Speak about Speech/Sentiment Subjects: Shuno the Fault-finder




「因みに」



 最近、最も腹立たしい表現である。
 本来の意味は、『日本語大辞典(講談社・初版・1989)』にも『大辞林(三省堂・初版・1988)』にもある通り、「ついでに言えば」である。つまり、参考情報であり、どうでもいい話の時に使う単語なのである。
 しかし、最近は、解説をするとき、詳細な情報を提供するときに使う。「因みに」で提供される情報がないと話が始まらないケースが非常に多い。
 そのうち、「『因みに』ってことは、どうでもいいことなんだね?」と言ってやろうと思っている。




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