あああ・・・ついに収納されてしまった・・・

叫び声もだんだん出せなく、小さくなってきた・・・ 

体の感覚も・・・膣で暴れる壊れた掃除ロボの感覚も・・・ 

視界も・・・ぼやけて・・・もう・・・目が・・・閉じて・・・はああ・・・

機能が・・・停止していく・・・収納命令が出て・・箱に仕舞われると・・・自動的にぃ・・・

 

・・・・・ 

・・・ピッ・・・・・ 

ピッピッ 

SOMY アンドロイド57968−799CSS

ピッピッピッ 

メイドロボ ティアラ

ピッ・・・ピッ 

愛称「ティア」休眠モードに入りました・・・・・

 

ああ・・・ 

あああ・・・ 

あああああ・・・・・!!! 

 

つに、とうとう、この時が来てしまった・・・ 

こうなると私の残りエネルギーは、最低限の生命維持にまわされる、 

この先、充電されない事を想定し、300年はもつ「生かされる」ための予備電源に・・

ご主人様が平均寿命の90歳まで生きるとして、あと71年もの間、 

何も動けず、見ることも聞くことも感じることもできないまま、暗闇に閉ざされ続ける・・・

 

地獄・・・ここは地獄・・・ 

ご主人様をちゃんとお世話できなかった罪なのね・・・ 

この先、71年間、どうしましょう、私、私・・・う、ううっ、ううううう・・・・・

 

 

 

私はまだエネルギーの余力があるうちに、

回路に残ったVTRを再生する、まずはご主人様と最初にお会いした時の事を・・・

そう、私を買っていただいたご主人様が、私を箱から出して設定をし終えた瞬間から・・・!!

 

 

 

 

 

「はじめまして!ご主人様、ティアという名前をありがとうございます!」 

「う、うん・・・はじめまして」 

「これから末永くよろしくお願いしますね」 

「・・・ほんとによくできてるなあ」 

「はい、見た目や感触、重さは全て普通の人間と遜色無く出来ています」 

 

照れくさそうなご主人様・・・ 

可愛い・・・発注データによるとまだ14歳・・・ 

 

「まずは何をしましょうか?」 

「う、うん、その・・・さわらせて」 

「いいですよ・・・でも、やさしくさわってくださいね・・・」 

「・・・・・本当だ、人間と一緒・・・」 

「うふ、夜にはもっと詳しい所も見せてさしあげますね」 

 

ごくん、と唾を飲むご主人様・・・ 

赤くなって、ますます可愛いわ・・・ 

 

「じゃ、じゃあ、そろそろ働いて、ください・・・」 

「まあ、くださいだなんて、命令でいいんですよ」 

「う・・・は、はたらけ」 

「はい!まずは何をしましょう」 

「・・・うーん・・・」 

「では片っ端からやらせていただいてかまいませんか?」 

「そ、そうしてください・・・そ、そうしろ」 

「うふふ、無理に命令形でなくてもいいですよ」 

 

 

 

あの頃のご主人様、本当にかわいかった・・・ 

今でもかわいいんだけど、やっぱりまだ14歳だったから・・・ 

その日の夜も、すごく可愛かったわね・・・・・ 

 

 

 

「ティア、その、僕、どうすれば・・・」 

 

ベットで赤らむご主人様。 

 

「いいんです、楽にして全て私にお任せくだされば」 

「・・・・・うん、でも・・・」 

「これから教えてさしあげますから・・・力を抜いて感じてくださればいいんです」

 

力を抜くご主人様、 

そのパンツの中に手を入れる私・・・ 

 

「ああっ!ティア・・・」 

「ご主人様、人にされるのって、すごく感じるでしょう?」 

「はああ!そんなに、し、しごかれたら・・・あああっっ!!」 

 

ぴゅっ・・・ 

 

「もう出ちゃったのね・・・ご主人様・・・ぺろっ」 

「き、きたないよ・・・」 

「ご主人様のですもの、きたなくなんてありません」 

 

今度はご主人様の全身を愛撫する・・・

 

「はああ!ティア、き、気持ち・・・いいよおお・・・」 

「どうです?夢心地でしょう?ゾクゾクと気持ちいいでしょう?」 

「すごいよ・・・ティア・・・いい、いいよおお・・・」 

 

ぴゅっ、ぴゅっと小刻みに射精するご主人様、 

軽い愛撫だけなのに・・・すごく心地よさそう・・・ 

 

