包丁・まな板以外は、基本的に今あるもので良しとします。
これからの話はあればの話です。
* ボールを大・中・小揃える
料理は調理の時間よりも、材料の準備、下拵えに手間を食います。
特に野菜を選定 必要量取出し 洗って
包丁で切って調理の準備をする手間は馬鹿になりません。
ボールの機能はこの切った野菜を、調理で使用するまで目的別に分けて保管するものです。
薄い塩水に晒して灰汁をとる野菜は切ってボールに移して晒す等 物によっては切った後の処理もします。
小さなボールは 刺身の褄や剣等で準備したら水に晒すようにして冷蔵庫に
中のボールは サラダ用の玉葱を晒す 貝の砂出しをする
大きなボールは サラダや炒め物用の野菜などを合わせて保管、
あるいは切った野菜を纏めて塩で揉む。
揉んだ後は別の大きなボールに移し他の野菜と合わせて
マヨネーズで和えてサラダに完成させるような作業にといった具合で
用途は多様です。あれば有るほど便利です。最低10個前後と思います。
その他 お米も大きな深めのボールで磨ぎます。
ボールはステンレス製のもので十分です。洗い安く、頑丈で長持ちします。
琺瑯引きやガラスないし化学繊維のものがありますが、長く使うと汚れが出てきます。
* おろし金
最初は目の荒い物だけでしたが 細かいものを買い 最後は鮫皮で3種そろえました。
大根おろしは荒いものの方が口当たりがいいと思います。
一方自然薯等は細かい目でおろすととても滑らかです。
りんご等も細かい方が柔らかい口当たりとおもいます。
わさびや生姜は鮫皮で風味が出ます。
用途で、種類を変えます。
* 鰹節削り
細かいおひたしに使うような鰹節はパックで売っています。
しかし自分で鰹節を買って削ってみると結構いいものです。風味がでます。
いいもので鰹節2-3千円です。実際使ってみると出汁用で使うもので無いので、
一本あれば1年近く持ちました。
ですから少し気取って削り器を買って使って見るのも一興です。
* 鍋
鍋は結婚式の引き出物や、かっこ良さで惹かれて色々有りましたが、
最終的に味噌汁や吸い物用や野菜を茹でたりするので特に蓋無し使うものが
大・中・小の雪平鍋でIH用のアルミでないもの
それと煮込み用で底が厚い蓋付のものが大・中となりました。
蓋なしの大は 主に野菜を茹でる
蓋なしの中は 汁物やちょっとした煮物用
蓋なしの小は お茶やコーヒーの湯沸し 少人数の汁物
蓋付きの大は カレーやシチュー等の煮込み用
蓋付きの中は 煮物用
で使っています。
* フライパン
初めの頃は焦げないテフロン化工のものでしたが、
現在は最近は見かけない鉄製の大きめのフライパン、中華用鉄鍋、
玉子焼き用テフロン加工と小ぶりのものです。
* ご飯炊き用品
一般にご飯炊きはいわゆる炊飯器(電気釜)のようですが、
せっかくですから土鍋とお櫃を揃えてみました。
土鍋は電気炊飯器に比べると極めて短時間で炊けます。
御櫃はさすがに昔からの知恵 保温と湿度保持の兼ね合いに優れてます。
また高機能でふっくら炊けると言われる電気釜もあるようですが、
どうしても、保温で置くと匂い出てきます。 御櫃はそれがありません。
土鍋は最近ご飯炊き用のものも出ています。
昔のお釜は鉄製で大きな木の蓋で、見かけは密閉構造です。
ご飯を初め、炊飯器で炊くのをやめて自力で炊こうとした時は、
鍋物用のものを使いました。炊き上がりが軽い感じでした。
何故か神さんが寸胴の蓋に穴の無い密閉型の3合炊きでのものを買って来ました。
今はこれで2−4・5合の間で旨いご飯が炊けています。
これで朝炊けば夫婦二人で一日持ちます。
お櫃に移して置けば、美味しいご飯がいつでも食べられます。
冷えたご飯はレンジで温めてます。残ったらご飯一杯分・小分け
にしてラップして冷凍保存しています。
温める時間ですが 電子レンジ利用で
男茶碗一杯(200g)でお櫃からなら2分前後
冷凍で4分前後 女茶碗はこの半分が目安です。
エコの面では電気釜で炊いて保温されるより、こちらの方が優れていると思います。
お櫃ですが大は小を兼ねるで7合ものを買いました。
使ってみるとこれで2-5合が最適のようです。