概要 ■ vi モード vi モードでは UNIX で標準的に使用できるスクリーンエディタである vi のコマンドが実行できます。
vi は挿入モード、コマンドモード等のモードを持っていることが最大の特徴です。
モードを持つアプリケーションは一般的には良くないとされますが、これは初心者にとって分かりづらいからで、
エキスパートには関係ありません(それにViViはモードによってカーソル形状を設定できるので、
モードの認識が楽になっています)。むしろ、 vi はこのモードを有効に使うことでコマンド体系を高度に最適化し、
様々な編集操作を最低限度のキーストロークで行えるようになっています。
ただ、ViViは vi と完全に互換性があるわけではないので、本当に細かい挙動が本家と異なったり、 めったに使用しない機能が無いこともあります。これは筆者が現在 vi と ViViを同時に使用していないからあまり気にならないのかもしれませんが、どうしてもこの機能はないとだめだ、 という方はご一報くだされば検討したいと思います(ただし無条件に実装することはありません。 ViViは vi クローンではありませんので、バランスや作業量も考慮の上で採否を決めます)。 UNIX vi との違いについてはUNIX vi との相違点を参照してください。 vi を使用した経験の無い方はvi の基本をまずお読みください。 また、windows 用の vi クローンもいくつか存在していますので、そちらも併せてご利用ください。 ■ vi モードへ vi モードを使用するには、共通プロパティーシート "vi" タブの
"vi モード有効" オプションをONにします。そして Escape を入力すると、めでたく vi モードに移行します。
vi モードかどうかはステータスバーの右端に表示されますが、
共通プロパティの "カーソル" タブで、
挿入モード、vi モードのカーソル形状を異なるものに設定しておくことをお勧めします。
そうするとモードが変わったことが一目瞭然です。
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