[[[ ホノルル '04 遠征記 ]]]
ホノルルマラソン当日!!
 <3日目>

ついにやってきた。8月初旬から4ヶ月、待ちに待ったホノルルマラソンだ。この日の為に、酒を
止め、大好きなアイスを断ち、ケーキを我慢して体重を絞込み、月間400Kmを超えるトレーニン
グを積んだ。腹筋(コアマッスル)も鍛えたし、入念なストレッチにより柔軟性も増した。全ては、
この日の為・・・ これで駄目ならもう限界! そう思いこもうと決めてやってきた。数時間後には
スタートラインに立ち、そのまた数時間後にはゴールラインを駆けぬけている。この数時間の為
に、4ヶ月以上の月日を費やしてきた。。。。

<レースに関するレポートはこちら>

ということで私のレースは終わった。
ゴールラインを駆け抜けると、力の限りを出し尽くしたでんでんさんが蹲っていた。そこへ歩みより、
私も蹲った。お互い同じ目標(3時間10分切り)を目指して、お互いのエネルギーを限界まで絞り出
したが、僅かに届かなかった。私よりも数十秒早くゴールしたでんでんさんも僅か数秒、目標まで
届かなかった。『もうちょっとでしたね・・・』 でんでんさんはかなり悔しそう。一方私は目標には届か
なかったものの自己記録を更新できた事にかなり満足していた。(というよりほっとしていた?)振りか
えると、ゴールへ続々とランナー達が駆けこんできていた。私のレースは終わった。

目標のタイムはクリヤできなかったが、楽しみがひとつ残っていた。それはチーム内順位。チーム
内で3番以内に入れば、完走パーティーで表彰されるのだ。にんじんさんは恐らくぶっちぎりで
優勝。となると残る椅子は2つ。でんでんさんが2着なら、私が3着となり、サムズ・アップのワン、
ツー、スリーフィニッシュになる。去年・一昨年の優勝タイムは3時間20分前後だったから、今年も?
と言う訳で 希望
・希望希望は膨らんでいった。

ゴール地点でボランティアに貝殻のレイをかけてもらい、シャワーを浴び、テント目指して歩いて行く
と、チームぴあのノボリを持ったお兄さん発見。何番目のゴールか聞こうとしたら、すかさずお兄さん
が、『お疲れさまー 5番と6番です!』 ガクッ!!膨らんでいた希望は小さくしぼんでいった。
『このタイムで5番と6番かー、今年はレベルが高いですね。』と話しながら、チームぴあのテントを目
指してトボトボと歩いた。

チームぴあのテントに到着!

今年もテントの入り口には真っ赤なカーペットが敷かれ、サンタの格好をしたおねえさんがタオルを持って待っていてくれた。 『完走おめでとうございまーす!お疲れ様でしたー』と弾むような明るい声を掛けられ、タオルを肩にかけてもらう。おもわずニヤけてしまうのは私だけ??? 『ランニングやっててよかったー』 
(他のスポーツじゃ、なかなかこんな事無いもんね。)

テントの中に入ると、レースデイウォークの完歩者や先にゴールしたランナー達がくつろいでいた。
その中ににんじんさんを発見。にんじんさんはチームぴあ優勝!!これでチームぴあ男子の部
は、3連覇達成となった。

※'02男子の部優勝:私,  女子の部優勝:R555さん
※'03男子の部優勝:でんでんさん
※'04男子の部優勝:にんじんさん



このあとはテントの中でゆっくりと、くつろぎのひとときを過ごす事にになる。豚汁を食べ、好物のターキーサンドを食べ、ジュースを飲み、おにぎりを食べ・・・ サムズのメンバーがゴールすると、出迎えて写真を撮り、芝生の上に寝転んだり、レースを振り返ったり・・・ テントの中で過ごす、この時間が毎年凄く楽しみ。

どうってことないようなんだけど、こういうところにささやかな幸せを
感じてしまう・・・ 国内のレースだと、こういう寛ぎの空間がレース会場に少ないんだよなぁ・・・

  
5時間を過ぎると、サムズのメンバーは続々とゴールしてきた。(さすがランニングチーム!?)
結局最後にゴールしたのは私の叔母で6時間53分だった。ちなみにチームぴあでは、まだ
後ろに何人もいたし、このタイムなら荒川市民マラソンでも完走できるので立派、立派・・・
これで全員完走!というわけでサムズグループの参加者にとってのホノルルマラソンは、AM5:00にスタートし正午までに終了した。

