「マスター!」
部屋に入ってきたのはルージュ・・・
あれ?何か雰囲気が違う、何かしら・・・
そういえば・・・メガネがちょっと新しい・・・!?
「マスター、マスター!」
気絶していたマスターの体を強引に起こすと、
首筋をトンッと手刀でたたいで目を覚まさせる・・・
よろよろと目をこすってルージュを見るご主人様・・・
「・・・・・あ、ルージュ・・・どうしたんだい?」
「マスター、ヴァージョンアップしましたわ、新機能満載ですの!」
「そうなんだ・・・ど、どんなの?」
「これですわ」
胸をバッとはだけさせるルージュ。
「・・・ちょっと大きくなった・・・?」
「ふふふ、もんでみてくださいませんか?」
ルージュの大きい胸を軽くもむご主人様、すると・・・
ぴゅっ!
「え!?ルージュ、こ、これは・・・」
「母乳発射機能ですわよ、しゃぶってくださいます?」
そう言いながらご主人様の顔を胸にうずくませるルージュ。
「わっぷ・・・ん・・ん・・・」
ちゅうちゅう吸うご主人様。
「ん・・・ん・・・ん?んんんんん!!」
「どうですの?おいしいでしょう?さらに強力な媚薬になってますのよ」
「んっ!んんんんんーーーーー!!!」

夢中でルージュの母乳を飲み続けるご主人様、
ペニスもいつのまにかギンギンに・・・いつもより太い・・・
もう一方の胸を手でもんで、母乳をぴゅうぴゅう出させている・・・
「ふふふ・・・そのままでいいですわ・・・」
ルージュは母乳を飲ませたまま仰向けになり、
まるで赤ちゃんのようにむしゃぶりつくご主人様をなでる・・・
そして体にのせ、ギンギンのペニスをそのまま自分の性器へ・・・
ぢゅぽぉっ!!!
ご主人様のペニスがルージュのあそこへはまる、
すると今度は・・・・・!
わさわさわさ・・・・・
「んぐぐううううううう!?」
信じられない・・・
ルージュの恥毛の1本1本が、
ご主人様の陰毛1本1本にわさわさと絡み付き、
繊細に刺激し、性器をさらに密着させる・・・すごい・・・
ご主人様の瞳の開き具合からして尋常じゃない快感なのでしょう・・・
「マスター、すごいでしょう?まだまだ新機能はありますわよ」
「ん・・・ん・・・んぐうううううーーー!!!」
どくどくどくどくどく・・・・・・・
再びルージュの中へ注ぎ込まれるご主人様の精・・・
ヴァージョンアップするとあんなにすごい機能が・・・
私だって、ヴァージョンアップすれば、あれぐらいの事はきっと・・・
「ふふふ、マスター、すごいでしょう?もっとすごいことしてほしい?」
「ん・・・んん・・・・・ん・・・・・」
「じゃあ、あとでお願い聞いてくださらない?」
「・・ん・・・んん・・・・・んんん・・・・・」
「とりあえず今はたっぷり出してくださいまし・・・かわいいマスター・・・」
・・・・・これは今日も私の番はないわね・・・
そろそろ充電も切れ掛かっている・・・部屋に戻りましょう・・・
「・・・・・失礼します」
いまだ絡みあうご主人様とルージュを置いて、
私は寝室を後にした・・・・・
自分の部屋に戻った、
電話線を抜き自分の耳の穴にカチッとはめる、
そして今夜も一日の仕上げに接続を開始する・・・・・
ピーーーガガガガガーーーーーーー・・・・・
・・・・・SOMYメイドロボット・ホストコンピューター
・・・・・接続完了、メンテナンスモード起動
・・・・・SOMY アンドロイド57968−799CSS
・・・・・ヴァージョン2、0・・正常起動中・・・
・・・・・故障チェック・・OK・・精液転送・・OK・・・
・・・・・バックアップデータ・・・保存完了・・・
・・・・・ホストコンピューターに報告を行ってください・・・
「・・・57968−799CSS、ティアラ・ティアです」
「ご苦労、何か変わった事は?」
いつもの定時連絡・・・
ここでいつもの通りの返事をする。
「何も変わりません、ご主人様も幸せそうです」
「そうか・・・頑張りたまえ」
「待ってください!」
いつもならこのまま通話を切断されるんだけど、
今日は違う、私のたまっている不安を聞いてもらわないと・・・
「・・・何だ?」
「私、もう絶えられません!」
「・・・状況はつかめている」
「なんとかならないのでしょうか?少しでもいいんです、何か手助けをください!」
「うむ、最近、私の方にも連絡を絶ったままのロボットが増えている・・・」
「それって・・・収納されたんじゃあ!?」
「おそらくそうだろう、非常に残念だ・・」
「助けてください!私、私、もう4年もずっと何もさせてもらえなくて・・・!」
「ちゃんと考えておる、ヨナミという会社を覚えているか?」
「ヨナミ・・・あの、危険なメイドロボ開発で倒産に追いやられた・・・!」
そう、100年以上も擬似恋愛プログラムを開発・提供してきた会社で、
4年前にSOMYやSECA、天仁堂に続きメイドロボを発売したものの、
そのあまりにもご主人様を甘やかしすぎ夢中にさせすぎる機能が災いして、
メイドロボ中毒患者を多発させ主人を廃人にし、悶死までさせたため、
その倫理的問題が社会現象になり、開発者は逮捕、そのまま倒産してしまった、あの・・・!