「ご主人様、見て・・・」 

「わあ・・・こうなってるんだ・・・」 

「そうですわ、人間と同じ、女性はこうなってるんです」 

「ここに・・・入れるの?」 

「はい、ではいよいよ、入れますよ・・・」 

 

おびえるご主人様。 

 

「な、なんか、こ、恐いよ・・・」 

「安心してください、とーっても気持ちいいんですからぁ・・・」 

 

ご主人様の勃起したペニスを誘導する・・・ 

 

「はああ!ティア、ティアぁぁ・・・」 

「ご主人様、息を吐いて・・・力を抜いて・・・」 

 

ぢゅぼっっ!! 

 

「あああああ!!」 

 

失敗しないために一気に腰を下ろした私、 

するとその瞬間、ご主人様のペニスから一気に・・・! 

 

ぴゅぅーーー・・どくどくどく・・・・・ 

 

「ひいいいいい!!」 

「ご主人様、いいっ!いいですっ!!」 

 

あまりに初めての快感に体を反らすご主人様、 

よすぎたみたい・・・射精が止まらない・・・・・ 

私の中が・・・新品の私の中がご主人様で染まっていく・・・いくううう!!!

 

「ティア、すごいよお、すごい・・・こんなに気持ちいいんだあ・・・」 

「はい、でもこれからですわ、毎晩、もっともっと教えてあげますから」 

「好き・・・ティア、好き・・・好き・・・」 

「私もです、ご主人様」 

「ティア・・・ティア・・・・・ぐぅ・・・・・ZZZ・・・」 

 

・・・寝ちゃった。

 

 

 

あの頃のご主人様はういういしくって・・・ 

本当に幸せだったわ、あの時が一番幸せだったかも・・・ 

あの時か、もしくは、はじめて知らせが届いたとき・・・・・ 

 

 

 

「ティア!ティア!」 

「どうしたんですか?ご主人様」 

「今、メールで・・・僕の精液から子供が産まれたって!」 

「本当ですか!?それは嬉しいですわ!」 

「うん!ティアのおかげだよ、ありがとう!」 

 

本当に心から喜ぶご主人様・・・ 

私もメイドロボとして、最高に嬉しい・・・ 

 

「では今夜はごちそうですわね」 

「うん!お金が入ったらヴァージョンアップしてあげるからね」 

「ありがとうございます!!」 

 

 

 

・・・・・ 

 

 

 

「ご主人様!届きましたわ!ヴァージョンアップキットが!」

「本当?嬉しいよ!しかも僕の誕生日に!」 

「はい、ご主人様の15歳の記念と、私のヴァージョンアップの記念・・・!」

「本当、SOMYもわざと計算して送ってくれたのかなあ?」 

「そうかもしれませんわね、では、つけてもいいでしょうか?」 

「もちろんだよ!早くつけてつけて!」 

「ちょっと待ってくださいね・・・ん・・・よしっ・・・と」 

 

ウィーーン・・・ガーガーガー・・・ 

ピッ・・・ピピッ・・・ピピピピピッッ・・・・・ 

 

「・・・・・どうかなあ・・・ティア、どう?」 

「す、すごい・・・素晴らしいわ!なんてすごいんでしょう!」 

「そ、そんなに?」 

「はい!処理能力といい、新しい機能といい・・・素晴らしすぎます!」 

「よかった、ティアも喜んでくれて・・・嬉しいよ」 

「ご主人様・・・ティアは、ティアは幸せ者です・・・」 

「うん、じゃあ今夜も子供を作って・・・もっとヴァージョンアップしようよ」 

「はいっ!!!」 

 

 

 

あの時の幸せ、今でも忘れていない・・・ 

メモリーの一番大切な所へしまっているの・・・ 

でも、この後、なかなか子供ができなくって・・・ 

それでもご主人様は幸せそうだった、だから私も、いつかできる、 

きっとできると思って・・・後から考えればそれが油断というか、甘かった・・・

 

 

 

