コマンチェ

翌日 ラ パス近郊にある月の渓谷という
サボテン公園の様なところに行くも
管理が悪いので見るべき物も無くがっかり
しかし、帰る途中寄った修道院の裏山へ
ロヴィヴィアのサボを(写真B6)見に行った時
そこで合った青年が、彼の出身地のコマンチェ
という村に行けば大きな岩山があり
そこにサボテンが、五万とあると教えてくれましたボルヴィアに来て以来、これといった収穫が無く
かなりあせっていたので彼の話しに飛びつきました
ホテルに、帰るや
若いのにコマンチェ村を知りしや
と聞けば 知っているというので
この話しは、かなり信用出来ると思い
少々安心しました

B―6

(コマンチェという名前を、聞いただけでも
インデイアン住んでいて凄いサボ達がいるものと勝手に、想像した)

さて コマンチェに、行くには、直行のバスが無いので翌朝早く
ヴィウチェという村まで行きそこからは不定期のトラック便です
ヴィウチェまでは、すぐ着いたものの
コマンチェ行きのトラックが、なかなか来ません
このヴィウチェの村は、ボリヴィア紀行前編に写真があり
ショールをかけた後ろむきの女の人が、写っているそれです
彼女の頭上にある看板には、”花嫁の天国 花嫁衣裳、娘の十五才のお祝い
(中南米では、女の子が、十五才に、なれば特別に祝う)
用のドレスの縫製、販売、賃貸し、更に
あらゆる祝い事ようのケーキもつくる”とあります
サボテンには、何の 関係もありませんが
この看板と下を通って行く女の人のこのアンバランスが面白かったので
この1コマをおさめた次第です
横道にそれましたがそれから待つこと約2時間
やっとのことでもう諦めていたトラック(ボルボ)がやって来ました
運転手に、頼みこみ、なんとかキャビンに、乗せてもらいました
(キャビンから前方を、とったのが、前編の最初の写真)
トラックは、4000メートルの高原を砂煙を、あげながら
ゆっくりとコマンチェ村むけ進みます
(今回は、この旅行の為に 高度計付きの時計を買った)
植物が殆ど生えていない岩山ばかりを見ながら2時間後に
やっとの思いでコマンチェに到着しました
荒涼としたところで4、5軒家 があるくらいで人も殆ど見かけません
バスを降りると警察の交番がありますが
その前にあるかっては、扉まで付け錠前で厳重に守られていたマリア聖母像まで
信仰の薄い人(ひょっとして厚つすぎる人かも)によって持ちさられています

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