直販部には、即売会のチラシがビッシリ!
無理矢理連れてこられた家内と息子
直販部は、最初は入場制限するほど人が一杯で入りきれないほどでした。並んでまで入る気力が出なかったので空いてから入りましたが、それほど目新しいものはなくガッカリしました。
それでも、家内と息子はトイレを借りて一安心!
憧れのマレーアンタエウス
マニア好みのネパールアンタエウス
直販部の中でこれはと思ったのが、マレーとネパールアンタエウスでした。どちらもブリード物のようでしたが、かなり高価な値段が付いておりました。それにしても、アンタエウスは人気抜群のようですね。
このようにして、2年ぶりの即売会も無事終わりました。いつものこととは言え、奈良の橿原と言う不便なところに、これだけのムシと人を集めることができる、奈良オオの凄さと底力を感じざるを得ません。まさに、名実共に規模では日本一のクワガタ業者だと思います。
いつもと様子が違って見えたのは、販売されているムシの数もさることながら、予想以上に安売りされていたことでしょうか。安ければ安いほど良いと言う考え方もあるかも知れませんが、あまりに安すぎると、クワガタそのものの価値観も下がってしまわないか、逆に心配になってきます。
もちろん、高価なクワガタムシを飼育することだけが価値あることとは思いません。ただ、それに見合った価値観を必要以上に下げるのもいかがなものかと感じます。クワガタは生活必需品ではなく、趣味の対象として扱われるべき商品だと思います。ならば、やはりそれ相応の価格を維持するほうが、売る側も買う側もハッピーになれるのではないでしょうか。
とは言え、外国産クワガタムシが安くなるのは、ある程度必然的なのかも知れません。日本の国土に較べ、その生息域の広さと繁殖能力や環境を考えると、まだまだ想像を絶するほどのクワガタムシがいるように想像されます。
いずれにせよ、クワガタブームは、まだまだ拡大しているように感じました。