☆ネットカフェ姦淫☆
店員「禁煙の5時間パックですね、デスクシートとお座敷シートはどちらにいたしましょうか?」
僕「じゃあお座敷で」
店員「はい、60番ルームになります」
伝票を貰い禁煙エリアへ・・・
平日昼はやはり空いてる、人影もまばらだ。
僕「さあ、今日は頑張るぞー」
大学の講義も午前で終わり、
帰りにこのネットカフェへ寄った目的はただひとつ!
人気オンラインRPG『タワーオブサキュバス』をプレイするためだ!
僕「提携ネットカフェだと、獲得ゴールド倍、獲得経験値3倍だもんな」
フリードリンクを手に部屋へ・・・
中はベッドの上くらいの広さしかないけど、
足を伸ばせられるだけで十分だ!さあ、早速プレイするぞ!
コン・コン
僕「はいっ?」
フロントで何か忘れ物したかな?

女性の声「あのーすみません・・・」
扉を開けると化粧のきつい女の子、
僕より4つくらい年上かな?派手なOLって感じだ。
女性「ごめんなさい、隣なんですけど・・・」
僕「あ、何かうるさかったですか?」
女性「いいえ、これを開けてもらいたくって」
と出したのはフルーツの缶詰だ、
ステイオンタブ式の・・・そうか、長い爪が邪魔で引けないのか、
無理にやったらポキッと折れちゃいそうだもんな、爪の方が・・よーし
僕「はいはい・・・ほい」
カシャ!プシュー・・・
女性「ありがとう、あと2つあるんだけど」
僕「ん・・・よっ・・・はいっ・・・どうぞ」
女性「わあ助かった!これ硬くて10円玉でも開けられなくって、ありがとう」
と、開いたの3つ抱えて隣の部屋へ・・・
今日は良い事をしたから、きっとレアアイテムが手に入るに違いない!
よーし、ちょっと危険なエリアでも行って、一攫千金を狙おう・・・さあ、ゲームスター・・・
コンコンコン
また!?

僕「どうしました?」
別の女性の声「ごめーん、ちょっちーあけてー」
僕「はいはいはい・・・」
と、今度はギャル系だ。
ギャル「さっきはあんがとねー隣だけどー」
僕「は・・・はぁ」
ギャル「んでー、これいるー?大豆バー、3本ー」
・・・う、大豆バーより、
むっちりした胸に目が行っちゃう!
全体的にデブってはないけどムチムチしてて、お、おいしそう・・・
僕「い、いただきます」
ギャル「はーい、1本200円ねー」
僕「えっ!?・・・・・はぁ、じゃあちょっと待って・・・」
くれるんじゃないのかよ!
まあいっか、食べながらゲームするのも醍醐味だ。
僕「はい・・・600円」
ギャル「わー財布めっちゃお金入ってるねー、万札いっぱーい」
僕「これはバイトで・・・もういいですよね?じゃ」
ちょっと強めにドアを閉める、
人の財布の中を覗くなんて、ちょっと失礼だぞ・・・
トイレで隣から用を足してる股間を見るようなもんだ!・・・そうでもないか?まあいいや。
僕「気を取り直して・・・いくぞ!いざサキュバス退治、1000階の塔登頂を目指して!」
コンッコンッ
むきいいいいいいいいいいいいい!!!
僕「はいっ!?」
3割がたキレかかってドアを開けた先にいたのは、
良い香りのするお嬢様だった!ハタチは超えてる感じ。

お嬢様「申し訳ございません」
僕「い・・・・・いえ」
綺麗な声・・・しかもお腹から出してる感じの声だ、
透き通る、耳がくすぐったくなるくらいクリアな声質・・・!
お嬢様「あの、困ってしまいまして」
僕「どっ、どうなされましたか!?」
お嬢様「はい、パソコンが急に・・・見ていただいた方が早いかと」
駄目だ、怒ろうにもお嬢様オーラにやられて強気になれない!
仕方ない、こうなったら見てあげよう・・・隣の3人部屋へ入る、
さっきのOL風さんとギャル系さんが顔を並べて迎え入れてくれた。
二人「ゆっくりしていってね!」
そんなハモらなくても・・・
お、さすが3人部屋、予想以上に広い!
大の字で寝てもかなり余裕はある、とはいえ3人寝ると窮屈そうだ。
お嬢様「このパソコンですの」
僕「じゃあ失礼して・・・あー、これは画面が固まってますね」
お嬢様「どうすれば良いのでしょうか・・・」
強制終了、と。
ギャル「あ!消えたー」
僕「しばらく待って・・・再びオン、と」
OL風「戻った!すごい」
何も凄いことは、無い。まったく。
僕「はい終わりです、あんまりダウンロードとか重い作業を複数したりはしない方がいいですよ」
お嬢様「ありがとうございます!」
ギャル「ねーねーあんたもネカフェに住んでんの?」
僕「ち、違うよ!あんたも、って、じゃあお姉さんたちは・・・?」
OL風「私達、3人で住んでたマンションを家賃滞納で追い出されたの」
これは、ネットカフェ難民とかいうやつか!?
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