「うわっ!すごい人の列だ!!」1本の列がぐねぐねとものすごい長さで連なっている!!
「でしょう?罪人が多すぎるのよ、うんざりするぐらい・・君もここに並ばなくてすむようにね」
暗い表情で並ぶ列を横目に鬼のお姉さんの後を追う・・ん?大きい山が・・いや、あれは山じゃない、座っている人?
列の先頭の前にいるようだ・・と、いうことはあれはもしかして・・・?
「さあ、これに乗って」「あっ!いつのまに、雲が・・!?」「いつのまにって、最初からここにあったじゃないの、ほら、
雲置き場の看板だってあるし」そうか、よそ見している間に・・とにかくこれに乗ればいいんだな。
「わかりました・・よいしょっと・・ふ、ふわふわする・・・」「落ちないようにはなってるけど、
あんまり身を乗り出すとひっくり返っちゃうから気をつけてね」「はい・・・」
ふわふわふわっ、と浮かぶ雲・・・すーーーっと俺と鬼のお姉さんを乗せて飛ぶ・・・
「やっぱり!あの大きい人は、閻魔大王!」「そうよ、閻魔様も大忙しなの、だから私達が挨拶する暇もないわ、行くわよ!」
びゅーーーんと加速する雲・・・「で、ど、どこへ行くんですかあ?」「色欲地獄よ、性欲に溺れて罪を犯した人間が落とされる地獄・・・
君が妹を犯そうなんて考えたから、見学させる事になったのよ!よーーーく見るがいいわ、その末路を!!」
「そんな!ただの冗談で思った事なのに・・」「その冗談が犯罪になる前に防ぐためよ、つくまでもうしばらく待っててね!」
見下ろすと様々な地獄があるようだ、いくつもいくつも山や川や池があって、いろんな人たちがうごめいている、よーく見ると・・ううっ!
み、みなきゃよかった・・む、むごい!おえっ、おぇぇぇぇぇ・・・自分で自分の内臓を・・・うげえええええええ!!!
「雲に酔ったの?」「ち、ちが・・・うげっ!」吐こうと下を向くと視界に地獄絵図が・・・目をつむって吐こう・・うげぇ・・・
「・・・ついたわ、色欲地獄の入り口よ、男の地獄はこっち・・・大きく分けて8つの地獄があるわ、ねえ、聞いてる?」「き、聞いてま・・うげえええ」
「もう・・もう少しだから我慢しなさい!!」
・・・・・はぁ、はぁ、ようやく落ち着いた・・ん?こ、ここは・・うっぷ!すごい匂いだ!こ、この匂いは・・・!!
「着いたわよ、ここが男の罪人が償う色欲地獄よ」「うう、むせる・・この匂いは・・」「精液の匂いよ、いつも嗅ぎ慣れてるでしょ?」
「こ、こんなに・・むわっと・・また気分悪くなっちゃう・・・」「さ、まず最初は灼熱地獄よ」びゅーーーっと燃え盛る火の山へ・・・
「あ、暑い蒸し暑い・・・」「よく見なさい、罪人を」雲から身を乗り出して見下ろすと・・・
「熱いーーー!熱いぃーー!たっ、助けてくれえええーーー!!」「逃がさないよ!ほおら、捕まえたあ!」「うああああああああ!!!」
真っ赤な裸身の鬼女が痩せこけた男を捕まえた、鬼女は全身から蒸気を出していてとても熱そうな肌だ、ぎゅうっと抱き着くと男は苦痛に歪む!
「はっ、離してくれええ!!」「ほおら、またたっぷり出してもらうわよ」「も、もう、出ない!熱い、熱いいいい!!!」
鬼女の肌が男の肌をぢゅうぢゅうと焦がす!火のような手で男の股間を握り素早くしごく鬼女!「ほら、出しな!」「あう!あ!あああーーー!!!」
あっけなく精を吐き出す男!それが鬼女の胸にかかると、ぢゅうっ、とあっという間に蒸発した!鬼女の体の熱さがわかる・・・!!
「さあ、お前のこれを熱くたぎらせてやろう!」「い、嫌だあ!熱いのは、もう、嫌だああ!!」あそこを指で広げる鬼女、
紅い割れ目の中がまるでマグマのように煮えたぎって見える、そこへ男の竿に無理矢理上から被せて・・・!!
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