飼育材料(成虫編)



 飼育を始めた頃は、黒砂糖を溶かして作ったと思われる人工樹液(黒蜜)をホームセンターで購入し、それを与えておりましたが、補給する手間が大変なことと、適当な容器がなくて成虫がすぐにひっくり返したりしてマットが汚れることが多かったため、最近はもっぱらゼリーを与えております。ゼリーと一口に言っても、いまでは様々な業者からタンパク質を配合したものとか、バナナの風味を付けたものなどが市販されておりますが、今はそれらを使い分けるようにしております。
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市販の人工樹液(黒蜜) 市販のゼリー


 まず、単独で飼育している新成虫には、最もポピュラーなゼリーを与え、ペアリングしている成虫には、そのほかにタンパク質を配合したゼリーなどを同時に与えるようにしております。 また、ゼリーには16g入りと60g入りの2種類のものがあると思いますが、60mmを越える大型のオス以外には16g入りゼリーだけで十分だと思います。大型のオスは、顎が引っかかって16g入りのゼリーでは、うまく食べられない場合がありますが、たいていのオスは、それでもうまく工夫してゼリーを食べているようです。

 人によっては、ゼリーを固定する容器を入れている人もおられると思いますが、私は特に採用しておりません。深い意味はないのですが、ゼリーを置く場所を一カ所に集中させたくないのと同時に、産卵木などを入れることによって、置き場所が物理的に得られないのがその理由です。

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タンパク入りゼリー1 タンパク入りゼリー2

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