2003ホノルルマラソン旅行記               T.K

2日目:

モーニングラン:
前日に買っておいたヨーグルトなどを軽く食べて、K枝と6時30分にホテル1Fへ。
でんでんむしさん、hiroさん、A子さんと合流して、ダイヤモンドヘッドへ太陽を
拝みにジョギング開始。まだ薄暗い中、アラワイ運河沿いをカピオラニ公園の方向
へ向ってゆっくりと走り出す。公園に到着したら、翌日のコースとなっているモン
サラットアベニューに入り、ダイヤモンドヘッドロードへと走っていく。さすがに
ホノルルマラソン前日と言う事で、早朝ジョギングをしている人が多い。以前、マラ
ソンと関係無い時にこのコースを走った事があるが、その時は数人のジョガーと
しかすれ違わなかった。もうこの辺からして、お祭りムードが漂っていた。

 そして、ダイヤモンドヘッドの上り坂が始まる頃には
 すっかりと明るくなり、朝日を眺めるのに丁度良い駐
 車場に着いた時には、薄い雲の隙間から太陽が輝
 いていた。みんな並んで太陽に向い、片手を腰にあ
 てて、ピースサインをしたら、側にいた外人に笑われた。
 帰りはゆっくりと坂を下りながら、翌日のレースでは、ゴ
 ール前の花道となる直線を試走。『明日は、どんな気
 持ちでこの直線を走るんだろうか?』 余裕を残して、
 ニコニコしながら全力疾走! できたらいいな・・・ 
 出来るわけないけど・・・  ゴール地点には、既にゴー
 ルゲートが作られていた。 サムズ・アップではお決ま
 りの?ゴールの練習。ここで良いイメージを作っておか
 ないと、本番のゴール写真が格好良く決らない???
 これにて一応、モーニングランは終了。ホテルまでの
 帰り道にコナミスポーツ(旧エグザス)の大群と遭遇。
 今回から大会スポンサーになっている為か、やたらと
 目立っていた。私の通っているのはセントラルスポーツ。
 今回はちょっと元気がないゾ...

ダックツアー:
一度、ホテルに戻ってシャワーを浴び、ホテル無料サービスのコンチネンタルブレッ
クファーストを食べに1Fへ。コナコーヒー,ドーナツ,トースト,フルーツなど簡素な
ものだが、まあ朝食としてはこれで充分。食事を終えると、この日の午前中に予約を
いれていた
ダックツアーのお迎えを待つ事に。。。 集合時間は10時だったのだが、
時間になっても現れず。。。 ちょっと不安になって通りへ降りてキョロキョロしていると
重厚な?エンジン音を立てて水陸両用車が登場。本当にこれで大丈夫なの?という
くらい、古めかしかった。『ところでどうやって乗るんだ?』と不安になっていると車輌
後部からかなりくたびれた階段が降りてきて、車内(船内)へと案内された。その時に
アヒルのくちばしの形をした笛を渡された。

 出発!大きなエンジン音を立てて水陸両用車DUKW
 が走り出した。車内は、ほぼ満席状態。ガイドのおばちゃ
 んの巧みな話術で笑いの渦が巻き起こった。それにしても
 廻りの視線がちょっと気になる。ユニークな形をした車をみ
 て笑っているのか、乗客がアヒルの笛を加えてガーガーと
 音を立てているから笑われるのか分からないが、ワイキキの
 街中を歩いている観光客が、ニコニコしながらこちらを観て
 いる。ちょっと優越感。でもちょっと恥ずかしかった...
 日本じゃできないけど、ハワイだからいっか。

 DUKWはカピオラニ公園からダイヤモンドヘッド、カハラ、
 ハイウエイ、ハワイカイへとホノルルマラソンのコースを辿って
 走る。走行中は、ガイドのおばちゃんが、常に喋り続けて乗
 客を飽きさせない。為になる話しから、そうでない話しまで色
 々と...ハワイカイに到着すると、DUKWは船に変身。と
 言っても形が変わる訳ではなく、そのまま海の中へドボーンと
 入っていく。『大丈夫なの?』ちょっと不安だったが見事に船に
なった。船になったDUKWは、珊瑚礁に乗り上げないよう決められたコースを走って、ココ
マリーナへ到着。ココマリーナは、お金持ちが住んでいる場所で、どの家にもボートが繋が
れている。ショッピングセンターにもボート置場があるそうで、この辺の人は車ではなく、ボー
トで買い物にいくらしい。
羨ましい...
ボートから降りると記念撮影。その後、ツアー会社のフロアに案内されて飲み物を貰って一
息。帰りは普通のバスに乗ってワイキキへ... 1時間30分程度の短いツアーだったが、
充分楽しかった。

