[[[ ホノルル '04 遠征記 ]]]
ホノルルマラソン前日!!
 <2日目>

この日は朝5時に起床。『早ぇ−』と思う方がいるかもしれませんが、時差ぼけの影響で3時には目がバッチリとさめており、5時ま
での2時間が長かった事・・・長かった事・・・

走る準備を済ませ、ホテルのロビーへ降りて行くと、参加メンバーは全員揃っていた。みんな気合入りまくり???
うちが遅刻気味だったのか??? みんな準備万端と言う感じだったので、ストレッチもろくにせず出発!!

ラディソン・ワイキキ・クヒオで待っているミヤコさん夫婦と、にんじんさんのところへ移動を開始
した。 予定では10分で移動できると思っていたのだが、信号待ちが多く、予想以上に時間が
掛かったため、ミヤコさん夫婦と、にんじんさんはホテルの前で仁王立ち???
これで全員揃った。『じゃあ行きましょう!!』ということで、クヒオ通りから一度カラカウア通りへ
出て、ホノルルマラソンのコースを辿ってダイヤモンドヘッドを目指す事にした。

まだ周りは暗いのに、走っている人は大勢いた。みんな同じ事を考えているようで、走っていく
方向もほぼ同じ。いつのまにか大集団ができあがっていた。ダイヤモンドヘッドの上り坂に差し
かかる頃には明るくなり始め、『明日の今頃は?』なんて話しをしながらジョギングを続けて行
った。



到着! ジョギングをはじめて30分程度でダイヤモンドヘッドロー
ドの展望台のようになっている駐車場に到着した。太陽はまだ昇
っていなかったので、しばし休憩・・・
『今年は海から昇るところが見えるかな?』ちょっと不安になりな
がら、その時を待っていると、見えてきた! 海面と空の境目から
まぶしい光が・・・と思っていると、瞬く間に太陽の姿が現れた。
半円になったかと思うと、もう次の瞬間には、まん丸の太陽になっ
ていた。 『何年ぶりだろう? こんなに綺麗な日の出を眺めたの
は・・・』 今回はツイてるかも??? そんな気がした。

   
 
   


サンライズ観賞が終わると、次のイベントはホノルルマラソンゴール地点でのゴール練習だ。ダイヤモンドヘッドの坂を下り、カピオラニ公園へ。ここはレースの終盤、最も盛りあがる花道だ。
『明日はこのあたり観衆が凄いんでしょうね。』なんて話しながらゴールへと向う1本道をひた走る。明日はここをどんな気持で走るんだろう? 希望に心を躍らせながら走っているのだろうか、それとも
絶望感に苛まれ、下をうつむきながら走っているのだろうか?

ゴールゲートは出来あがっていた。その下をみんなでバンザイをして通過する。こんなイベントも毎年恒例になってきた。ゴールゲートを通り過ぎ記念撮影。私は今年が6回目であり、今後も参加するだろう。 でも、これが最初で最後のホノルルマラソンとなる人もいるかもしれない。そう考えるとやはり記念撮影はしておきたくなる。

 ゴールゲート付近で明日の展望?などをしばし語り合い、流れ解散。 この日は午後からチームぴあ結団式が予定されているのでそれまでは、分かれて行動する事になった。

私とK枝は一度ホテルに戻り、シャワーを浴びて、母と叔母を引き連れて朝食を食べにアウトリガ
ー・リーフ・オン・ザ・ビーチにあるショアバードへ移動。ここのレストランは夜は、ステーキなどを
自分でグリルへ行って焼く、ちょっと変わったレストランだが朝と昼はブッフェ形式のレストランで
朝食は$10弱。ビーチサイドということを考えるとちょっとお得な気分になれる。青い海と空を眺
めながら食べるフレンチトーストは、なかなかgoodでした。

朝食後は、母と叔母はナイキグッズを入手する為にワイキキ周辺を攻めることになり、私とK枝は
ランニングルーム(ランニング専門店)へ私のシューズを買う為に出かる事になった。足のサイズ
が一般的な日本人よりも少しだけ大きい私は、自分の足にあったシューズを国内で入手するのは
難しい。と言う訳で海外旅行はシューズ購入のチャンスなのだ。ランニングルームは、ホノルルマ
ラソン開催期間中、セールを行っているので、買いだめのチャンス! 今年はミズノのウエーブ
エアロとウエーブライダーの2足を購入。これで$150だった。満足、満足・・・

このあとはハワイコンベンションセンターでナイキのペースカリキュレーターを作りに行く予定なの
だが、このお店はカパフル通り(ハイウェイ寄り)なんでワイキキからはちょっと離れている。
タクシーを呼ぼうか歩いて行こうか迷っていると、1台のリムジンが登場した。聞き耳を立てると、
『普通のタクシーでええのに、何でこんな大きいのが来たの? 値段一緒?』という声が・・・ 
振りかえると日本からホノルルマラソンを走りに来たと思われる家族がいた。 ラッキーリムジン?
※ワイキキ周辺でタクシーを呼んでもらうと、リムジンがくる事がある。値段は普通のタクシーと一緒。
これをラッキーリムジンと呼ぶことにしている???

