19. 飯 豊 山 (2128m)
(1963年8月 登頂)

会社の夏休みに、山岳部メンバーのZ氏,F氏,新婚ホヤホヤのT氏夫妻および私達夫婦の6名で縦走しました。 東北地方には信仰登山の対象になっている山が多く、飯豊山もその一つです。
当時の飯豊山は、北ア,南アの賑わいをよそに、静かで素朴な山登りを味わう事が出来ました。そして、お花畑に群生する高山植物や、豊富な残雪が山旅の疲れを癒してくれました。
40年経った現在でも記憶に残る山旅でした。しかし、アプローチの長さにはぐったりしました。

「最高峰は大日岳だが、古来信仰の対象になった飯豊山は、その東にある2105m峰である。その三角点から少し下がった所に飯豊神社があり、そこへ詣る表登山道には、そこで草鞋を脱いだという草履塚、神域へ入る前の試練の岩場御秘所、いよいよ社にさしかかると御前坂などの名が残っていて、昔の宗教登山の盛んだった頃がしのばれる。」 (深田久弥著“日本百名山”より)

山と渓谷社「日本百名山登山ガイド(上)」よりCOPY

1日目(8月4日) 喜多方駅→山都駅→川入→御沢小屋(泊)
2日目(8月5日) 御沢小屋→地蔵山→三国岳→種蒔山→切合小屋(幕営)
3日目(8月6日) 切合小屋→飯豊本山→御西岳→天狗岳→烏帽子岳→十文字鞍部(幕営)
4日目(8月7日) 十文字鞍部→北股岳→湯の平温泉→東赤谷駅→新発田駅
(記録及び写真はT氏の提供によるものです。)

サムネイル写真1
サムネイル写真2
サムネイル写真3


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