昼食:
午後からは、チームぴあの結団式が控えていたので、あまり時間も無い事だし昼食
はロイヤルハワイアンショッピングセンター内にあるテイクアウトができる店でごまかそう
ということになり、RHSCへ移動。ホットドッグの店,イタリアンの店があったので私は
ホットドッグとパイナップルソフトクリームを注文。ホットドッグはボリュームたっぷりだっ
たが、食べづらかった。(手はベトベト) その後、私とでんでんむしさん、hiroさんは
チーム部門エントリーの手続きをするために
アウトリガーリーフオンザビーチホテル
向った。受付会場となっているホテルでは、チーム部門の存在を理解していないスタ
ッフにタライ廻しにされたが、何とか受付場所に到着。無事エントリーも完了。
結団式の開始時刻が迫っていたので、会場となっている
オハナ・タワー・リーフホテル
へ移動した。

チームぴあ結団式:
チームぴあ結団式が行われる会場に入っていくと、見覚えのある、ぴあスタッフの面々
が笑顔で迎えてくれた。会場の中を見渡すと参加者の中にも見覚えある顔が・・・
K野さんだった。1年ぶりの再会。こんなところもチームぴあで参加する楽しみのひとつ
だったりする。会場では式が始まる前に、チーム団旗にメッセージを書きこむ。今年の
メッセージは、『チーム部門入賞!』 本当なら『自己記録更新!』と書きたい所だが
ちょっと今回は自信がない。『昨年の記録更新!』だとなんだか良く分からなくなって
しまうので、分かりやすい目標を書いておいた。

席に着いてドリンクを貰うと、あとは式が始まるのを待つばかり。しばらくすると会場の
照明が落され、昨年の映像が流された。ここまで、ホノルルマラソンを走るという実感が
イマイチ沸いてこなかったが、この辺からいつも気分が盛りあがってくる。そして間寛平
チームぴあリーダーの登場。会場の雰囲気は一気に盛り上がった。
結団式は、寛平ちゃん、お笑い芸人$10、サバンナのトーク、ゲームで盛りあがり、
チームぴあスタッフの諸注意事項を聞き、記念撮影を行って終了。楽しい時間は、あっ
という間に終わってしまう。


踊子:
2日目の夕食では、この日にホノルル入りする、さるさん、ひろみさん夫妻と合流すること
になっていた。待ち合わせ場所は、RHSCのクリスマスツリー前。以前にもここで待ち合
わせしたような... 夕食のレストランは、キングスビレッジにある踊り子へ...
特にこれと言った決めてはなかったが、前日に食事をした田中オブ東京の下階にあり店の
前のメニューをみてたら、レース前の食事としては、まあまあかな?という程度の思いつき
で決めた。宿泊しているホテルから近いというのも好材料?

店は地下1Fで入り口の雰囲気よりは随分と広かった。座敷席があるというのは珍しい???
時間が早かったこともあり、客は、まばらであんまり流行ってないのかな?とちょっと不安に
なったが、時間が経つにつれ、席は埋まっていった。味はというと、和食としてはまずまず。
もっとも食べたものが玉子丼だったんで、マズくなりようがないとも思うが・・・ 美味しかった
のはアボガドサラダ。アドガドの上に大量のとびっこと貝割れ大根が乗せてあり、そこへワサ
ビ醤油をかけて食べるのだが、これが旨い。日本に帰ったら作って貰おう...

日本から遠く離れたハワイで9名による宴会。どーんと盛りあがっても良さそうだが、さすがに
マラソンの前日となると、深酒はできないし、夕方になると時差ぼけの影響もあって、妙に
身体が重くなってくる。油断をするとコックリときてしまう。その上、ひろみさん、さるさんは、
この日到着。疲れは私達以上??? そんなこともあって割りとしみじみと言った感じで
宴会(食事)は進んだ。何はともあれ、明日は頑張りましょう!!とお互いの健闘を誓い合っ
て解散。

マラソンの準備:
いつものABCストアで翌日の朝食調達を行った。バナナ、水、スポーツドリンク。たいがいの
ものは揃う。さらにお握りもABCストアで購入できるが、私達の泊まっているアロハサーフホテル
には”いやす夢”というおむすび屋さんが入っている。ここのおむすびは、お米も美味しく、
手で握ったものなので、ふっくらしていて非常に美味しい。これを買って部屋に戻った。
あとは、いつもの通りゼッケン付けて、チップを装着し、翌日身につけるもの全てを並べて準備
完了。翌朝は、ツアー会社でモーニングコールの設定をしてくれているので安心して眠れる。


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