このゲームは日本ファルコムの人気RPGシリーズの第3弾です。
一応、3となっていますが前2作とは全く関係がないゲームでこの作品から全く違うシリーズとなっています。
ストーリーは、ある山村に住んでいる男の子と女の子が村の習わしで成人の儀式のために各地を巡礼をしていき、その途中で白き魔女と呼ばれた魔女の伝説と係わっていくというものです。
このゲームはRPGとしてのシステム的にはかなり不完全なものであるといえます。
特に戦闘シーンはSLGといった方がいいと思えます。
またグラフィック的にも特に際だってレベルが高いとは言えません。
音楽も特別に優れているわけではありません。
しかし、シナリオやゲームバランスが絶妙なバランスでまとまっています。
シナリオ重視と言うことからADVで作ればよかったのにとも思えますが、このゲームに関してはRPGでよいと思われます。
理由を挙げるのは難しいのですが、いかにも役割を演じているという感じにさせてくれるからと思えます。
先ほど音楽が特別欲はないと書きましたが、このシナリオ、いかにものどかで、かつ、センチメンタル的なもの、の中では非常によくマッチングしていると思います。
グラフィックの物足りなさもシナリオとのバランスから考えるとちょうど言いと思えます。
こうしたことから、非常によいゲームであり、シナリオ重視のパソコンのRPGの中ではもっとも出来がよいゲームだと思えます。
もし、まだやってない人はやってみるといいと思います。
ただ残念なことにPCでは未だにPC98シリーズでしか遊ぶことが出来ません。
一応予定でWindows95版が出るみたいです。
点数95