2003ホノルルマラソン旅行記               T.K


出発前:
今回のホノルルマラソンツアーは、出発前がバタバタだった。
まず出発1週間前、旅行会社から連絡があり、某航空会社J○Lのオーバーブッ
キングにより座席が確保できていないというところから始まった。その為に往きの
便をハワイ島経由にするとか、帰りの便を関空経由にするとか、はたまた帰りの日
を1日延ばす事ができないかなどと色々な代替案が錯綜。『なんだー今年は、
ひどいナー!!』なんて思っていたら、結局前日になって元サヤに納まり、何事
もなかったかのように予定通りの航空便で渡ハすることに・・・
出発前日までエキサイティングな展開で、先が思いやられたが終わってみれば
これも楽しい思い出のひとつといったところか???

成田空港:
成田空港出発は、21時45分発日本航空74便ホノルル往き。空港集合は、出発
前のドタバタもあってか?少し早めの19時00分だった。いつものように成田空港
の近くにある駐車場を予約。今回は
USAパーキングを利用した。
お台場付近から渋滞に巻き込まれたものの、空港にはほぼ予定通りに到着。
OMCの邨田氏より航空券を受け取った。邨田氏は毎年、ぴあホノルルマラソン
ツアーを担当されているので、ここ数年は1年に1度必ず顔を合わせている。
『今年も宜しくおねがいしまーす』と挨拶を交わすと、『今回は本当に御迷惑を
お掛けしました。』といきなりお詫びのご挨拶。『御迷惑をかけたお詫びに交通費
ということでお一人XXXX円ご負担させて頂きます。』との事。結局予定通りに
なったんだから・・・とも思ったが、私が一人先走って辞退したら、他のみんなも
貰いづらくなる?ということで遠慮なく頂くことに... その後日本航空のカウン
ターにてチェックイン。いつもは団体用航空券なんで、集合場所で搭乗券を
渡されていた気がするんだけど・・・ ってことは、この航空券は個人旅行と同じ
ってことか? ならマイレージもフルに貯まる? ひょっとしてアップグレードも? 
などと勝手な妄想を巡らせて手続きを済ませると、座席は後ろが壁という”ちょっ
とだけラッキーシート”に当った。これで心置きなく背もたれを倒せる。

※ちなみに、私の判断では、”ちょっとだけラッキーシート”は後ろに座席が無い
シート。”普通のラッキーシート”は前に座席が無いシート。スッチー席の前だと
広いので尚良い。シートベルト着用サインが出てるときはお見合い状態になる
のでちょっと恥ずかしいが・・・ で、”超ラッキーシート”はエコノミークラスであり
ながら、ビジネスクラスのシートに座れる事だ。

 その後、でんでんむしさん、A子さんと合流。仕事
 を終えてから来るhiroさんの到着を集合場所を見
 下ろせるカフェ(
ラ・フィエスタ)で待つ事にした。
 これから向うホノルルに思いを馳せながら、出発前
 のひとときを過ごした。一通り食事を終えるとhiroさん
 が集合場所に現れたのを発見。会計を済ませて合流
 これで、
チームぴあツアー参加組7名が全員揃った。
 今回のメンバーは、K枝,A子さん,でんでんむしさん,
hiroさん,うちのおかんと叔母。そして私。これまでのホノルルマラソンツアーの利用
航空会社は事故率が非常に高いという噂の中華航空だったが、今回はJAL。機内
サービスにちょっと期待

機内:
予定より少し遅れて搭乗開始。搭乗した機体は、期待していた
JAL's Yではない
という事に気づきちょっとがっかり。まだ100%完備されている訳ではなかったようだ。
それでも中華航空に比べると雰囲気は良かった。客室乗務員の制服もカラフルだし
機内食もなかなか。中華航空自体、そんなに悪いという印象はなかったが、JALと
比較するとちょっと劣るかな??? その分安いんだけど…
ハワイへのフライトは、途中何度か激しい揺れに襲われたが、はじめてホノルルに
出場した年は、スッチーが飛び跳ねちゃうくらいひどかったから、それに比べれば、
楽勝。。。 小説読んで、寝て、食って、飲んで(リゾッチャカクテル2週類もしっかり
頂きました)を何度か繰り返していたら到着時刻の1時間前になっていた。ここでいつ
もの着替えタイム。トイレにTシャツと短パンを持っていき、南国ファッションに変身。
以前、DFSをうろついていたら、いかにも今日到着しました!という感じの長袖、長ズ
ボンの団体を見て、あれってどうよ?ということになってから必ず、この儀式(着替え)
を行うようになったのでした。着替えが終わってしばらくすると、最終着陸態勢に入っ
ていた。

ホノルル国際空港:
スムーズな着地が行われ1年ぶりのハワイへ戻ってきたことを実感した。毎年ハワイ
へ来ると、到着した時に『着いた!』じゃなくて『帰ってきた-!』という気持ちになる。
お馴染みのウィキウィキバスに乗り、ちょっと薄暗い雰囲気の階段を降りると、そこが
入国審査場。大混雑を予想したが、窓口が殆ど全開状態で割りとスムーズに通過。
荷物の受け取りも順調に行き、出迎える現地ツアー会社(R&C)に案内され、ワイキキ
までのバス乗車券を渡される。少し時間があったので、翌月またまた訪れるホノルルの
予習をする為に個人旅行者用出口を偵察。次回はツアーじゃなくて個人旅行だから、
ワイキキまでの移動は自分で手配しなければならない。その為にタクシー乗り場をチェ
ックしておいた。バス乗り場では偶然、うさぎさんに遭遇。ちょっとだけ会話をしたが、
ツアーが違うので別のバスに乗ってワイキキへ… 

