イラスト修行日記
 〜めざせイラストマスター〜

 

 


 色塗りの修行を続けていた佐倉。しかしどうしても「ギャル目」が塗りたくなり、「そうだ!ギャル目ならイラスト下手でも、色塗りでごまかせる。描いてみよう、イラストを!」とおかしな妄想を抱きました。
そして………



まず前提として。
1.佐倉は線がまっすぐ描けない。円も描けない。
2.そもそも頭の中にイラストが浮かんでいない。
3.絵描きではないので「自分の絵柄を決める」という努力は放棄。

これがどんなひどい結果を生むのか、この時点ではまるで気づいていませんでした………。

ちなみに一日一枚ペース。
順番は出しているとおりです。
では一枚目から。


↑これはもう泣くしかない
初めて描いた半屋………。
線を引けないんだったらパスで線を描けばいいのよ!コンピューターの
力を使うのよ! と思った結果がこれ。
目はギャル目ではあるが……。

ここであきらめれば良かったのですが、
なんとネットサーフィン中に「ペインターで簡単に
お絵かきできるブラシ(シャーペン風)」を手に
入れてしまいます。手に入れたら試したいです。
というわけで次の日に描いた二枚目。


あれ?意外にマシかも?(上のよりは)
梧桐さんだと念じつつ丁寧に描いたせいか
上の半屋よりはずいぶんマシに。
ちょっと幼い顔だったので、中学生にしてみた。

 

 

この梧桐さんでそれなりに満足した佐倉。
これはいけるかも!?と思ったのですが、しょせん佐倉は絵描きではありません。
この後に地獄が待ち受けるのでした………


何かがおかしい…
なんでこんなにおかしいのか。
この「薬やりすぎで脳ミソとけてるんです」
と言いたげな不良はだれなのか。
いや、半屋は不良だからそれでいいのか。

これはおかしい。というわけでこれについては
「見なかったこと」にすることにしました。
「そうだ。私がやりたかったのは、綺麗な髪塗りだったわ!」
そう思い直した佐倉。次には「流れるような綺麗な髪の毛
の八樹」にチャレンジです。上の半屋の事は忘れましょう。

で。


さらにおかしく………
髪の毛を「さらさら〜、つやつや〜」に
塗ってみたかったので八樹を描いてみました。
しかし………こんなに難しかったんだね、八樹。
か、髪の毛はね、少しはマシだと思うんです。
髪の毛だけはね。


 

八樹なのに、美しく描けない!―――これは衝撃です。
つーか、技術がないんだから当たり前なんだけどね。
でも、少しでも自己満足できるところがなくては
収まりがつかない。たとえ人には汚く見えても、
せめて自分では美しいと思える八樹が描きたい。
というわけで、次の日も八樹にチャレンジ。
が。


誰?これ?
アップするにあたり修正したので少しは
衝撃度が低くなっていますが、初めは
あまりにもひどかった。ひどすぎるので、主線
消したぐらいだもん(そうしたら少しだけマシになった)
雑な塗り方で、雑な線をごまかしている感じ。
ただ、上の八樹よりはデッサン自体はましかも。
しかし、とうてい同じ人間が同じ八樹を描いたとは
思えない出来ですね。


いかん。このまま八樹を描き続けていては。
ここは撤退。名誉ある撤退よ〜。
というわけでまた初心に戻ることに。
初心、それは「ギャル目」
デッサン自体はそこまで狂ってないんだし、
「ギャル目の半屋」なら、バレンタイントップに
できる仕上がりになるかもしれない。
バレンタインならギャルでもロリでも
いいんだし!(自己擁護)と思って描いた絵。



↑おい。
実はバレンタインらしくチョコを持っているのですが、
それはカット。いや、問題はそこではなく。
なんだろう、これは?そもそもこれは
男なのでしょうか?
いくら「ロリ〜、ギャル〜」と念じていたとはいえ、
余りにもひどすぎます。
これもパスで線を引きました。
とにかくパスはやめた方がいいような気がします。
さっきはあえてふれませんでしたけど、ギャル目
もうまく塗れてないよねぇ(上のも)。道は険しい。

 


 というわけでバレンタイントップを
自分で描く、というのはすっぱりあきらめて(どうやっても無理だ)
次の日会ったRDさんに頼みました。ありがとう。
もしかすると、八樹を完成させていないのが
よくないのかも、と思い直し、次は再び八樹。今度は
雑に塗るのではなく、丁寧に!しっかりと!


なんという魅力のなさだ………。
八樹を描いているはずなんです(泣)
美しく、闇のにおいが少しあるような。
そしてその中にまじめさが出ているような。
初心者にはきつすぎます。
でも、ネクタイはそれっぽく塗れました(小さな喜び)
あと、こういう塗り方はキライですが、髪の毛も
少しはさらさらです。でもキライ、この八樹。


やはり八樹は初心者向きではないのです。
どうしても髪の毛さらさらをやりたいのなら、
まだもう一人適任者がいるじゃないか!
佐倉はそう考えました。
なかなかのポジティブ志向です。
あきらめないのです。
で。

ここらで、ページを換えます。次もすごいですよ(笑)
次へ。

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