ごまだんごおいしかった?」

雪沙「うん〜♪・・・え〜なんでしってるのぉ〜?」

僕「まったく、1人で全部食べて・・・罰として今夜は一緒に寝てあげない!」

雪沙「え〜〜〜〜〜」

雪巳「自業自得だよー」

 

ゴソゴソと雪菜ちゃんが和室から出てきた。

 

雪菜「どうしたの・・・ですか」

雪巳「雪菜ー、今夜雪沙のおもりおねがいねー」

雪沙「ゆきさちっちゃいこぢゃないも〜ん」

僕「ははは・・・雪菜ちゃん、おねがいね」

雪菜「はい・・・です」

 

・・・これで今夜、雪巳ちゃんと寝る手筈が整っちゃった。

 

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