ワイキキ:
空港からハイウェイに乗ってワイキキへ向うバスからの眺めも見慣れた感じ。シャワ
ーの最中に現れる虹も、遠くに見えるビル郡も、ワイキキへ降りて行く車の渋滞も
いつもと同じ。何かほっとする風景だった。バスは、ハイウエィをおり、アラワイ運河を
渡って、
エッグスンシングスの前を通過。カラカウア通りを通って、DFSに到着した。
DFSの4Fにあるココナッツパークという会場で現地ツアー会社の説明を受けて解散。
毎回同じことを聞いているが、新しいネタでは、オウムを肩に乗せて写真を撮る詐欺
に続き、偽の慈善団体(偽善団体?)のシールを勝手に貼って寄付金を募るという
新手の詐欺が出没しているという話しがあった。事実このあとワイキキ周辺で何度も
この手の詐欺師を発見する。対処方法は声を掛けられても無視し、もしシールを貼ら
れたら貼り返せば良いそうだ。説明会が終わり、無料レンタル携帯電話を借りて、
会場を去った。

チーズバーガーインパラダイス:
到着初日は、これと言って予定はなかったが、とりあえずお腹が空いて来たので、
何か食べようということになり、私のリクエストを聞いてもらって、
チーズバーガーイン
パラダイス
へ行った。この店はワイキキビーチの目の前にあり、何度も店の前を通過
しており、入りたいナーと思いながらもタイミングがあわず入れなかったお店だった。
私とK枝は、チーズバーガーインパラダイスとサラダを注文。分けて食べる事にした。
2人で分けて食べたので、ボリュームは想像ほどではなかったが味はまずまず。
雰囲気がとても良い店だった。

アロハサーフ:
お腹も満たされてきたし、時間もお昼を過ぎて良い時間になったので、ホテルへ
チェックインすることにした。滞在するホテルは
アストンアロハサーフ。前年に宿泊し
たワイキキサンドヴィラの向いにある。このホテル一昨年に宿泊したが、その時はあ
まり良い印象がなかったのだが、何か明るい雰囲気になったような??? 改装とかし
たのかな? ワイキキ周辺のホテルとしては格は低いが、まあホノルルマラソンの時
は殆ど寝るだけの場所だから、特に問題はない。チェックインはスムーズに完了。
少し休憩して、カピオラニ公園のナイキブースでも探りに行こうか!ということになった
が、その前に、私にはやっておかなければ行けない事が・・・ 日本から注文して
おいたコナコーヒーを受け取らなければならなかったのだ。早速
UIトラベルのUIさん
に連絡してホテルまで配達して貰う事に・・・ 受け取ったコーヒーからは凄く良い
香りが… 日本に帰ってからの楽しみを1つ確保した。

カピオラニ公園:
一息ついてカピオラニ公園へ。ホテルから公園まではちょっと距離があるが、歩いて
行く事にした。アラワイ運河沿いをダイヤモンドヘッドに向って歩き、ホノルル動物園
を廻り込む様にして公園内のナイキブースへ移動。今年のTシャツのデザインをチェ
ックした。数あるパターンの中からスタッフが着ていたオレンジ色のTシャツを買う事
にした。しかしまだ買わない。買うのは大会の翌日。確実に値段が下がるのだ。サイズ
が無くなってしまう可能性はあるが…
ナイキブースを後にすると、飛行機での移動の疲れも多少あったので、ビーチ近くの
芝生に陣取り海を眺めてボーっとする事にした。私が思うにこういう過ごし方が、最も
贅沢な気がするんですけど... どうでしょう?

 時間にしてどれくらいそこに居たかは、定かではないが
 陽が傾きはじめて、ビーチが全体的にオレンジっぽく見
 え始めていた。風もあまりなく凄く穏やかな1日だった。
 公園には、サンセットをバックに結婚式を行う為の準備を
 しているスタッフ,花嫁,花婿やTBSのホノルルマラソン用
 のTV組を撮影しているものと思われる集団(押切もえ?、
 吉野さやか?)もいた。 太陽も傾いて来たし、小腹も空い
 て来たから夕食にしようかという事になり、夕食の店を検討
し始めた。なかなかこれだ!という店は浮かばなかったが、初日ということで勢いをつけ
る為に?パフォーマンスを優先して
田中オブ東京に決定。予約していなかったので開
店時間に合わせて飛び込む事にした。

田中オブ東京:
田中オブ東京(東京の田中さん)というネーミングはどうかと思うんだけど、個人的には
結構気に入っている店だ。鉄板の前でシェフが行うパフォーマンスや巧みな話術は、
グループの食事だと結構盛りあがる。担当シェフによって印象は違ってくるのだろうが…
今回は”ケン”さんが担当だった。鮮やかなヘラさばき? 怪しい日本語?でお客を
楽しませる。肉も柔らかくて美味しい。ちょっと高いが、パフォーマンスで楽しませて
貰う事を考えれば、満足、満足。今回訪れた店は、イースト店(キングスビレッジ内)
だったがワイキキには他にも2店あるらしい。夕食後は、ホロ酔い気分でホテルへ…
酔うほど飲んではいないが、時差の関係で初日はとにかく眠かった。ホテルへ戻る
途中
ABCストアに寄って、スタバックスのコーヒー牛乳、ヤミーヨーグルト(ブルーベリー
味)、クッキーに挟まれたアイスクリーム。それからお土産の試食用にカウアイクッキー
とミネラルウォーターを購入。滞在中、ABCストアは毎日利用することになる。 
ランナー組(でんでんむしさん,hiroさん,A子さん,K枝,私)の5人は翌朝のモーニン
グランをホテル入り口に6時30分集合と決めて解散。各々が、夜の街に消えて行った???

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