まずは、幼虫群の中からとっておきのモノを見せて頂いた。ニジイロの前蛹だ。おお!こんなに大きくなるの??さらに、色虫系では、パプキンの飼育ケースが。なんでも幼虫をまとめ飼いしていたらしく(中ケースに20匹も!ん?・・・40匹だっけか。)、それぞれ蛹室を作るも、次から次へと他の幼虫が進入してほぼ壊滅状態であったという。なんてことをされるのか・・・。しかし、これがクワ馬鹿精神であると思うのは私だけだろうか。

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ニジイロクワガタの前蛹

美しいメタリフェルホソアカクワガタ


 国産オオクワの中でもお気に入りのモノを見せていただいた。いかがでしょうか?産地不明ですが、写真では判りにくいかもしれないが、外産にも負けないがっしりとした幅のある頭、胸そして腹、また太い顎は「おお!これぞ、オオクワやー!」という感じであった。松本氏はプロレス同様、クワガタもごつい体型が好みであった。おっと、松本氏の名誉のため書いておくが、彼は決してモーホーではない!と。(疑)

 

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松本さんご自慢の国産オオクワガタ


 発酵マットについてもご教授頂いた。発酵マットは、基本的にはご自分で作製されているようである。過去にも、「粉ミルク発酵マット」なるものを試作されていたが、現在は「小麦粉+くぬぎジャンボ」で発酵マットを作製・使用されているとのこと。まだ、その成果は出ていないが、私が見せていただいた感想として、かなり水分控えめなのが印象的であった。

 さらに、劣化菌床(キノコも含む。)を乾燥させて現在ストックしているそうだが、これも水分を補給し、幼虫飼育マットとして使用の予定である。また、添加剤も新たな物を模索しているらしく、さらに幼虫に栄養価の高い「あるモノ」を直接与えることを検討中であるとか。う〜ん、侮り難し。

 飼育用品については、ご近所の「88円均一ショップ」で購入されることが多いとか。「100円均一ショップ」なら聞いたことがあるが、「88円〜」なるものがあるとは・・・恐るべし千林地区!(ローカルネタですが、ご容赦を。)

 また、おもしろいと思ったのが、ホームセンターで購入されたという「杭」である。これは直径10数ミリ、長さ35センチ位の金属製であるが、普通は地面に打ち込むのに使用するわけで、当然ながら瓶詰めしたマット・菌床などに通気口を開けるには具合が良い。最近は、100均ショップ&88均ショップ&ホームセンターには足繁く通っているとのこと。見習わねば。

 その後、松本氏がいつも通っているという大阪の有名店「Be-1」に行くことに。とら蔵号で一路「Be-1」へ。ここで、ひとつ重要な情報が・・・。松本氏邸から「Be-1」へ行くには少々距離があり、写真の「豊里大橋」を渡らねばならない。これがなかなかの長さ、そして橋へアクセスするときの勾配が半端ではない。しか〜し!松本氏は普段から体力の向上に努める人ですから、愛用チャリで行くらしい!そして、カゴには生き虫、ハンドルにはマットをぶら下げて・・・・。怪しすぎる!!しかし、実話である。(敬服)

 

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半端じゃない、果てしなき豊里大橋!


 また、松本氏のご子息とうちの「子とら」との「仮面ライダー・クウガ対決」も実現でき、本当に満足感で一杯であった。この二人、クワ馬鹿予備軍としては、十分すぎるくらいに素質はある。手に持つ武器が、将来、ガーバー斧や鉈になっていることは間違いない。(松本氏談) 最後に、今回お宅訪問を快く引き受けて下さった松本氏でありますが、現在(11/20)体調を崩されており、非常に心配であります。ひょっとして、「とら蔵が行ったから・・・」なのか?とにかく、ご健康体になられることを心よりお祈りいたします。体調がお戻りになりましたら、是非プロレス観戦にもご一緒したいと考えております。あ、ミスター・ヒトさんのお店にもご一緒したいですう!!

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頼もしいクワ馬鹿予備軍


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