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<2004年10月>


■旅館
入り組んだ海岸沿いの岬の中に建つ一軒宿です。松林の囲まれ、客室11室しかない小さなお宿です。松島海岸の観光地から離れていることもあり、静かで落ちけます。岬の先端まで遊歩道があり、ちょっとした散歩もできます。

私たちが泊まったのは、「あか松」の部屋です。部屋からは松島の島々が見ることができます。窓の下には、一艘の船が浮いている。それは景色の一つとして、浮かべているのだそう。たまに沈んでいることがあるそうです。遠くには、牡蠣の養殖の棒がかすかに見えて、趣きがあります。窓側の板間と浴室の床は床暖房でした。浴衣は、寝巻き用と合わせて3枚用意してくださいました。

■お風呂
男女入れ替え制の大浴場もあります。12時まで、入れます。温泉じゃないのが残念。湯船の中は何箇所かジャグジーになっています。露天風呂もあります。
お部屋のお風呂は檜の樽ですが、風呂の戸をあけると湯船のスペースしか無かった・・・。

■お食事
夕食は、部屋食ではなく、個室で。朝食はレストランでした。温かいものものは温かくという基本的なことができていました。どれも美味しくいただけました。贅沢をいえば、牡蠣は単に醤油で焼いたシンプルなものを食べたかったかな。

朝食はまずは、梅昆布茶が運ばれてきました。その梅干がめっちゃ大きい梅干しなんです。それがなぜか印象的でした。ごはん、おかゆ、焼きおにぎりの3つの中から選べます。

■総評
チェックインは14時、チェックアウトは12時までとなっており、朝食は7:30〜12:00とゆっくりとくつろげます。お夜食と女性限定プランではお菓子も用意されていて、満足です。朝食のときにお布団を上げて置くどうか聞いてくださいます。都会の喧騒から離れ、ゆっくりくつろげるところがこの宿の良いところですね。

■近辺情報
松島海岸は遊覧船に乗って松島の島々をのんびり眺めるもよし、伊達正宗ゆかりの寺などを訪れるのもよし。観光地でお土産屋さんもたくさんあるし、松島の美味しい魚介類の炭火焼をほおばるのもよしです。タクシーに乗っているときに牡蠣直売所を何軒か見かけました。車で行かれる方はお土産に牡蠣を帰ってかえってもいいでしょう。

瑞厳寺
828年、慈覚大師円仁が建立したのが始まり。その後、伊達正宗が荒廃した伽藍を再建し、伊達家の菩提寺となったのである。本堂の前には、臥龍梅があり、梅の咲くころに行ってもいいかも。本堂の中の 障壁画が見物です。


お出かけデータ

■アクセス
JR仙石線 高城町駅からタクシーで約5分(1,230円でした)
瑞厳寺までタクシーで約8分(1,780円でした。)
仙台空港から松島海岸駅まで、日本三景交通http://www.tabi-bus.co.jp/main.htmのバスで約60分。1,500円

■費用
至福の女性限定プラン(女性限定)2名1室で1人33,600円(税込み)でした。

■インフォメーション
松庵のHP http://www.sakan-net.co.jp

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