ティックルキラー便乗犯〜第8話〜死への旅路


 

ぬとーーーっと浴びせられた液体、 

これがまたなんとも気持ちいい!! 

俺はあっという間に仰向けになって2人のなすがままになっていた・・・ 

 

「皮膚全部にくまなく塗ってあげるわ」 

「はああ・・・ぁぁぁ・・・・・」 

「今は気持ちいいでしょうけど、薬が染み込んでくると・・・」 

「ひゃっ、もっと、もっとおお・・・」 

「坊や、この小さい筆で耳の穴と爪の間、尿道にも塗るのよ」 

 

もっと、もっともっと塗ってえええ・・・ 

あ、大きな浣腸で、お尻の穴の中にもお! 

まだ残ってる少年の精液とまじって・・・気持ちいいいいい!!! 

ああ、カリや尿道の中にまで、筆で薬を・・・いい!いいよおお・・・ 

乳首も!乳首も念入りにい!・・・お、俺、どうなってるんだああ・・・!? 

 

「これで頭の先から足の先まで全部塗ったわね、坊や、足持って」 

「・・・・・はい」 

 

持ち上げられてる・・・体が・・・ 

そして・・・棺の中へ・・・あああああ・・・ 

塗られた薬がよすぎて・・・夢心地だああ・・・・・ 

 

「バンザイの格好で入れるのよ・・・そう、そう・・・」 

 

う・・・うう・・・体が・・・ムズムズしてきた・・こ・・・これは・・・!? 

 

「で、これを上からかぶせて・・・」 

 

蓋だ・・・顔の部分だけ透明で空気穴があって、 

あとはあのくすぐったそうな綿のブラシがびっしりと・・・ 

か、かぶせられたあ・・・閉じ込められたああ・・・ 

 

「しっかり止めて・・・と、これであとは・・・ふふ、どうかしら?」 

 

上から覗き込む優美子と少年・・・ 

 

「アナタには最後のチャンスをあげるわ、これからアナタを家に返してあげる、 

もちろんこのままね、いえ、厳密にはもう1つ大きな蓋をして・・・ 

その蓋はこのくすぐりマシンのスイッチに連結してて、もしうっかり開けたら最後、 

一斉に棺の内側のブラシがアナタをくすぐるわ、ただでさえ死ぬほどくすぐったいのに、 

アナタの全身には感覚が何十倍にも感じる薬を塗ったから・・・まあ1時間で発狂、 

2時間で悶絶死するでしょうね、この棺は1度閉じ込めたら、

最低でも5時間かけないと開かないようにしてあるから・・・

この賭けは、もしアナタの奥さんがすぐに蓋を開けたらアナタの負け、くすぐり死によ、 

もしアナタの奥さんが感づいて蓋を開けずに警察なりを呼べばアナタの勝ちよ、 

ヒントとして棺には『ティックルキラーより』って書いておくから・・・ 

アナタが死ねば犯人はティックルキラーってことになるでしょうし、 

アナタが生き延びてもその頃、私は坊やと外国に出てて、どっちにしろ幸せに暮らすわ、 

さあ、どうなるかしらね・・・窓をつけておいたのは最後のなさけよ、奥さんの顔が見られるように。

もっとも、奥さんもアナタのくすぐり快感に悶え死ぬ最期の表情が見られるものね、ふふふ・・・ 

・・・・・じゃあ、さようなら」 

 

ガコン、とさらに大きな蓋がされ、 

カチッ、とちいさな音が聞こえた・・・ 

棺の中は真っ暗になった・・・・・ 

 

・・・小さな声だが外が聞こえる・・・・・ 

 

「・・・坊や、そっち持って・・・行くわよ」 

 

棺が動かされる・・・ 

塗られた薬の快感が抜けてきた・・・ 

かわりに意識がはっきりしてきたと同時に、皮膚が過敏に・・・!! 

 

「ひゃっ!!」 

 

ちょっと内側のブラシにあたるだけでくすぐったいい!! 

ようやく自分の立場を理解できた!助けてくれ!死にたくないい! 

出してくれ、俺が悪かった!頼むから!出して!出して!ひゃあ!くすぐったいいいいい!!! 

もどる めくる