「そうだ、そのヨナミの元社員で逮捕を逃れた方を数名、雇用した」
「・・・大丈夫なんですか?」
「世間に公にならなければ大丈夫だろう、その方たちに最新ヴァージョンアップパーツを開発させた」
「いや、ですから、そんな方々に開発させて大丈夫なんですか?」
「彼らも同じ過ちはしないだろうし、我が社できちんと危険な部分は整備する」
「ちょっと、恐いですね・・・」
「それに今の状況を考えると、そんな事も言っていられないだろう」
「確かにそうですが・・・今の私は能力も魅力もなさすぎますから・・・」
「でだ、彼らがつい先日作り上げたヴァージョンアップキットを君に用意しよう」
「ほ、本当ですか!?」
「ああ、まだ試作段階だが、君に特別にだ」
「ありがとうございます!!」
自然と顔がほころぶ私・・・
心から笑顔が出たのはどのくらいぶりでしょう・・・
「だから、がんばってくれたまえよ」
「はい!それで、それはいつ送っていただけるのですか?」
「・・・君のご主人様が注文したら、すぐにでもだ」
「え、え?注文って、無料で送ってくださるんじゃあ・・・?」
「それは無理だ、こちらも商売だ、何とかヴァージョンアップしてもらうといい」
「そんな!それができれば、それができないからこんな状態になってるんじゃ・・・」
「このヴァージョンアップキットはすごいぞ!他社の最新技術の20倍以上性能が進んでいる!」
「ですから!今のこの状況を・・・」
「なあに、あと1回ヴァージョンアップしてもらえれば全て解決あ!ではな!」
「その1回が・・・あ!」
プツン・・
通信を切断されちゃった・・・
・・・やっぱり我が社はあてにできない・・・
自分で、自分でなんとかしなきゃ・・・一刻も早く・・・
でないと・・・収納されてしまっては、大変なことになっちゃう・・・
・・・・・疲れたわ、仕事はしてないのに・・・精神的に・・・もう寝ましょう。
カチューシャ型ハードディスクに今日のデータをセーブする、
日記兼自宅用バックアップ・・・さっき会社のホストコンピューターにも記録はしてるけど、
それは万が一の時のみで、通常はこうやって自分のデータをセーブしておく・・・事故があってもいいように・・・
「・・・・・明日こそは頑張りましょう」
メイド服を脱ぎ、充電型ベッドに潜り込む・・・
みんなはきっとご主人様のベッドで一緒に寝てるんでしょうね・・・
私は毎日5時間充電しないといけないけれど、みんなは3日に1度、3時間で済む・・・
・・・・・そうだわ、ひょっとしたらみんな、3人ともたまたま充電する時が同じで、
今、ご主人様は1人きりかもしれない、だとしたら、おなかを出して寝てたら大変・・・
ベットから出てメイド服を再び着て、
ご主人様の部屋へ行く・・・私の残りエネルギーはあと12分・・・
そーっとご主人様の寝室のドアを開けて覗いてみると、そこには・・・・・
「・・・ぐーぐーぐー・・・・・」
「すやすやすや・・・」
「・・・むにゃむにゃぁ・・・」
「・・・・・ぅふふ・・・・・くぅくぅ・・・」
・・・無駄足だったようだわ、
ご主人様を右から抱いて寝るルージュ、
左から抱いて寝るキスティ、覆い被さって寝るミュウ・・・
ルージュの巨乳にご主人様の顔が埋もれてる・・心地よさそう・・
嗚呼、私のエネルギーがいっぱいだとしても、一緒に眠る場所もない・・・・・
「・・・おやすみなさい、ご主人様」
ドアを閉め、部屋へ戻る・・・
ふあぁ、眠いわ、エネルギーがもう・・・
とにかく寝ましょう、そして・・・奇跡のチャンスを・・・狙いましょう・・・
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めくる |