飼育材料(幼虫編)

幼虫飼育ケース


 幼虫を飼育するケースは、基本的にカラスビンがよいとされています。ガラスビンだと、プラスチック容器のように変形することがありませんので、マットを思いっきり堅く詰めることが出来るからです。しかし、初令〜2令幼虫を飼育するときには、必ずしもそのようなガラスビンが必要だとは感じません。もっと簡単な容器で十分だと思います、たとえば、スーパーでおかず入れとして多用されているプラスチックカップなどでも十分代用出来ると思います。

 
case_onecup.jpg (8509 バイト) case_cup.jpg (14350 バイト)
ワンカップビン プラスチックカップ
 

 私が使用している容器は、いわゆるワンカップビンが最も多いのですが、これはガラスビンだからそうしているのではなく、最も容易に手に入るからです。私の自宅の前がたまたま酒屋さんで、ワンカップの自動販売機が置いてあり、使用済みのワンカップビンが捨ててあるため、夜中にこっそりと拾いに行っているわけです!
 これまで、百回以上拾いに行きましたが、その結果数百個のビンを集めることが出来ました。さすがに、これ以上あってもおいて置くところがないので、いまでは拾いに行っておりませんが!

 幼虫も終令になると、とてもワンカップビンでは飼育出来なくなりますので、大きな入れ物に入れ換えなければなりません。終令幼虫飼育用の容器としては、やはり前述したようにガラスビンが最も適していると思いますが、以外と入手が困難なものです。
最もポピュラーなのが、インスタントコーヒーの空き瓶ですが、個人で消費するには時間がかかります。そこで、最初の頃は、100円ショップで、ふた付きのプラスチック容器を買って使用しておりました。写真のように、ふたに穴をあけてやれば何の問題もなく使用できます。
後から聞いたのですが、こんなにたくさん穴を開けなくても、十分空気の流通はあると言われました。あまりたくさん穴を開けると、乾燥の原因になりますので、注意したほうがよさそうです。

 
case_grass.jpg (8562 バイト) case_coffee.jpg (8948 バイト)
ガラスビン ガラスビン(コーヒービン)

 

case_100shop.jpg (7993 バイト) case_mini.jpg (13333 バイト)
100円ショップのプラスチック容器 ミニ飼育ケース
  

 やはり、これも業者から購入することになる場合が多いのですが、せっかく買うならもっとも使い勝手があるものがよいと思い、私はミニ飼育ケースを使用しています!
これだと、容量が1.4リットルあり、一度マットを詰め替えれば、3〜4ヶ月は放っておくことができるとともに、何段にも積み重ねることが出来るので便利です。ただし、乾燥し易いのでふたにラップを被せて湿度を保つようにしなければ、使いものになりません。

 

 

b-back3.gif (712 バイト) b-home3.gif (768 バイト) b-next3.gif (731 バイト)