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 (かくじょうろう)

 <2007年10月>


■旅館
和味(なごみ)の宿 角上楼は、渥美半島にある客室11室のお宿です。豊橋鉄道渥美線田原三河駅から送迎バスで30分。周りは普通の住宅地でした。昔ながらの街なのか、住宅が密集しています。お宿に着くと、ご主人が作ったブランデーケーキを出して下さいました。角上楼の本館はアンティークさが漂っていました。電話室には、昔の電話が置いてあり、今でも使うことができます。昔の洗面台やどの部屋がお酒を何本注文したかを数えるボードがあったりと、歴史を感じました。敷地内には、いろいろな木々が植えられています。また、玄関近くでは宿ネコのタンちゃんががうろうろしています。大浴場(男女入替制ではありません)が1つと、家族風呂が1つあります。残念ながら温泉ではないです。また、中庭には足湯があります。

■お部屋
翠上楼の露草の部屋を予約しました。メゾネットタイプは苦手なので、本当は、雲上楼に泊まりたかったですが、3日前申し込んだから仕方がないのですが・・・・。1Fは、和室と、リビング、トイレ、2Fはベットルームと洗面、シャワーブース、それにお風呂が別にありました。せっかく、バルコニーも広いのに、残念ながら眺めはよくありません。1Fのほうが落ち着きました。朝は、太陽光が木々の間から、きらきらとリビングに差し込み、くつろげました。1Fのテラスにもチェアが用意してありました。

ベットカバーは真っ白で気持ちよかったです。2Fにもちゃんとテレビはありました。

■お食事
この宿の売りは渥美半島の旬の味をいかした料理を提供してくれることです。本館の個室でいただきます。 お品書きが「秋の季節の盛り合わせ」「旬魚盛り合わせ」「旬の地魚焼き」etc...と、次に何がくるのか全然わかりませんでした。まあ、その日揚がった一番いい食材を仕入れているから、メニューが決まっていないんだろうけど・・・・。お造りは、かんぱち、鯵、伊勢えび、たいら貝、いか、もち鰹などめずらしいお造りもありました。焼き魚は黒鯛、白むつの天ぷらなどでした。デザートは、イチジクコンフォートに梨、葡萄が添えてありました。計8品でした。美味しかったけど、料理がシンプルすぎるかな。あと1品があっても良かったかも。

部屋に戻ると、お夜食に”ふくむ寿び”と言われるふぐのから揚げをお結びにしたものが置かれていました。朝食は、いかの刺身に大根おろしと、たぶん柚子胡椒をかけてうずら玉子が乗っているのが美味しかったです。

■総評
一休.comの掲示板でこの宿の評価を読みましたが、宿の人が宿泊者の車を磨いてくれていたそうです。私もその光景を見ました。いい宿なんだと思います。料理も確かに美味しかったです。アクセスの不便さ、温泉ではないことは当初からわかっていましたが、それを克服して、リピートするかと言われれば、たぶんしないと思うので、私のリピート基準4より一つ格下げになってしまいました。冬のふぐや岩がきにも挑戦したいのですが、温泉があれば★が増えるのですが・・・・。


お出かけデータ

■アクセス
JR三河田原駅から車で30分。伊良湖クリスタルポルトまで車で20分。(送迎車)
関西から行くなら、鳥羽まで行ってフェリーに乗っていく方法が便利です。
* 豊鉄バス利用なら 福江・停留所 下車2分。
* タクシーなら「豊鉄タクシー」の契約料金(伊良湖から3,000円 三河田原駅から5,000円)あり。詳しくは、旅館に問い合わせて下さい。

■費用
一人あたり(2名1室)税・サ込み 32,340円(平日料金)

■インフォメーション
角上楼のHP http://www.e-yado.co.jp/

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