第15話:大陸間弾道うさ天使
作:
佐倉くれあ
これはヘボン企画(4万ヒット記念)のリクです。
なぜこんなヘボヘボになったのか詳しくは
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-From 1-
「………で、そのあと大陸間弾道鉄道(TDT)に乗ってNNY(ネオ・ニューヨーク)に行って………。夜景の綺麗なスィートルームを予約しておいたから、一週間ぐらいゆっくりしよう。で………」
「一週間もいらねぇ」
「そう? 結構見るところ多いんだけど」
「世界の中心さえ見つけりゃそれでいいんだよ」
なんとなく引っかかる言い方だ。世界の中心を見つけたら半屋が居なくなってしまうような、そういう気がする。
(さりげなく本当にそれっぽいところは外しておこうか。いっそ旧ニューヨークに連れていったりしてもばれないかもしれないし………さすがにそれはまずいかな)
八樹には強姦してしまったという負い目があるため、あまりひどいことできない。
(まぁなるようになるか。とりあえずは新婚旅行を楽しもう。そうだ。半屋君用のトラベルグッズを買いにいかなきゃ―――)
八樹は恐ろしく浮き立っていた。
そのころ―――
「若。八樹宗長が大陸間弾道鉄道とネオ・ニューヨークと上海のホテルの予約を入れた模様です」
サングラスをかけた男が、一枚のホロ文書を持って現れた。
「上層部に直訴か。今更なにをどうあがこうと無駄だということにも気づかないらしいな」
若と呼ばれた男は忍び笑いを漏らした。
「いえ、上層部とのコンタクトの予定は立てていないようです。その代わり例の人形の分の予約も入っています」
「その人形をさらう手はずは整っているのか?」
「はい。人形が一人になったらいつでもさらえるように万全の準備をしております」
「少し待ってやれ。NNYでさらうとしよう。甘い夢をたっぷり見せた上でそれを取り上げるのだ。いいな」
「わかりました」
サングラスの男は八樹のマンションの周辺に張らせていた男達をネオ・ニューヨークへ向かわせるように指示をだした。
一体若は何をしたいのかよくわからない上に、舞台がネオ・ニューヨークへ移るとは私さえしらなかった(笑)
しかし大陸間弾道鉄道(海底に深い穴を掘るんです。斜めに落ちてゆくように。そうするととても速い乗り物になるのだとか)の略称TDTというのは、字面だけ見るとなんだか妙な絵文字のように見えますね(笑) しかも略称なのになんのひねりもなく日本語の略だというところがミソ(笑)
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