その他


■ 外部コマンド実行

 「その他」-「外部コマンド実行 F7」 によりコマンドを文字列で指定し、実行できます。 vi のコロンコマンドで :!<command> でも同様です。
 コマンドの実行結果(標準出力)はいったんテンポラリファイルに書き出され、 コマンドの実行が終了後にアウトプットビューに表示されます。 表示中にスペースキーを押すことで、表示を中断できます。再度スペースキーを押すと表示を再開し、 [Escape] を押すと中断します。アウトプットビューは文字列を選択していない状態で [Escape] を押すとクローズされます。

■ キーワード

 タイプ別プロパティの "入力" のキーワード文字列に設定されている文字列を簡単に入力、または変更することができます。 デフォルトのキーアサインでは [Ctrl] + K または [Ctrl] + J です。これらを入力した時、 カーソル位置の直前にキーワード文字列が無ければ最初のキーワード文字列を入力します。 キーワード文字列が既に入力されている場合は、次または前のキーワード文字列に置き換えます。
 各キーワード文字列はカンマで区切って指定します。カンマをキーワードに加えたい場合は \, と入力します。
 文章で書くと理解しづらいかもしれませんが、一回試してみれば動作はすぐに理解できると思います。 ViViのデフォルトでは、"[バグ] ,[問題] ,[ToDo] ,[仕様] ,[要望] " という文字列がキーワードとして登録されています。 従って、最初に [Ctrl] + K を入力すると最初のキーワード、 "[バグ] " が入力されます。実際に試してみてください。

        ■

            ↓      [Ctrl] + K を入力

        [バグ] ■
ここで再度 [Ctrl] + K を入力すると、カーソル直前にキーワード文字列があるので、その次の文字列に置換されます。
        [バグ] ■

            ↓      [Ctrl] + K を入力

        [問題] ■
 筆者はViViのバグをSPR(Software Problem Report)一覧で管理しており、 キーワードを問題の種別を表す文字列として利用しています。文字列を簡単に入力する方法にはいくつかあります (短文参照入力参照) が、キーワードは何らかの文字列セットがあり、後で別の要素に変更される可能性がある場合に大変有効です。

■ 短文

 短文は登録された文字列を挿入する機能です。通常はカーソル位置に文字列を挿入しますが、 文字列が選択されている場合は、その前後に文字列を挿入します。後者を選択時短文と呼びます。
 デフォルトのキーアサインでは、短文は にアサインされています。 非選択状態でこれらを入力するとタイプ別プロパティの "入力" タブで設定されている文字列がカーソル位置に挿入されます。
 vi モードでは短文の設定がとてもらくちんです。 コマンドモードで登録したい文字列を選択し、#<0-9> と入力します。

 文字列が選択されている状態で [Alt] + 0 〜 9 を入力すると、被選択文字列の前後に選択時短文が挿入されます。 HTML文書では 『<a href="vi.htm">vi モード</a>』 という文字列を入力することが多いですが、 『<a href="">,</a>』という文字列を設定しておくととても便利です。 この他にも 『<b>,</b>』などを頻繁に使用します。