全員がゴールしたあとも暫らくはテントで寛ぎ、PM1:00過ぎホテルへ戻ることにした。ホテルへは
JTBの送迎バスを利用した。ラクチン、ラクチン・・・ホテルへ戻り、シャワーを浴びると突然睡魔
が・・・ 電話の音で目覚めたが、電話が鳴らなかったら、このまま朝まで撃沈だったかも??? 
少し、休んだら、カピオラニ公園のナイキブースを覗きに行く事になっていたので、急いで仕度を
して、ホテルのロビーへと降りて行くと、もう既にみんな集まっていた。

カピオラニ公園へはタクシーを利用。ナイキブースはこの日はPM3:00までの営業と言う事で急い
でTシャツを購入。ホノルルマラソンでハワイに来た時は必ずTシャツを購入する事にしている。
買い物も終了したのでお茶でも飲んで、一度ホテルへ帰ろうかということになり、パークショアホテ
ル1F(翌日サーフィンレッスンでお世話になる
ハンズヒーデマンサーフスクールの隣り)にある、
スターバックスコーヒーで甘ーいカフェを飲みことにした。そう言えば、この日はJTBのブースでも
アイスを貰って食べていたし、ナイキブースから出ようとした時にも店員からハーゲンダッツのアイ
スを貰って食べていたから、甘いもの食べまくりだ。まぁいいか、長いあいだ我慢してきたんだから
・・・ でも日本に帰国してから体重計にのるのが、ちと恐い。

このあとはいよいよ完走パーティー 毎年滅茶苦茶盛りあがって楽しいイベントなんだけれど、これが終わってしまうと、チームぴあは解散となり、ホノルルマラソンは終わってしまう。そう思うと、ちょっと寂しいような気もしてくる。完走パーティーはPM6時に開場された。所定のテーブルにつき、まずはブッフェ形式の食事をとる。飲み物はもちろんビール!!!!!!!!!!!!! ビールを飲むのは2ヶ月ぶり??? いやー旨い!!!!!!!! 適度な喉の乾き、走りきったという達成
感。それに目標に近い結果が出せた事。それらが絡み合って、ビールの味を格段にUPさせていた。
食事が終わると、ショータイム!!
司会の小倉さんの名調子で幕が開ける。そして$10、サバンナ
、たむけんさん、寛平ちゃんと次々に登場。チームぴあ内の順位表彰では、にんじんさんがステージの上にあがり優勝賞品のipodを獲得した。さらにトーク&ゲームが続き、会場はまたしても爆笑の渦に・・・ 宝くじ3万円分を賭けたゲームあり、ホノルル往復ペア航空券を賭けたゲームありで大いに盛りあがったが、結局ひとつも賞品は獲得できず・・・ 残念!!
    

最後はチームぴあカメラマンの撮影した写真が、寛平ちゃんの唄”RunRunRun”をBGMにスクリ
ーンへ映し出された。これが凄く感動的・・・ 痛みに顔を歪める人、最高の笑顔を振りまいてい
る人、ただひたすら前を見つめて走っている人。お揃いの赤い帽子を被り、お揃いのユニフォー
ムを着て写っているその姿は、どれもこれも感動的で、思わず、ポロリ・・・



これでチームぴあ全てのイベントが終了。常連の方達と来年の再会を約束して会場を後にした。サムズの参加メンバーはこのあと2次会へ突入! 行った場所はマイタイというカクテル発祥の地として有名な”マイタイ・バー” ロイヤルハワイアンホテルに入っていくと、そこは全てのものが、ピンク色で統一されていて、ここまでくるとある意味凄みさえ感じる???

海辺の”マイタイバー”からは、ワイキキの高層ホテルの夜景やダイヤモンドヘッドへと続く街灯などが見渡せ、かなり良い雰囲気!10名以上で訪れた事もあって、テーブルセッティングに、てこずらせてしまったが、今日1日頑張ったって事で許してください。
おだやかな潮風を頬に受け、マイタイを飲みながら、この日の思い出を振りかえるという、まったりとした時間がゆるりと流れていきました。『あそこでさぁ〜 XXX』なんて会話が止め処も無くつながっていく。ランナー同士の会話って、周りの人にしてみたらつまらないのかもしれないけど、走ったもの同士にとっては凄く楽しい。
時間が経つのを忘れて話しに夢中になっていった。
ランニングのあとの飲み会って大抵、長くなる。

結局バーを出たのはPM11:00頃? この日は朝まで!という意気込みが無いことも無かったが
翌日にサーフィンレッスンを控えていたので、無茶な飲酒は控えることにした。ホテルに戻り、
翌日のスケジュールを確認。 翌朝、エッグスンシングスに行く人は5時30分にロビー集合・・・
行かない人はサーフレッスンで会いましょう!という事で解散。 部屋へ戻り、シャワーを浴びる
と、速攻で撃沈。 こちらへ来てからホテルの部屋では、シャワーを浴びるのと寝る事ぐらいしか
してないような・・・

<4日目> へ続く


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