第6話:うさ天使恋のメロディ

作:佐倉くれあ
これはヘボン企画(4万ヒット記念)のリクです。
なぜこんなヘボヘボになったのか詳しくはこのページへ。


-From 1-


 八樹はいつも一人で練習をしていた。
 練習には集中が必要だ。
 それにレベルの低い練習相手はコンディションを乱すだけだ。
 だが、今日は八樹一人ではない。
 八樹の『モノ』がけだるそうに八樹の練習を眺めていた。

 人間ではないからなのだろう。半屋の視線は気にならなかった。
 八樹はここ最近ではないほど、練習に集中することが出来た。

 「てめぇに決めた」
 八樹が休憩を取っているとき、急に半屋がそう言った。
 そのあまりに遅い認証に、八樹は、この人形の回路が壊れているのではないかと不安になった。


  このままのんたらしていたら、恋
  愛に突入できません! 
  こんかいのポイントは恋愛に移行する
  ための無理矢理な展開でしょうか(笑)