魚が焼くのは 難しそうに思ってましたがやってみたら比較的簡単です。
* 塩の処理は事前に(青み長く 白身は直前に)
塩は青魚は臭みを取るので10-15分以上前 白身は臭み無いので直前でいいようです。
塩して長くおくとやはり水気が出ますので、最大20分程度かと思います。
* グリルの底はアルミ箔を引く
狭い窓も無い台所で煙を出して焼ける状況ではありません。
ガスコンロのグリルを使います。
グリルの底は油が落ちてこびりついたりするので、アルミ箔を引きます。
初めは底に水を入れてましたが、アルミ箔のほうが後始末も簡単で、
水に熱が盗られない分効率よく早めに かつパリッと焼けるようです。
グリルはあらかじめ熱しておいてください。
* 裏を最初にしっかり焼く。
魚は盛り付ける表面からしっかり焼きます。
切り身の場合身を最初上にして焼きます。
秋刀魚や鯵のように一匹焼く場合盛り付けは左手が頭ですから、
グリルに頭を奥に持っていく場合 背が右になる方向で焼き始めます。
尻尾はアルミホイールを巻いて焦げるの防ぎます。
切り身の場合左手の方が長い側を左に盛りますから
これが左になるようグリルにおきます。結構色づくのに時間がかかります。
干物は身が表面になりますので皮を裏で焼き始めます。
じっと我慢してしっかり焼きます。
時折グリルを引き出して見るのは問題無い様なので、
焦げない程度にやけ色がつくまで、時折取り出して見ながら焼いてます。
* 裏面に反したら、焦げ目が付いて完成
表面が焼けたら裏面に反します。良く火が徹っているので、
直ぐに焦げ目が出来ます。
これで完成です。照り焼きのたれは表に返すとき再度くぐらせてます。
* 大根おろしやレモンを添えて
大根は魚の焦げ目に含まれる発ガン物質を破壊する役割があると聞いてます。
レモンをかけるとレモンに含まれるクエン酸がカルシウム等の
吸収を促進するようです。見た目もきれいなので必ず添えるようにしています。
注:たれのつくり方ですが、普段は単純に祐庵地(酒・味醂・醤油)に
20-30分漬け込み焼いてます
本格的には、たれは酒・味醂などで初め煮込んでアルコールを飛ばし、
砂糖・醤油の順でもう一回70%ぐらいの量になるよう煮込みます。
酒の代わりに出汁でもいいと思います。
味醂が多いと甘く何度かやって好みを見つけます。
この場合は多めに作ってビンに作り置くほうが効率的です。
こうした場合は塩を振って臭みをとって焼き 裏返すとき1回裏面で塗り
表側2-3回程度塗ります。たれが滲みこみ焦げ目が付けば格好良く出来上がりです。
注:照り焼きの場合フライパンで焼く方法もあります。
サラダ油でも良いですが、白ゴマの油が向いていると思います。
薄く油を引いて焼きます。これも逐次たれを塗ってください。
これもステーキと同じですが、表面から焼きます。
たれがフライパンで焦げ付かぬようにするのがポイントです。
たれの吸収がいいように薄く小麦粉を振っておき、
最後の仕上げでたれをかけて、火の通れば出来上がりです。