いちおう、切り株の根っこ付近の幼虫・・・しかもかなり大きいのばかりが出てくる。そうこうしているうちに、「ぐわっ!でた!デカイ」の声!良く見たら、カブト幼虫の2令程の幼虫が出てきた。しかも♀!これは、絶対ノコギリだ!いやヒラタだ!といろいろ話をしていると、たいめんさんだけは、相変わらず「どうみてもコクワにしか見えんなぁうちの♂の幼虫、これくらいの大きさになってますよ!」って、これは♀だよ!・・・ もう!

 相変わらず、天然採集幼虫は全てコクワと思い込む病気は直らないようである。(^^)
このままでは、カブトの幼虫さえもコクワだ!と言い張るのでは、と少々心配になった(^^)

gw_off_fig16.jpg (12265 バイト)

<ケース内の2頭のうち、下のがデカイ奴!結局この切り株から10頭以上採れた>


 しばらくすると、息子さんが「ヒラタだったよ〜」と大声をあげた。見ると、ヒラタ♂の新成虫(40mmくらい)がひょっこり出てきていた。ヒラタと聞いては黙っておられず、切り株採集した幼虫は小生がすべて頂いた。先程の立ち枯れからも幼虫数頭採れたようで、沖縄支部長、天草支部長たいめんさんに、それぞれ持ち帰ってもらう事にした。

 もう夕方近くになってきたので、とりあえず、昨日発見したポイントを紹介して回り、隊長に「遅れた理由がわかったでしょう!」と言うと、「確かにこれじゃあ、俺だってそうなるわな」という事で、また次回更に(脇道等も)調査しようという事で本日は終了!さーて、バーベQ隊に変身だ!(^^)

 皆で肉屋に寄ると、たいめんさんが「肉買ったら駄目ですよ!食べられなくなっちゃいますよ!、味噌汁の準備だってしてるんだから・・・」とものすごい発言!まあ、親戚の人もいる事だし、肉も少々買い込んで、再びハーレー氏邸に戻る。
 
 すると、車からどでかいクーラーボックスを出してきて、ハーレーさんにまな板を要求!!ボックスの中からどでかい魚が・・・・おおっ、これがヒラマサ5kgかぁと皆感心しきり・・・

gw_off_fig17.jpg (10890 バイト)

<”どんなもんだい”とばかりに5Kgのヒラマサを自慢するたいめんさん>


 「さて、この魚をどうするのかなぁ」と思っていたら、その心配は一度に吹っ飛んでしまった。
まな板にヒラマサを乗せて、刺し身包丁を使って、あっという間にさばいていくのである。「ハイこれは、刺し身の部分、これは、塩焼きにして食べる部分、これは味噌汁に・・」
もう、その手際のよさに、ほとほと感心させれらてしまった。本人は医者なのだが、医者なんぞにしておくにはもったいない程の人材かもしれない!どうみても、釣り師、または料亭のご主人といった感じである。(小生は、平成のコクワ師と呼びたい気もするが・・・)

gw_off_fig18.jpg (11115 バイト)

<あっというまに魚をさばいていくたいめんさんとそれを見守る隊員達>


 あっという間に、大皿3枚分に刺し身を造ってしまった。もう我慢できなくなった我々は、たいめんさんの指導どおり、刺し身醤油にゆず胡椒で刺し身を口に入れてみた。みな口々に「ウマイ、最高」の声!小生も食べてみた所、身も引き締まっており、かつ適度に油も乗っており、これは料亭じゃ、数万円出さないと食べられないような代物である。ひょっとして余るのでは、と言うたいめんさんの心配をよそに、ハーレーさんの家族も加わり、2皿があっという間に無くなってしまった。たいめんさんは、余裕で、「まだ半分以上残ってますから・・・」えっ?でもウマイから食べちゃおう!!すぐに、追加の刺し身をたいめんさんが造ってくれた。

gw_off_fig19.jpg (9956 バイト)

<お酒は飲めないのに、無理して飲んでる沖縄支部長と、天草支部長>


b-home3.gif (703 バイト) b-next3.gif (666 バイト)