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化け : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どっせいっ!!
葉純 : あ、オーナー、お帰りなさーい。・・・って、また何か重そうなダンボールを抱えてますねぇ・・・。
化け : うわあーあああああああっ。こ、腰が悪いっ!!
葉純 : オーナー、日本語がうまく操れていませんよ? 今日は一体なんなんですか?
化け : いやいや、よく聞いてくれた。実はこの箱の中身はだね、・・・・・・・・聞いて驚け「KEN○○Dのスーパーウーファー」だっ。
葉純 : あっ、また奥様に内緒ですかぁ? いっけないんだ〜(-o-)。
化け : アホかキミは。これはいくらなんでも隠しおおせる大きさじゃないぞっ。
葉純 : それもそうですねぇ。しかし、・・・なんですか、このカタチは? 化け : う、うむ。チト妙チキリンな形状だが・・・。まぁ音が良ければいいのだよ。 葉純 : (じーーーーーーーーーっ) 化け : ・・・なにかね? 葉純 : ・・・どこかで見たような・・・。ねぇ、オーナー。 化け : ん? |
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葉純 : 昔のコミックに、こんなカンジの頭を持ったアンドロイドかサイボーグのお話、ありませんでしたか?
化け : アンドロイドかサイボーグ? コミックス? んー、そう言われてもなぁ。
葉純 : ホラ、確か「リンゴのタネ」がどうとかいうタイトルの・・・。
化け : 「リンゴのタネ」??
葉純 : はい。
化け : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは『アップルシード』(by : 士郎 正宗) の、・・・おおっ、「ブリアレオス」のことかっ?!!
葉純 : あっ、はいそれです!! あー、スッキリしたぁーっ。
化け : ぶっ、ぶわーっはははははははははははははははははははははははっ!!
葉純 : あっ、ツボにハマったご様子(^^)。
化け : なるほど確かに言い得て妙だ。しっかし・・・・・・・。
葉純 : は? 化け : ひねりもなんも無いな、キミは。 葉純 : ううっ、すみません(T^T)。・・・・・・・・・・それはさておき、どうでしょうね、音。 化け : うむ。では早速つなげてみるとしよう。電源と、・・・・ウーファー用の端子っ、と。 葉純 : 簡単ですねぇ。 化け : よし、これでOKだ。では、いくぞ葉純クン。使うCDは「喜多郎」の『古事記』だ。→ 葉純 : はいっ。 |
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化け & 葉純 : 「「おおーっ。」」
葉純 : す、すごいですねぇ。
化け : うむ、これは予想以上だ。気に入ったっ、今日からコイツの名前は「ブリィ」だっ。
葉純 : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーナー。
化け : なにかね?
葉純 : ずいぶんと直球勝負なネーミングですが・・・。お客様の中には「アップルシード」をご存じ無い方もいらっしゃるのでは?
化け : あの不朽の名作を知らん輩がいないわけなかろう。それに、知らなくったって一向にかまわんぞ。
葉純 : どうしてですか?
化け : 想像してみたまえ。帰宅途中にでも立ち寄った本屋に、何気なく置かれている『アップルシード』の表紙を見つけたときのその人の表情を。
葉純 : きっと・・・。
化け : 楽しいだろうなぁ・・・(遠い目)。
葉純 : ・・・って、あらっ? オーナー? オーナーってば、しっかりしてくださいよっ、オーナー!! いやあっ、帰ってきてくださいっ、オーナー!!!!!!
(To be continued...)
おまけ:
葉純 : ・・・すみません。オーナーが突然「ギリギリの人」になってしまったので、今日はもう店じまいとさせていただきます。
皆さま、ごめんなさいっ(T^T)。