まずは刺身取りあえず冊を買って自分で柳で引いてみましょう。
* 刺身のつまは自分で準備し食べきる。
難しいかつら剥きにこだわらず、大根は細かい千切りや、薄く長方形に切り出し、
薄い塩水で晒したり、茗荷や貝われ大根を利用して”けん”を用意します。
多少言い訳がましいのですが かつら剥きは大根の円筒部にある程度の
長さが必要ですので、作ると家族4人では多すぎますので
殆ど細い千切りにしています。
つまは残さず食べます。殺菌・消化を助けてくれます。
* 冊は多少分厚くともゆっくり引いて
最初は多少巾が太くて、不揃いでも気にせず 魚の冊を柳包丁で向こうから
手前に引いて切ります。力かけずともすっと切れて、
なんとなく板前になった気分になります。
* 大葉を引いて 揃えて盛り付け
けんは皿の奥か左奥に積み上げ、つまの大葉は葉をけんに添わせて敷いてます。
切った身の数は奇数で統一 手前は少なく
奇数の数で例えば奥列5切れ手前3切れと切って盛ってみます。
おろしわさびを刺身の右上あたりに添えれば立派なお造りが出来た気分です。
”けん” 大根かつら剥き*や胡瓜の千切りだの
”つま” 大葉 等敷くもの 敷き褄 穂じそ 等たて褄
”からみ” わさびや生姜
*かつら剥き 基本的に”けん”はかつら剥きで千切りは邪道です。 片刃の長い包丁を
使って辛抱強く剥いて行きます。よく切れる柳包丁でも可能です。
和食の職人の基本的な技術で練習が必要です。ある程度長さ(最低5cm)が無いと安定
しませんので、一度は試してみてください。