連番入力 ViViは構造化文書の作成を支援するために、連番の自動入力機能を備えています。 そのUIは行頭記号と同一ですので、そちらも参照して下さい。 第一節 連番記法連番とは、半角または全角のピリオド、マイナス記号を含む半角または全角の数字列、漢字数字列(一二三、、、) に連番接頭辞、連番接尾辞を付加したものです。 接尾辞と数字の間には一つまたは複数の半角スペースを入れることもできます。 接頭辞、接尾辞は標準で以下のように設定されていますが、 タイプ別プロパティの "入力" タブで修正することもできます。
もうお分かりでしょう、連番とは以下のようなものです。
文書で連番をどのように使うかは説明不要ですね。構造化文書を記述する最も オーソドックスな記法ですから。 第2節 連番の自動入力前節で定義された連番文字列が(半角スペース、タブを除く)行頭にある場合、行末で [Enter] を入力すると、次の行に連番文字列が自動的に生成されます。この時、連番と言う くらいですから、数値が+1されます。 第一章 病は菌から ↓ // ここで [Enter] を押す。 第一章 病は菌から 第二章 ピリオドを含む場合は最後の数字が+1されます。 §1.2.3 目の上の炭坑夫 ↓ // ここで [Enter] を押す。 §1.2.3 目の上の炭坑夫 §1.2.4 また、数字の先頭に0が付いている場合は、0の付いた数字を生成します(あたりまえか?)。 ● 0012 油断体脂肪 ↓ // ここで [Enter] を押す。 ● 0012 油断体脂肪 ● 0013 第3節 連番の参照入力 「うんうん、こりゃ便利そうだ。目次を書く時にはいいかもしんない。でも、本文では連番の
ついた行は連続してないぞ。先に連番の行だけ入力して、後で本文を入れろってか?」
とか、思ってるでしょ? 行頭記号の参照入力と同じように、[Alt]+[↑]、[Alt]+[↓] で
すでに入力している連番を参照することができます。 第一章 病は菌から ほんぶんのほんぶんはほんぶん。はんぶんのはんぶんははんぶんじゃく。 で、[Alt]+[↑] を入力すると、 第一章 病は菌から ほんぶんのほんぶんはほんぶん。はんぶんのはんぶんははんぶんじゃく。 第二章 となります。 第4節 連番の修正機能次のように、ピリオドで連番の階層を持った文書が簡単に生成できます。 1. 病は菌から 1.1 クララちゃん 1.2 コリーちゃん 2. ヤンマーは坊から 2.1 ベム 2.2 ベラ 2.3 ベロ まず、最初の番号だけは手動で入力します。行末で [Enter] を入力すると、 "2. " が自動生成されます。 1. 病は菌から 2. ここでおもむろに、[Alt]+[→] を押してみて下さい。"2. " が "1.1 " に変化します。 1. 病は菌から 1.1 すなわち、[Alt]+[→] は、"N1.N2...Ni" を "N1.N2...(Ni-1).1" に変換します。 1. 病は菌から 1.1 クララちゃん 1.2 コリーちゃん 1.3ここで、[Alt]+[↑] を3回入力します。そうすると、 1. 病は菌から 1.1 クララちゃん 1.2 コリーちゃん 2. となります。あとは同様の手順で文書を作成できます。 【参考文献】
|