しばらく、皆でそのクヌギを叩いてみたが、何も出てこなかった。(というより、Jimmy氏定番のカミキリやタマムシの幼虫ばかりが湧いて出た)

 小生は、少し離れた場所で落っこちている朽ち木を見つけたので、一発叩いてみた所、幼虫が数頭出てきた。とりあえず、天草支部長にお近付きの印に手渡しておいた。
(たいめん氏がまだ到着してなかったので・・・^^;)

 ふと、周囲を見たら、皆三々五々散らばって周囲を散策している・・・
すると、隊長の声が遠くから・・・薮をかき分け行ってみたら、ものすごいクヌギによじ登っている。頭上付近には、樹穴がバリバリ開いている。「こりゃーオオクワおるかもしれんバイ」、との言葉に、写真をパチリ!
 

gw_off_fig11.jpg (17733 バイト)

<樹穴バリバリクヌギに登ってチェックを入れる隊長>


 小生も更に奥に進むと、日当たりの良い場所にクヌギが・・・樹液も出した痕がくっきり・・・
ついでに、スズメバチも周囲を飛び回っていた。
「うーん、これは夏になればヒラタタコ取れだろうなぁ」と、探検隊の趣旨に反する事を考えながら皆の所に戻ると、さすがに皆ドギュウで疲れた様子。たいめんさんと沖縄支部長が間もなくやってくるので、待ち合わせ場所に向かって移動を開始。途中ラーメン屋で昼食を取り、駐車場で待つ事10分、沖縄支部長を乗せたたいめんさんの車が到着!!
久しぶり再会の沖縄支部長と挨拶をして、早速、たいめん氏に例の専門書を見せると・・・

「いやぁ、懐かしいッスね!」だって!!  やっぱ、本人だったようで・・・・
隊長は、息子さんに向かって、「写真のおじちゃんと会えて、よかったね!」ともう大笑い!!そのような和んだ雰囲気のまま、とりあえず、昨日ドツキ坊氏と共に見つけたポイントに皆を案内することになり、早速移動開始!!

 途中からクヌギが道端に出てくる度に、車を停め、チェック!沖縄支部長は、「こりゃー良いですね!佐賀に似てるけど、、煙幕も無いし完全にこちらの方が条件は良いですね!」との評。沖縄支部長は、実は今年4月から2年間という事で、沖縄に転勤になった人であり、彼の本拠地は佐賀県である。佐賀県のクワガタポイントは、ほとんど知り尽くしているというツワモノなのである。
 

gw_off_fig12.jpg (13091 バイト)

<ご神木クヌギの前で隊員勢揃い!!>
<前列一番右が沖縄支部長、後列真ん中がたいめんさん>


 とりあえず、昨日見つけたご神木クヌギの前で記念撮影!
(撮影者はちょっと秘密ですが・・・)そのご神木クヌギも、裏は、かなり穴ぼこだらけである。ヒラタは間違いなく採れるだろう(^^)
更に木をチェックしながら進むと、やがて昨日の樹洞ぶりぶりクヌギに到着。
皆、「こりゃースゲー!」といいつつ、三々五々チェックを開始。

 しばらくすると、沖縄支部長が、4本並んで立っている穴ぼこだらけのクヌギのちょうど真ん中付近に、草で覆われていたクヌギの立ち枯れを発見。高さ1.5M程のクヌギは、カワラタケも生えており、まさに好都合!!ドツキ坊氏と二人で、「昨日は、全く発見できなかった・・・流石」と、感心してしまった。

gw_off_fig13.jpg (14022 バイト)

<草に埋もれていたクヌギの立ち枯れに嬉しそうに鉈を入れる沖縄支部長>


 とりあえず、そこはドツキ坊氏や天草支部長に任せた沖縄支部長は、またも道端にクヌギの切り株を発見!えっ!と思ってみたら確かに・・・
皆で引き抜いて、安全地帯に引きずっていき、数人で鉈を入れた所、幼虫が・・しかも結構デカイ!場所的にみて、ノコギリかヒラタの幼虫である。

gw_off_fig14.jpg (18318 バイト)

<切り株から出てきた幼虫君達>


 これはいい朽ち木採集入門。。。という事で、隊長の息子さんを中心に朽ち木を削ってもらった。息子さんもかなり手慣れた手つきで、幼虫に小枝を噛ませて、釣り上げて採っていた。既に親の血を受けついでいるようである。

gw_off_fig15.jpg (11300 バイト)

<隊長の息子を中心に、切り株採集隊が結成されていた>


b-home3.gif (703 バイト) b-next3.gif (666 バイト)