『いいなぁー』と思っていたら、『一緒に乗ってったら?』というお誘いを受けた。一瞬迷ったが、
こんなラッキーを逃す手は無いと思い、すばやく乗りこむことにした。豪華皮張りのシートに身を
埋め、ご家族の記念撮影を手伝ったり、レースの作戦などを話していたら、あっという間にDFS
前に到着。こんな乗り心地だったらもうちょっと乗っていたかった。DFSからはDFSトロリーを利
用してアラモアナホテルまで行き、そこから歩いてコンベンションセンターへ。会場では素早く
ペースカリキュレーターを入手してワイキキへ戻った。12:30に待ち合わせをしていたので慌し
かった。

昼食は鮨好というお店に行こうと思っていたのだが、あいにくこの日は夕方まで休業。このあとPM
1時から結団式が控えているので、あまり時間に余裕がなかったので、すぐ側にあったオーガニッ
クカフェという店で昼食をとることにした。健康食のファーストフードという感じのお店で素材は、
自然食材が用いられているようだが、個人的に味のほうはビミョーだった。

食事を終え、いざ結団式の会場へ・・・
会場では、サムズのメンバーと再合流。また過去にチームぴあで知合った方々と再会。
毎年、ゆっくり話す機会がなくて残念なのだが、顔を合わせるとなんか和んでくる。『今年も頑張り
ましょうね!』と言葉を交わし各テーブルへ・・・

結団式が始めると、会場は笑いの渦へと巻きこまれていく。寛平ちゃんを筆頭に、関西お笑い芸人($10、サバンナ、たむけん)のトークやゲームで明日レースがあるなんて事は忘れて盛りあがった。この楽しさは会場にいないと伝わらないだろうなぁ・・・
※$10とサバンナは年末のM1グランプリに出場。惜しくも準決勝で敗れてしまった模様。残念!!

ちなみに結団式では、ツアー申込書にホテルなどを一緒にしてもらう為に記述した”金子と同じグループ(サムズ・アップ)”という20名弱の記述がスタッフの目に止まったようで、300名近くいる会場でサムズ・アップという名前が取り上げられた。来年は何人集まるんだろう???

結団式が終了するとサムズのメンバーは一度解散。この日の夕食は田中オブ東京に予約を入れてあったので、店の前で再集合することにした。私とK枝はいったんホテルに戻り荷物をおいてか
ら出直すことにした。

   

PM5:30、田中オブ東京セントラル店前。サムズのメンバーが再集合。全員揃ったところで店内へ入った。この店は各テーブルにシェフが付き、鉄板焼きのパフォーマンスを見せてくれる。これが楽しみのひとつ。今回は人数が多いので2つの鉄板に分かれたのだが、ここに大きな差が・・・

私がついたテーブルの担当シェフはビクター。ちょっとおとなしめ大丈夫か???もう一方のテーブルはダイスケ。こちらはトークが弾んでいる模様・・・ビクターの方は第1印象が敵中してしまったようで、パフォーマンスがイマイチ決らない。トークもイマイチ。しかもこれまでに何度も観てきた玉葱の火山?や投げ上げたエビの尻尾を帽子で受けるパフォーマンスが入って無い。肉や野菜のカットにもイマイチ切れがないし…

ん・・・ どうやら、ハズレシェフだった模様。 まあ仕方ないか・・・
それでも、大勢で食事をするのは楽しいから、それだけで充分だったかも・・・

夕食後みんなと分れた後は、翌朝のレースに備えてABCストアで買出し。朝食(おにぎり)は
ツアーから支給されるので、それ以外に必要なオレンジジュース、甘いパン等を購入。部屋に
戻ってシャワーを浴びて眠りについた。明日はいよいよレース。この4ヶ月間頑張ってきた事が
試される。 明日はどんなレースになるんだろう?天気はどうなんだろう?気温は?風は?
あれこれ考えているうちに眠ってしまっていた。

<3日目> へ続く


戻る