<2005年4月>
■旅館
山代温泉の少し小高い山の上にあります。ドアが開いて、正面に見えるのは、横に長い窓の外の景色です。椿がまだちょっと残っていました。ロビーのソファに案内され、その後アップルジュースを運んでくださります。
全室16室しかありません。私たちが泊まったのは「黄檗蘗(きはだ)」。お部屋の名前は色の名前をつけています。ドアを開けると、すぐ階段があり、階段をあがると、流しとポットなどが置いてあります。(ここの踊り場というかスペースが狭いのがちょっと難点です)部屋は白い寝具につつまれたベットがあり、洗練された感じがします。お部屋のお風呂もなかなかセンスがいいです。脱衣所の横のシャワールームを通り、階段をあがったところが、円形の露天風呂なのです。お湯加減もちょうど。
■お風呂
大浴場は深夜も入れるのですが、そのかわり男女入れ替え制でないので、違った趣きを楽しめないのが残念。
■お食事
洋室のお部屋だったので、夕食と朝食とも別室になります。ひざ掛けも用意されていました。どれも美味しかったけど、竹の子は驚きがあったけど、いまいちだった。鴨のつみれ鍋はここの名物のようでした。デザートも和デザートとマンゴーの組み合わせで満足でした。食事が終わった後、お部屋のアロマの用意を伺いにきてくれた。
■総評
加賀温泉駅で迎えを頼んでいたが、若い女の人が出迎えてくれた。だいたい旅館の出迎えというのは、おじさんなんだけど、珍しい。この宿のフロントなどの女性スタッフの服が変わっていたので、聞いてみたら、デザイナーに依頼して作ってもらったとのこと。部屋の用意された浴衣もおしゃれな柄でした。母娘、女同士で泊まるべきではないだろう。洗練された宿は、カップルで行くのにお薦めの宿である。
■近辺情報
北前船の里資料館
旧北前船主・酒谷長平が明治11年に建てたもので、現在一般に公開されています。当時の豪勢な暮らしぶりを知ることができます。 キャン・バスという加賀名所を回るバスで行きました。バスの中のアナウンスもなかなかいいですよ。
お出かけデータ
■アクセス
加賀温泉駅か送迎の車で10分ほど。
*温泉街に行くにはべにや無可有専用のエレベーターで降りていくことができます。
■インフォメーション
べにや無可有のHP http://www.mukayu.com
■費用
洋室2名1室で平日利用で63,300円でした。