ティックルキラー便乗犯〜第1話〜昔の恋人


 

「ここは・・・どこだ?」 

 

薄暗いひんやりとした部屋・・・ 

俺は柱に縄でくくりつけられている・・・ 

柱・・・じゃない、これは立てられた十字架!? 

そこに両腕を広げられてキリストのように貼り付けられている・・・ 

しかも素っ裸で・・・いったい、誰がこんな事を!? 

 

「お目覚めのようね」 

 

闇に浮かぶ真っ黒な服・・・長く黒い髪、スカート・・・

 

「お、お前は・・・優美子!!」 

「お久しぶりね・・・3年ぶりかしら?」 

「おい、離せ!何を考えているんだ!!」 

「何を考えてる、ですって?それはこっちのセリフよ、 

捨てた女に結婚式の招待状を出すなんて」

 

そう、俺は先月、同僚の琴美と結婚したばかりだ、 

新婚ホヤホヤで今日も早く帰ろうと思ったのに、 

帰り道に急に誰かに口を押さえられて・・・

薬品の匂いがして、そのまま・・・ 

 

「優美子、俺はお前にも祝ってもらいたくて・・・」 

「よく言うわね、私をボロボロに捨てておいて」 

「だから、お前にはちゃんと説明しただろ!性の不一致だって!」 

 

そうだ、3年前まで俺はこの長身の女性・優美子とつきあっていた、 

よく気のつく美人で申し分の無い恋人だったはずなのだが・・・ 

いざ抱いてみるととんでもない性癖を持っていた、 

それが耐えられなくなって逃げ出したのだ、 

 

その性癖とは・・・ 

 

「さ、久しぶりに楽しませてもらおうかしら」 

「や、やめてくれ!それだけは・・・それだけはあああ!!!」 

「こちょこちょこちょこちょこちょ・・・」 

「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあ!」 

「こーちょこちょこちょこちょ・・・・・」 

 

そう、このくすぐり攻撃だ!! 

 

「ほら、思い出した?私のくすぐり・・・気持ちいいでしょ」 

「やめ!やめっ!あひゃひゃひゃひゃひゃあ!ひゃひゃひゃひゃひゃあ!!」

「興奮してきたみたいね、ほーらこちょこちょこちょこちょこちょ・・・」 

 

こ、このくすぐりっ! 

俺は毎晩毎晩、ハードにくすぐられながらのSEXに耐え切れなくなり、 

優美子から逃げ出したんだった、別れ話を何度も続けて、 

ようやくしぶしぶ了承を得て後腐れなく別れたはずなんだけど・・・ 

 

「ゆっ・・・優美子!な、なんでっ・・・あひゃひゃひゃひゃ!!」 

「なんでですって?結婚式の招待状が私への挑戦状に見えたからよ!」 

「そっ、そん・・・あひゃひゃひゃひゃ!!!」

 

優美子の白く美しい指が俺の裸身を素早くこちょこちょする! 

き、筋肉がひきつる!息が苦しい!くすぐったあい!た、たすけてー! 

 

「くやしかったわ・・・私から逃げて1人幸せになるなんて・・・ 

しかもそれをあてつけるように私にこんなものを!!」 

「だ、だっひぇ、しょれにぃ、わかれる時に、しょんにゃ約束を・・・あひゃひゃひゃひゃ!!」

「そんなの本気にする!?勝手にそっちがした約束じゃない!・・・屈辱だわ」 

 

ああっ!脇の下があ! 

こいつのテクニック、あいかわらずすごいい!! 

くすぐらせたら誰にも負けないぐらい、まさにテクニシャンだあ!! 

 

「ほーら、もう乳首がピクピクしてるわね」 

「そ、そこはぁ!やめてえええ!!!」 

「ここが弱いのよね・・・こちょこちょこちょこちょこちょ」 

「あうっ!ううう!うひゃひゃっ、あひゃひゃひゃひゃああ!!」 

「反応いいわね・・・たっぷりしてあげる」 

 

5本の指を小さく集めて・・・ 

両手で俺の乳首、乳輪をこまかくこちょこちょとお!

この擦るようなくすぐりが、たまらなくっ、くすぐったいいい!! 

 

「やっぱり・・・もう勃起したわね」 

「うう・・・ひゃひゃひゃ・・・ひゃあああ・・・」 

「思い出したでしょう?くすぐりの快感を・・・」 

 

ペロリと赤い舌を出す優美子・・・ 

駄目だ、耐え切れない・・・だから逃げたんだ・・・ 

でも・・・今は・・・逃げられない!!! 

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