1999/1
明るい話題が少ないですね。ただ太陽光発電などを更に普及させることによって、これからの世界を良い方向に進展させることができるのではないかと思います。無限に降り注ぐ太陽光を有益に利用することによって、環境問題や、エネルギー問題などを解決することが出来ます。
今年は、ノストラダムスの預言や、コンピュータの2000年問題が本格化してきます。その対策が遅々として進まないようですが大丈夫なのでしょうか。
政府の無策や悪政の影響で不況が更に深刻化し、遂に日本はアメリカに主要産業が牛耳られてしまうのではないかと危惧します。
アメリカの唱える能力主義などという甘い言葉にだまされてはいけません。益々競争が激化し、人間の幸福ではなく、人間性の破壊が進み、地獄のような社会が出現します。その証拠にアメリカではホームレスが400万人以上、犯罪、殺人事件は多発、国民の1−2%が国富の半分を占有するという異常な社会となっています。
「競争のあるところ、そこにはあらゆるいとうべきものがある」と、賢者は述べています。子供達に起きている恐るべき問題の根も、社会で起きている不安も、全ては過度な競争がもたらした弊害であるといえます。
「金銭に対する愛着はあらゆる有害な根である」と賢者は語っています。又仏陀も「欲望によって地獄の火を燃やす」と述べましたが、まさに今日、資本主義の野獣が牙をむき、庶民をむさぼり食おうとしています。
マスコミは既に骨抜き、いや逆にアメリカの宣伝に使われているていたらくです。
オレンジ共済の詐欺師、友部達夫から巨額(数億から数十億)の裏献金が自由党の小沢党首に流れたことは明らかであるのに、いまだに政治家として活動し、日本を滅亡に導こうとしています。マスコミはそれに対して何ら行動できない現実を見ても、マスコミは既に力を失っていると言えます。
野党もだらしなく、同じような政策しか出せない現実、ああ日本は何処へ行くのでしょうか。
今ガイドラインが問題になっていますが、日本が再び戦渦に巻き込まれる可能性が高まっています。アメリカの戦略に組み込まれ、アメリカの盾になる可能性があります。第二次世界大戦を決して忘れるべきではありません。
核兵器の洗礼を受けた唯一の国として、世界の平和を築くために、世界の模範となっている憲法9条を死守していかなければなりません。
非常に危険な状況に日本が立たされていることは明らかです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
今求められている事柄、それは競争ではなく、共生です。
先進諸国は途上国を援助しなければなりませんし、貿易黒字国は赤字国を援助し、強いものは弱いものを助ける必要があります。富むものは貧しいものを援助する必要があります。
人間愛に基づいた社会が構築されるとき、この社会は今だかつて経験したこともないような素晴らしい社会が出来上がるに違いありません。