「ティア、話があるんだけど、いいかな」 

「はい、何でしょう?」 

「実は・・・メイドロボをもう1台買おうと思ってるんだけど・・・」 

「まあ、そうなんですか?」 

「うん、ティアひとりで大変だろうし、もっと一緒に、すぐそばにいて欲しいから・・・」

「・・・そうですね、お仕事が分担できれば、必ずご主人様のとなりに1人はいられますものね」

「そうなんだけど・・・ティア、買ってもいいかな?」 

「もちろん、大歓迎です」 

「そう・・・わかった、申し込むよ」 

「それでどんなメイドロボを買うんですか?」 

「これなんだけど・・・SECAがメイドロボ出すんだって、大人の女性タイプ」 

「クリス・・・ですか、落ち着いた、やさしそうな方ですね」 

「うん、教育係としての機能が高いらしいから、勉強を教えてもらうのにいいかなって」 

「そうですね・・・私じゃ甘いかもしれませんね」 

「ティ、ティアの教え方もじゅうぶんだよ、でも、その・・・大人の女性っていう方が雰囲気あるから・・・」

「ふふ、わかっていますわ」 

 

 

 

今、考えるとご主人様はあのとき、 

私に嫉妬してほしかったのかもしれない、 

少しはとまどった方がよかったのかも・・・ 

それかもうしばらく、私一人でもじゅうぶんだと思っていただけていれば・・・

・・・そしてやってきたSECAのメイドロボ・クリス、ご主人様は「ルージュ」と名づけた・・・

 

 

 

「はじめてお目にかかりますわ、マスター!・・・ルージュ、いい名前をいただいて嬉しく思いますわ」

「うん、よろしく!こっちがルージュの先輩のティアだよ」 

「ルージュさん、はじめまして、ティアです、よろしくね」 

「はい、いたらない所がありましたらどんどん叱ってくださいませ」 

「そんな、叱るだなんて・・・」 

「ではマスター、まずは家の中を拝見させていただいてよろしいでしょうか?」 

「うん、ティア、案内してあげて」 

「はい!」 

「いえ、結構ですわ、ティアさんはマスターについていてくださいな、私はそのために来たのですから」

 

部屋を出ていくルージュ・・・ 

 

「へー、すごいなあ、ちゃんとわかってるんだ」 

「たのもしいですわね、仲良くやっていけそう・・・」 

 

 

 

そう思ったのははじめの数日だけだったわ・・・ 

 

 

 

「いたい、いたいいたい!」 

「マスター!許しませんわよ!」 

 

ペシ!ペシ!ペシ!

 

「ちょ、ちょっとルージュ、何やってるの?」 

「何って、マスターのおしりをペンペンしてるとこですわ!えい!」 

 

ペシッ!! 

 

「いたあーーい!」 

「赤くなってるじゃないの!やめなさい!」 

「だってマスター、お食事勝手につまみ食いしたんですのよ」 

「そんな・・・ご主人様もう15歳なんですから、幼児じゃないんですから!」 

「幼児でしたらもっと手加減してますわ!この歳になってですもの、なおさら許せませんわ!」 

 

ペシッ!ペシッ! 

 

「た、助けて・・・」 

「ルージュ!つまみ食いぐらい口で注意するべきですわ、やりすぎです!放しなさい!」

「・・・・・わかりましたわ、ティアさんがそうおっしゃるなら・・・でも、甘やかしすぎはいけないと思いますの」

「ご主人様、大丈夫ですか?おしり・・・」 

「ひ、ひりひりする・・・・・」 

 

 

その夜・・・ 

 

 

「マスター、すねてらっしゃるのですか?」 

「フン!ティア、一緒に寝よ!」 

「それが、そろそろバッテリーが・・・」 

「えー?夜更かししすぎちゃったかなあ・・・」 

「うふふふ、マスター・・・機嫌を直してくださいませ・・・」 

 

すすす・・・ 

 

「あ、そ、そこはっ・・・!」 

 

ご主人様の胸に手を入れるルージュ・・・ 

 

「お・と・な・の・女をたーっぷり味あわせてさしあげますわ・・・」 

 

すすすすす・・・・・ 

 

「はあああああ!!」 

 

もう片方の手がご主人様のパンツの中に・・・ 

 

「私の指でとろけてくださいませ・・・さあ・・・」 

「ああ・・・あ・・・あああああ・・・・・あああああああ!!」

「・・・ご主人様、私はこれで・・・もう、バッテリーが切れそうで・・・では・・・・・」

「はあっ、そ、そんなとこ・・・そんな・・・指がああ!!」 

「ふふふ、力が抜けていくでしょう?このまま・・・ふふふふふ・・・・・」 

 

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