ジャケットグラフティー

                     昭和37年〜                       東芝音楽工業株式会社

発売年 ジャケット    曲     名 作詞・作曲 ひ と こ と レコード番号
昭和37年 お恵ちゃんの「佐渡情話」・男の一人旅 お恵ちゃんの
  「佐渡情話」




男の一人旅
(玉川福太郎)
松井由利夫 作詞
増田幸造   作曲





お恵ちゃんの数あるご当地ソングの中で佐渡がダントツであるがこれは浪曲、佐渡情話を下敷きに作られた作品。




JP-1384
   〃 あんた男でしょ・月夜の貝がら あんた男でしょ




月夜の貝がら
松井由利夫  作詞
望月  弘   作曲



鈴木比呂志  作詞
能勢朝次    作曲
両面共にクセのない、いかにもお恵ちゃんらしい、いい曲である。ファンの間では非常に人気の高い曲であるがなぜかこの二曲共にどのLPにも収められていない。
JP-1385
    オホーツク夜曲・雨の竹芝桟橋 オホーツク夜曲





雨の竹芝桟橋
十二村 哲   作詞
増田幸造    作曲



高月ことば   作詞
袴田宗孝    作曲
雨の竹芝桟橋・・アンコ黄八丈 と八丈島を題材にしたお恵ちゃんの歌は2曲だけと記憶してますがやはり悲しい女の心を憎いまでに歌いあげました。オホーツク・・は憶えにくくまた記憶にもあまり残らない感じ。
JP-1371
    なし 筑波の新太郎
役者子守歌
不明 JP-1337
        なし 洞海旅情

若戸大橋音頭

      (藤島桓夫)
岡本淳三    作詞
鎌多俊与    作曲


若戸大橋開通を記念して各社が看板歌手を起用してレコードを発売したが東芝音工からは当時のトップ二人を両面にあてた。 JP−1400
    〃 キュッキュ節(放送禁止のため大ヒットに至らず)・別れ夜船 キュッキュ節




別れ夜船
青山陽一    作詞
袴田宗孝    作曲



高月ことば   作詩
塩谷純一    作曲
キュッキュは快調な滑り出しでヒットの兆しを見せていたが、5万枚を売ったところで突然、放送禁止となってしまった。キュッキュキュッキュのハヤシがいけないと言う理由であるが今の時代から考えると信じられないバカバカしさである。 JP-1405
    〃 哀しい恋はもうしない・湯の町物語 哀しい恋はもうしない




湯の町物語
高月ことば    作詞
山中  彰    作曲



八反ふじを   作詞   塩谷純一    作曲
お恵ちゃんの本領発揮といった感じの失恋モノ。セリフ入りはけっこうあるがこのセリフも真にせまっている。むつかしい曲である。



JP-1416
    酒場の子守歌/想い出湖畔 酒場の子守唄




想い出湖畔
(赤城博子)
松井由利夫   作詞
増田幸造     作曲




ご本人も忘れるくらいまったく売れなかったが曲自体は逸品である。
後にビクターから出されてヒットした白川奈美の”遠くはなれて子守唄”は歌詞、曲共に驚くほど似ているが・・・・
JP-1417
    おけさ悲しや(昭和37年紅白出場曲)・憎ったらしい鴎さん おけさ悲しや




憎ったらしい鴎さん

十二村 哲  作詞
山中  彰    作曲



高月ことば   作詞
上条たけし   作曲
37年の紅白はこの曲で出演。
NHKからは佐渡おけさの扮装で・・といわれていたが落下傘ドレスで押し切ってしまったと本人の弁。B面もお恵ちゃん節が聞ける逸曲

JP-1430
    〃 石狩の初恋・裏町の蝶々 石狩の初恋




裏町の蝶々
富永美代     作詩
袴田宗孝    作曲



原 由紀     作詞
塩谷純一    作曲
北海道のご当地ソングはなぜか石狩が多いお恵ちゃん。
本人の思い入れかまたは東芝の意向か・・・



JP-1443
    〃 おんなの運命・浮草の波止場 おんなの運命




浮草の波止場
松井由利夫   作詞
増田幸造     作曲



八反ふじを    作詞
山中  彰    作曲
大量生産された曲のひとつか?記憶に残る曲でないことだけは確か。ただし歌自体は、難しくサスガお恵ちゃんでなければ歌えない節回しがかなりあり、円熟味がうかがえる曲。

JP-1444