再度、目が覚めると僕の側でララさんが座っていた。 「ふふ、おはようございます」 「あ、おはようござ・・・うわっ!!」 ララさんがシャッ、とカーテンを開けると、 まばゆい日差しが部屋を照らす、まぶしさに手をかざそうとするが、 ベットの中から腕を出す事ができない・・・目を逸らすのがせいいっぱいだ。 「でも、もうすぐお昼なのですわよ」 「そ、そんな時間なんだ・・・」 「さ、汗をふいてさしあげますわ」 ふかふかのタオルで僕の首筋をふくララさん。 「あ、あの・・・その・・・」 「・・・・・ありがとうございます、戻ってきていただいて・・・」 「え!?」 「あなた様の意識はおそらくもう、お戻りにならないだろうと言われてたのですよ、 でも、ミル様だけは、奇跡的に起きる可能性がまだ5%〜10%はあるはずだからって・・・ それが正確な診断なのか願望からの思い込みでしたのか微妙な所ですが、ハプニカ様も私たちも、 その奇跡を信じてずっと回復を願っていました・・・もしこのまま一生目を覚まさなくても、 ずっとずっと、命ある限り看病し続けるつもりでいました・・・目を覚ましてくだすって、本当にありがとうございます」 俺の体をゆっくりと起こすララさん、 タオルを折って今度は顔を拭いてくれる・・・ 「わっぷ・・・あの、ララさん・・・ハプニカ様は?」 「今は皇務の最中ですが、今朝は1時間ほど看病してらしたのですわよ、」 「そうですか・・・」 「お呼びしてまいりましょうか?」 「いえ、いいです・・・・・ハプニカ様、か・・・」 汗を拭くタオルが俺の背中に入る、 気持ちいいんだけど、なんかちょっと恥ずかしいというか・・・ ララさんの髪や服から心地よい匂いが俺の鼻をくすぐる・・・・・ 「ハプニカ様はあなた様が眠ってらっしゃる間、 毎日、1日の3分の1は看病をしてらしたのですよ、 反乱分子の事後処理や、大きく欠けてしまった人材の再選考等、 どれだけ大変な仕事が山のようにあっても、あなた様の側にできるだけいようと・・・ ですから夜、自然とこの部屋で眠ってしまわれるので、毎晩ハプニカ様の寝室まで私たちで運んだものですわ」 「確かに・・・ハプニカ様をここで眠らせる訳にはいきませんよね、ハプニカ様のお体に差し障りありますから」 「いえ、それを許してしまうとハプニカ様、きっと24時間あなた様の側から離れられなくなってしまいますから」 「何もそこまで・・・」 タオルが今度は胸の中を丹念にまさぐる、 俺の目の前にララさんの胸元が開け、2つの大きなふくらみが無防備に覗ける・・・ 「ハプニカ様にとって、あなた様はもう全てです、様々な物を失ってしまって、 やっと平和になったと思ったら側にいた大臣や兵士にも裏切られ、その者にあなたの命までも・・・ もしあなた様があのまま亡くなっていたら・・・ハプニカ様も私たち姉妹も、ともに自決していたはずですわ」 「自決だなんて!!」 「自決するまでもなく、あのまま狂ってしまわれたでしょうね・・・ あの瞬間、実は・・・・・いえ、忘れましょう、思い出してはいけません、 忘れてください、せめてあなた様だけでも・・・・・」 あの瞬間・・・ 俺はあの時の事を思い出そうとしたその時・・・!! 「あっ!ララさん、そこは・・・はあっ!!」 「きちんとここも拭かせていただきますわ」 ララさんのタオルを持つ手が・・・ お、俺のパンツの中に・・・そ、そんなとこまで、 そんなとこまで丹念に・・・はあああううう!!!!! 「や、やめてくださいっ・・・!!」 「あなた様が眠ってらした間、毎日こうして汗を拭ってさしあげたのですわよ」 「そんな・・・」 「私だけではありませんわ、リリもルルもレンも、ミル様も、もちろんハプニカ様も」 「はあああああっっ!!!」 股間を・・・俺のペニスや玉も丹念に・・・ おしりの方も・・・あ、起っちゃった・・・・・ ああっ、きゅうきゅうと搾られてるようで・・・き、き、気持ちいいっ・・・!! 「ふふふふふ・・・・・さて」 「はぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」 いっ・・・いっ・・・いいーーーーーーーっっっ!!!

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