イラスト修行日記
 〜めざせイラストマスター2〜

 

 


 これまでのあらすじ。
イラスト修行を続ける佐倉だったが、その道は深く、険しい。
八樹さまの呪いを脱するために、次に選んだ「髪の毛さらさら」のターゲット、しかしさらなる地獄が佐倉を待ち受ける………
詳しいことは修行日記1をどうぞ。



佐倉の野望。
1.ギャル目っぽく塗れるようになる。
2.髪の毛を流れるようなさらさらに塗る。

ちなみに一日一枚ペース。
順番は出しているとおりです。
では続きを。


いい加減あきらめた方が良いのでは?
さらにひどくなってくる佐倉の絵。
髪の毛はまるで銅のように光っていますが、
銅は金属です。いくらなんでも人間の髪とはほど遠いのです。
こういう画風を狙ってかいているのではなく
一生懸命かわいくしようとした結果がこれ
というのがミソです。よく見ると、右側の瞳
は「ああ、こういうCGの塗り方あるよね」
という感じで塗ってありますが、
それ以外があまりにもひどすぎます。

とゆーか、あきらめようよという感じです。
しかし、佐倉があきらめたのは「髪の毛さらさら
キャラを描く」ということだけでした。
そうです。もう一度梧桐さんを描いてみるのです!
八樹もミユキもまだ無理なことはよーくわかりました。
そして。


ああ、少し落ち着いた。
なんというか梧桐さんらしい色気には欠けますが、
底をはいずり回っていた今までの(特にミユキ)
よりはずいぶんマシです。
髪の毛は金属みたいですが、梧桐さんなのでオッケーです。
ちょっとポーズなんかも考えたりして微妙に余裕です。

ここでまた気が大きくなった佐倉。そうよ、
私に足りないのは絵のテーマなのよ。単に顔アップじゃ
どうしようもないのよ。ちょっとテーマなんかつけてこそ、
イラストというものなのよ!と大きく出てみました。

 

 


いきなり難しめのポーズにチャレンジ
どこがおかしいのかはわかっているのですが、
書いてしまうとばれてしまうので(ばれて
いるでしょうが)書きません(笑)
でもね〜、背景がんばったんですよ〜
やっぱどこかに心のよりどころがある方がいいですね。
背景はがんばった、だから良し(笑)

さて、考えてみればまともな半屋さんを
描いていません。

で。


うーん。うーん…
いやさ、まぁデッサンなんかはそれほど狂ってない
んじゃないかと思いますよ?でも魅力がないさ。
ちなみに、「おかしい」絵を描いたときと「魅力がない」
絵を描いたときでは、「魅力がない」絵を描いた
時の方が落ち込みますね。
だって嬉しくないんだもん。おかしい絵の方が
個人的に満足ポイントがあるんだもん(だから
こそおかしくなるのだが)


 

 

ここは一発、自分で満足するだけのために
絵を描いてみよう。
そうだ、私にとっては技術の向上こそすべて!
ビバ!技術。どうせイラスト描けないもん。
で。


がんばった。がんばった。
なにかと似ててもオッケー(ずっとこの絵柄でいくわけでもないし)
とゆーわけで一発ネタを(笑)
佐倉の技術をつぎ込んだ、「いまどき風」梧桐さん。
線はもちろんパスですよ。てゆーか、パスを使えば誰でも描けるよね(笑)

しかし、固めようと思わないと、
絵柄なんてまったく固まらないものですね(笑)

まぁコンピューターさまのおかげで、
実際にはまったくイラストの描けない佐倉
が、たまにはおかしくないかもしれない絵を
描けるようになっているかもしれないです。
ありがとうコンピューターさま。

しかし、理想は、
1.佐倉の考えるキャラの美しさが表現できている絵。
2.どうにかして脳内でイラストをイメージできるようになる。

という、果てしなく遠いものです。今は
行き当たりばったりに描いているだけだしね〜

ちなみに、「適当にラフを描く→消しゴムで『ここだ』と
思うところまで削っていく→その上から線を入れる」
というやり方なのです。自分じゃ描けないけど、
たまたま見た線がおかしいかおかしくないかは
判断できますからね(笑)

つまり思いっきり行き当たりばったり
これを出来るのはコンピューター上だからこそ。
ありがとうペインター、ありがとうフォトショップ。

佐倉の修行は始まったばかり。
いつかは理想の絵を描けるようになりたいです。


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