サラダは野菜の特質を知るのに良い材料です。野菜の扱いの基本がわかります。
* 野菜の分類
洗うだけで必要に応じて切る グリーンリーフ イタリアンハーブ
貝割れ 茗荷 サラダ菜 サニーレタス トマト
水に晒したり塩で揉む キャベツ レタス 玉葱(薄切り) 大根(薄切り・千切り)
(切ればそのままでも) 胡瓜 茄子(薄切り) 人参(千切り) ピーマン(細かく切る)
蒸したり茹でる じゃがいも 人参
* 彩りを考慮
出きれば三色 赤・緑・淡色(白とか黄) にして3種以上の野菜を組み合わせた方
が食べ易いと思います。
オニオンスライス等のように一色ですと其ればかり食べる気がして
偏り勝ちです。赤はミニトマトやにんじんの千切り等わずかも構いません。
色によってビタミン類の栄養素が違いますので彩り良く、
複数の野菜を混ぜて食べることによりバランス良く栄養が吸収されます。
* 何もしないサラダの例
レタスを適当に千切って皿に引き、その上グリーンリーフ撒いて、
ミニトマトを適当に散らす。皿の大きさに合わせていかようにも出来ます。
好みのドレッシングで。
レタスの代わりに塩水に晒した玉葱の薄切りでも構いません。
グリーンリーフの代わりに貝割れでもというように適当にサラダは作れます
* 水や塩水に晒す効果
灰汁を取って食べ易くするのがその目的です。
緩やかな流水に晒し(ボールに入れて蛇口少しあけてゆっくり水を流す)ます。
夏場は短め(5-10分) 冬場は長め(10分以上)と思われますが、
晒すと栄養分も流失しますのでなるべく短めと思います。
大根の千切り キャベツきゅうり 玉葱などが対象です。
晒し終えたら笊で5-10分水を切り ボールに戻して冷蔵庫で冷やします。
塩水は流すことが出来ませんのでボールに塩水つくり漬けます。
時間は上記と同じです。
玉葱の薄切り ピーマン 千切りの人参等は塩水の方が良いようです。
* 塩で揉む効果
今まで出てきたきゅうりやキャベツも塩で揉むと水が出て野菜本来の甘味がでてきます。
なすの薄切りは水に晒した後塩でもむとおかかをかければ立派な酒の肴です。
これを梅干でもむと少し見掛けは悪くなりますが、大葉を細かく切って混ぜ、
お酒の相性は抜群です。
塩で揉むと野菜の水分が出て体積が小さくなるので繊維質としては
生のままより多く食べることが出来ます。
* 塩揉みサラダの例
キャベツと胡瓜を塩で揉み、搾って水を切り
トマトを細かく切ってマヨネーズで和える。
* 茹でたり蒸したり
ポテトサラダがその代表です。じゃが芋や人参は食べ易い大きさに切って
茹でます(蒸すほうもよい)。 塩もみした胡瓜とか塩水で晒した玉葱と合わせて、
マヨネーズで和えればポテトサラダが出来ます。
更にゆで卵を裏ごしてマヨネーズと合わせればこってりした物に
なりますし色んなつくり方が出来ます。
* 包丁を使わない
レタスやサラダほうれん草は包丁使わず適当にちぎります。
包丁を使うと色が変わったりします。
簡単なサラダの例