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ご飯を炊く

ご飯を炊く 自動炊飯器でなくと考えると難しそうですが、意外と簡単です。

御釜でというわけにもいきませんが ガスで土鍋で炊いてお櫃に入れてみると

我乍ら上出来に飯が炊けたきになります。

炊飯器においた場合の臭みも無く美味しく頂けます。かつ省エネです。

* 磨ぐタイミングは30分前が目安

面倒なのであらかじめといて置きたい所ですがどうも米を長く水にさらすと

良くないようで、30分を目安にします。

(冬場は水の温度が下がるので若干長め30-60分の範囲で問題無いようです。)

飯造りの過程でのタイミングですが、食事の支度を初めて一段落したあたりが

でお米をとぎ、煮物が上りサラダの仕上げもほぼ完了で、後は主菜が炊き出す

タイミングです。

* 最初はしっかりとごう(大きなボール)

深めの大きなボールに2-4合お米を入れ、清水(濾過した水が好ましい)で浸し 

この水をこぼして最初のとぎに入ります。これは力をいれてしっかり磨ぎます。

磨ぎこんでいくと米の手触りがさらさらしてきます。

ここの手を抜くと後がどうも締りません。お米とぎは再度水をたっぷり浸し、

白濁した水をこぼして磨ぐ 繰り返しを3回以上 透明度が得られるまでします。

4-5回が目処で、私は殆ど4回です。

途中で中断せず一気に梳いて下さい。糠がお米に溶け込まないようにするためです。

ところでこのとぎ水は環境負荷が高いので、溜めてベランダの植物に撒いたり

して、なるべく直接下水は避けたほうが良いと思います。

* 水加減は手のひらで測る

水加減は手のひらを水に沈めて測ります。鍋にも拠りますが丁度漬かった位が2合 

きちんと沈んで3合 水からある程度沈んで4合を目安に水加減をしています。

* 火加減は初めパッパであとチョロチョロ

初めチョロチョロなかパッパ赤子泣くとも蓋とるな 

と申しますが初めは鍋底に一寸(十分ではない)火が回る程度で温めます。

2合で4−5分3−4合で10-15分で吹き上がってきます。ここで、火を最低に絞ります。

この後徐々に静かになり、吹き出てこなくなったらちょっと蓋を開けてみて

鍋の端の米は浮き出しかかり、白濁した湯がまだ全体表面に残っているところで

火を止めます。ここまで全体の時間は10-15分程度で、炊飯器に比べると短く炊けます。

基本的に吹き上がり後は鍋に蓄積された熱で炊き上がるので、省エネルギーです。

この後そのまま15-20分弱置くと、ふっくら炊き上がります。

* 炊けたらお櫃に移します

量が2合以下で、小さなそのままで構いませんが、3合以上で土鍋で炊いた時は

お櫃に移します。土鍋の熱でご飯の水分が取れて硬くなります。

御櫃は上手くお米の湿度を維持してくれます。残るは檜の香りで、

金属臭が有りません。 冷えたら茶碗に入れてレンジで温めます。

残れば一杯分毎の小分けにして冷凍します。

温めたり解凍する時間ですが、女茶碗一杯100gを目安に温め1分 解凍2分です。