丸山表具店

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襖張替

襖張替の方法と手順です。

骨地も無い最初の状態 1.張り替える前の状態です。
  組子が折れ下地が半分ありません。

縁に番号を書く縁をはずした 2.襖に取り付けてあった位置と方向が分かるように
  縁に番号を付け、縁をはずします。

古い引手引手をはずした 3.古い引手をはずします。
  特別な引手で再利用する場合は、傷つけないように気をつけます。

古い紙をめくった 4.古い上張りをめくり、下張りだけの状態にします。

組子を入れ直して下地を修復 5.折れて無くなった部分に、組子を入れ直して、
  下地を修復します。

下張りをし直す穴のあいている部分をふさぐ

 6.下張り用紙を水で伸ばし、組子の部分ににのりを付け、
  下張りをし直します。
  この時、他の破れて穴のあいた部分も補修します。

完全に乾燥させる 7.ゆっくりと時間をかけ、完全に乾燥させます。
  急激に乾燥させると、糊の乾く前に下張り紙が縮みすぎ、
  紙が裂けたり、めくれたりします。
  また、完全に乾燥させないと、
  上張りをかけた時、なかなか乾かず、シミの原因になります。

浮け(下張りの一種)の紙箸は3o糊を付ける 8.「浮け」という習字の半紙程度の厚さの紙で下張りをします。
  一方の端は、3o程糊を付けます。
  この部分だけが襖の表につきます。

浮けをかける 9.浮けをかけます。糊は木口だけにつけます。
  浮け紙の糊を付けた方を下地の中側にして張ります。
  浮け紙の中はくっついていません。

浮けをかけた 10.浮け紙のサイズは60x90pなので、3枚張ります。
  それぞれを重ね合わせますので、表は袋状になっています。
  これで、上張りが直接下地につくことはありません。

紙の上に襖を寝かせる糊代を残して切る 11.台の上に上張り紙をしき、その上に襖を寝かせ、
  下地に合わせて、紙を裁(た)ちます。
  木口の曲げしろに、4方とも1p程残して裁ちます。
  紙の特性に合わせて、量は前後します。

上張り紙に糊を付ける小口に糊を付ける 12.台に糊が付かないように、襖紙の周りに敷き紙をして、
   極薄い糊を全体に付け周囲は濃い糊を付けます。
   下地の小口にも濃い糊を付けます。

均等に上張り紙を置く刷毛で撫で込む 13.曲げしろが均等になるように襖紙を置き、
  柔らかい刷毛で、浮けにシワが寄らない様に撫で込みます。

まげしろを張る 14.曲げしろを折り、小口に張り付けます。

乾かす 15.ゆっくりと乾燥させます。

仕上がり 16.はずした縁を元の通り取り付けます。
  はずした引手または新しい引手を取り付けて、仕上がりです。


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