ボタン608:Dr.ハウスシーズン4『第6話:極秘ミッション CATV2009.12.01
CIA要員が奇病に罹る。これを診断するDr.ハウス、今回も毒物が原因、それもセレン。
Dr.ハウスでは毒物が原因だったというストーリーがいやに多い。
結局、ブラジルナッツの食べ過ぎによる中毒だったというオチ。
確かにブラジルナッツにセレンが含まれており、インターネットで検索すると健康食品として売られている。
平行して進む、女性プロドライバーの神経障害、脱水症だったがポリオに見せるためタリウムを投与されたため。
タリウム中毒がVCで良くなるのか? 
VCがポリオに効くというデータがあるのか?
とんでもないストーリーになるところがおもしろい。
日本のお涙頂戴のDrものとは一線を画したDrドラマで目が離せない。
蛇足)
セレン(セレニウム)
 セレンは自然界に広く存在し、微量レベルであれば人体にとって必須元素であり、抗酸化作用(抗酸化酵素の合成に必要)があるが、必要レベルの倍程度以上で毒性があり摂取し過ぎると危険であり、水質汚濁、土壌汚染に係る環境基準指定項目となっている。これはセレンの性質が硫黄にきわめてよく似るため、高濃度のセレン中では含硫化合物中の硫黄原子が無作為にセレンに置換され、その機能を阻害されるためである。
 克山(クーシャン)病(Keshan disease:中国の風土病)カシンベック病(Kashin-Beck disease)の原因としてセレン欠乏が考えられている。
タリウム
 タリウム(Thallium)は原子番号81の元素。元素記号はTl。ホウ素・アルミニウム族元素(13族元素)の1つ。
1898年、パリのレイモン・サブローにより、タリウム塩に脱毛作用があることが発見される。このため1950年代に至るまで、頭皮の皮膚病を治療する際に用いられる標準的な軟膏となった。タリウム塩自体には皮膚病を治療する効果はないが、強力な脱毛作用によって頭髪が抜け落ちてしまえば、治療用の薬品を塗布しやすくなるためである。第二次世界大戦以前には、顔面の脱毛クリームとして販売されていた。
 KGBは、放射性タリウムを毒殺用の毒物として使用していた。有名な例では、元KGB工作員のニコライ・ホフロフ(Nikolai Khokhlov)が1957年に放射性タリウムを盛られ、瀕死の重態となったが一命を取り留めた例がある(ホフロフは2007年に死去)。これは、初めて公式に確認されたKGBの放射性元素による殺人(未遂)事件である(二番目が2006年にポロニウムを盛られて死亡したアレクサンドル・リトヴィネンコ)。
 重金属の中でも特に強い毒性を持ち、摂取すると神経障害を起こす。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋引用
アーウィン・ストーンという生化学者がポリオ患者にVCを大量投与して治したという報告があるようで、癌に対するVC大量投与治療も行われ成功したというらしい・・・????。
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