飼育日記帳３１

２０１３年１月２３日	アルジェリアの人質事件で亡くなられた方は、本当に気の毒だと思います。政情不安のある国で働くことの難しさと厳しさを痛感する次第です。　アルジェリアという国の政府がどのような考え方を持っているのか、何も知識を持たないのですが、少なくともイスラム過激派に対して、全員射殺すると言う行動で明確な回答を示したのだと考えられるのではないでしょうか。　いくら人質を取ろうとも、一切容赦はしない。だから、今後も同じような事件を起こしたとしても、何ら聞く耳を持たないことは、イスラム過激派に十分伝わったと思います。　人命が第一だとする考え方もあると思いますが、かといって、アルジェリア政府が取った解決方法が間違っていたとは思いませんし、人命が軽視されていると避難することも出来ないと思います。これが、この国の方針なのでしょう。　　もう、覚えておられる人も少ないかと思いますが、日本でも赤軍派という過激派が、飛行機をハイジャックして、乗員、乗客を人質に取り、刑務所で服役している仲間を釈放するように要求した事件がありました。　その時、日本の政府は、「人命は地球より重い」として、犯人の要求に従って犯罪者を釈放し、国外に逃亡することを許したことを思い出しました。
２０１３年１月２１日	大阪市立桜宮高校体育系２科の募集が中止されました。橋本大阪市長の要請に教育委員会が従った結果になりましたが、今回の判断は正しかったと思います。体罰は、愛のムチと言うくだらない言葉でごまかして、昔ならどこでも普通に行われていた野蛮な行為だったと思いますが、そこから生み出されるものは、憎しみ以外になにもありません。　親が子供を虐待すると、虐待されて育った子供は、自分の子供を虐待するように、体罰を受けて育った生徒は、教える立場に変わった時には、教え子に体罰を加えることでしょう。　私も、中学生の頃に体育教師のみならず、その他の教師から素手はもちろん、竹刀や木刀で殴られたことが何度もありました。今でもそのころの事がトラウマとして心に残っており、忘れることはないでしょう。　もし、この日本に刑法がなければ、真っ先に仕返しに行くと思います。　殴らなければわからないような人間は、殴ってもわからないと思います。　　　橋本市長については、あまり良い印象を持っておりませんが、この件については間違いなく正しい判断を下されたと思います。　それに引き替え、今までろくな見解を出せない教育委員会は、クズの集まりとしか見えません。桜宮高校の教師を入れ替えるのはもちろんのこと、教育委員会のバカどもも、総入れ替えした方がよさそうに思われます。
２０１３年１月９日	今年も始まりましたが、政権が民主党から自民党に変わって、何となくホッとしています。それにしても、民主党が政権についていた３年余りの歳月は何だったのでしょうか。失われた時は戻って来ませんが、当時は当方も民主党に投票した有権者として、恥ずかしい限りです。　個人的にはほとんど関係ありませんが、高速道路を無料化するというマニフェスト（公約）はどこに行ったのでしょうか？　誰か、総括した人はいるのでしょうか？　まったくおめでたい集団に振り回された３年余り。意味があるとしたら、日本には自民党以外に政権を担える政党がないと言うことを、身をもって証明したぐらいでしょうか。　私が住んでいる大阪の選挙区でも、民主党の候補者は落選しました。当たり前だと思います。だいたい、立候補する神経が理解できません。まあ、これで一生代議士にはなれないでしょうから、いい気分です。　そんなことより、今は自分の所在がどうなるかが不安でたまりません。先日も早期退職しなさいと、上司から薦められる始末で、会社にとって戦力外通告を受けました。ひとまず断りましたが、これからどのような嫌がらせをされるのかと思うと、本当に暗い気分になります。　果たして、これでクワガタ（正確には国産カブトムシ）の飼育なんかしていて良いのか、疑問に感じつつも、飼育しないのは本当に寂しいことだとつくづく感じている次第です。