30.谷川岳 (1963m)

「魔の山」と言う定冠詞が付く“谷川岳”も、昨今は遭難のニュースが余り聞かれなくなった為か、恐ろしい山と言うイメージが薄れてきたようです。
かっては困難に挑戦する若者がゴロゴロ居た登山界も、若い人にソッポを向かれ、ハイキング中心の中高年に山を占領されている現状を示しているのではないでしょうか?

わたしも若かりし頃、一の倉沢やマチガ沢などの岩場に恐る恐るチャレンジしましたが、技術的な限界を感じて早々と岩場からドロップアウトしました。

谷川岳での楽しい思い出は、何と言ってもスキー登山です。3月の谷川岳→熊穴沢(西黒沢支流)、仙ノ倉岳→毛度沢、5月の一の倉岳→芝倉沢の快適なスキー滑降は、本当に素晴らしいものでした。


(登頂記録) 厳密に双耳峰(トマの耳、オキの耳)のいずれかを踏んだ山行のみを下記した。一の倉岳、茂倉岳、オジカ沢の頭など周辺の山に登頂した記録は除外した。

’57年3月:熊穴沢よりスキー登山  ’57年5月:マチガ沢本谷より  ’57年9月:マチガ沢本谷より
’58年5月:一の倉沢東尾根より ’58年8月:一の倉沢南稜より ’61年7月:谷川岳南面鷹ノ巣A沢より 
’62年5月:芝倉沢よりスキー登山 ’65年7月:マチガ沢本谷より ’84年8月:天神尾根より

   山と渓谷社アルペンガイド「上信越の山」よりCopy

5月の一の倉沢

5月連休は桜満開

芝倉沢の幕営地

芝倉沢のデブリ

オキの耳を望む

芝倉沢の登り

一の倉岳頂上



ベースキャンプへ


一の倉沢東尾根にて

一の倉沢東尾根

天神平スキー場
のリフト

’84年8月
天神尾根より登頂

天神尾根の残雪

俎ー(まないたぐら)とオジカ沢の頭

一の倉沢出合
(’95年7月)

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