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<2004年4月>


■旅館
大正10年に別府の油屋熊八の別荘として建てられました。油屋熊八といえば、日本初のバスガイドや地獄巡り、温泉マークを考えた人で、温泉レジャーを生み出した人です。金鱗湖のほとりに立つ旅館は、1万坪の敷地の中に離れの客室15客室と本館洋室6部屋からなります。部屋の中はごく普通の部屋ですが、明るくて(前日が無量塔で暗かったせいか)落ち着きます。

雑貨「鍵屋」や茶房「天井桟敷」があり、ここは一般の人でも入れます。観光客で賑わっています。

私たちが泊まったのは、十番館。部屋の中には、小さなキッチン、お勝手口もあります。どうやらこの勝手口からお料理は運ばれてくるようです。お菓子は、柚子練りと言って、マーマレードのようなものでした。

■お風呂
男女入れ替え制の大浴場もあります。お風呂はなぜかモダンです。天井がガラス張りになっており、光がいっぱい入ってきます。外の露天風呂にもすぐ行けます。露天風呂の横の壷には金魚が泳いでました。脱衣所にはマッサージチェアがなかなか気持ちよかったです。清潔で気持ちの良いお風呂でした。お部屋にもお風呂があります。

■お食事
夕食と朝食ともお部屋食。オーソドックスな食事です。こちらも地鶏のスープが出てきます。母は無量塔のスープのほうが良かったと言うけど、私はこっちのほうが美味しく感じました。

■総評
宿泊者を落ち着かせる旅館だと思います。手水鉢(ちょうずばち)に椿の花が添えてあったりして、小さな趣向にホッとさせられます。



お出かけデータ

■アクセス
JR湯布院駅からタクシーで約5分。

■費用
2名1室で1人33,750円(奉仕料込・税別)でした。

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