マニアックなキャンプ場
みの石滝キャンプ場

2013年 10月 13日〜14日 晴

所在地 神奈川県相模原市緑区若柳1628番地      JR相模湖駅から徒歩10分+船10分          TEL:042-685-3003
開設期間 多分…通年
利用料金 持ち込みテント (大人一人)1200円
渡船料(往復)1000円


バンガロー6500〜52000円 (各種あり)
設備 炊事場=場内に点在。いずれも屋根付きで椅子テーブルあり。かまども用意されている。
トイレ=場内に点在。テントサイト奥の物が一番新しく、男女兼用洋式3室
シャワー=男女供用4室(脱衣スペースとシャワー一体型) 5分300円

管理棟兼売店は朝7時〜夜9時まで。
飲み物の持ち込みは基本禁止なので、売店で購入することになる。価格は適正価格。

テントサイトはつり橋を渡った場所が一番広い。それでもちょっとした団体で一杯になってしまう規模。
管理棟前のスペースにも小型3張り程度可能。
それ以外の場合は、斜面を登った一番奥の寂しい場所なので、子連れはキツイ。

ゴミは分別して捨てられます。
お勧め や・・・、まんまですね。オートキャンプが一般的なご時世に、あえて車が入れない場所に行く利用者が集うキャンプ場ですから(苦笑)
対岸のエリアとは、別世界のような空間で、気温も低く感じました。
必要最低限の設備は揃っており、レンタル品も充実。清掃も行きとどいておりいい感じです。
とにかく、バックパックで行くにはピッタリの場所。好みがはっきり分かれるマニアックの部類に入るキャンプ場でしょう。



 10月の3連休。
大学受験を控えた長男、部活が忙しい次男。
なかなかスケジュールが合いませんが、相模湖プレジャーフォレストの
謎解きゲームをする為に、相模湖にキャンプに行く事にしました。
母子二人なので、もちろん今回もバックパック。
車は対岸に置き、船で渡る珍しいキャンプ場のせいか、
ネット検索してもあまり情報が得られず・・。
はたして、どんなキャンプ場なのでしょうかね?

1日目

次男の部活が終わるの待ち、午後1時過ぎに自宅を出発。
JR一本で行くより、新宿で京王線に乗り換えた方が一人400円も
お安いので、新宿で乗り換えます。


しかしだね、元々高尾駅で6分しか乗り換え時間がなかったのに、
先発の電車が遅れて乗り換えられず・・・。
高尾駅で30分の待ちぼうけです。
JR相模湖駅からは、まっすぐ相模湖方面に歩き、階段や坂を下りて
行くこと10分。

ずっと下りなので苦になりませんね。


          
どこかのホテルの横を抜けると、急に相模湖の観光地に出て来ました。

バリバリ昭和レトロ全開ですっ。

古びた感じはなく、何て言うか・・・、私が子供の頃に見ていた
光景まんま・・?

面白くて、キョロキョロしちゃいました。。

今回はこちらのスワンボート乗り場で待つように指示。

駅からの道中に携帯で連絡をすると待ち時間が少なくて助かります。




・・・このクジラ号じゃないですよからね・・・。
10分ほどのんびりと船に揺られ、一番端の入江の中にキャンプ場が
見えて来ました。

コチラも昭和レトロ絶好調♪

平坦な場所が少ないこじんまりとしたキャンプ場です。

現地到着は午後4時30分過ぎ。
もう薄暗くなってます。
管理棟で受付。
最初に指定されたテントサイトは、一番奥の一番上・・。
ちょっと母子じゃ厳しい・・・と思い、他の利用者の許可も得て管理棟前
の隅っこに張らせてもらいました。

ココは船でしか行けないキャンプ場。多少の忘れものならこの売店で
買えます。
飲み物の持ち込みが基本禁止ですが、ペットボトルは150円と適正価格。
夜は9時まで開いてます。
今回は雨の心配もないようなので、タープは持参せず。

大きな荷物を持ち込めないだけあって、各所にテーブルセット
置かれていて非常に便利ですね。


右はバンガローの1Fに作られた炊事場
柱の足元に円形の野外炉が用意されています。。

つり橋の先がテントサイト

右側の小屋の向こうにもスペースがありますが、
全体でも小型10張りぐらいかなぁ。

テントサイトにある新しいトイレ
ちなみに、この裏にもサイトがありました。

全体的な印象は・・・、古いながらも清掃もされていて気持ち良く利用できました。
平地が少ないので、バンガローなどは斜面に点在していて、沢山の荷物はキツイでしょうね・・。
まぁ、船に乗る時点でキツイか・・。

地面は湖砂利が混じった土。
水はけは不明ですが、ビリが撒かれている事から、水はけが良いとは言えないのかもしれませんね。

そんな感じです。



テントサイトの横に小さい滝 発見。

テントサイトから管理棟前の広場を見た感じ。

一応・・、リアカーも完備(笑)

でね、最初に指定されていたテントサイト見に行ったんですよ・・・。

こんなけもの道のようなところを登り、ついたところが     ⇒⇒⇒

隣にバンガローがあるんですが、
この日はこのあたり(半径100m)利用者が だあれもいない・・・・・。
これって、怖すぎーーーーっ。

あたしには無理っっ。
ちなみに、夜トイレに行くのにも、真っ暗な中こんな場所を
通るのよ・・・。


やっぱり無理っ!
シャワー室は4室。
超ちっこいユニットバスみたいな構造。
5分300円・・なんですが、如何せん水圧が低くて・・。
体の泡を落とすのだけで3分掛かっちゃいますよ。

なので、利用する際は、鍋一杯のお湯を持参し、先に体を洗ってから
コインを入れる事をお勧めします。

私は洗髪も含めて500円も使ってしまった・・・。

管理棟横にあるシャワー室
散策してるうちに、すっかり暗くなっちゃいました。

今日はコンロでご飯を炊き、ポケットクッカーでマカロニを茹で、カレーを温めます。

ティッシュ一枚で簡単着火。そのへんの小枝でお湯がすぐに沸かせるポケットクッカーは・・、確かに熱効率も良いのですが・・・、20分沸かし続けるには小枝を沢山集めてバキバキ折らないと行けないのが難儀ですね〜。

そうそう、ココ直火も大丈夫みたいですね・・。
ちょっと豪華なレトルトカレーとマカロニサラダのお夕食。

気温もぐんぐん下がり、寝る前には息が白くなるほど。
念のために持参したインナーダウン、ホント良かったです。




2日目

湖畔だけあって、ものすごい結露でございます。

恒例の しょぼくれMOSS・・・。


今回は利用者のモラルも良く、お互いに自然に挨拶したりして、なんか安心してキャンプ出来た感じです♪
朝ごはんは、袋めんにスライス餅、それから魚肉ソーセージで簡単に。

気温が低かったので、暖かいラーメンが嬉しかったぁ。


朝食の後は、ちゃっちゃとお片し。
びしょびしょの結露と格闘しながらも、なんとか9時の船に乗ります。
昨日と同じ相模湖公園で船を降り、今度は駅と反対方面に歩きます。

結構モニュメントとかいろいろありました。
相模湖公園の駐車場側にコンビニあり、そこで昼食を調達。
事前にグーグルで調べときました♪

だって、遊園地で食べると少ないし高いしなんだもんっ。

この前から相模湖プレジャーフォレストに向かうバスに乗れます。
料金は190円だったかな?
でも、駅から登山客も含めて結構込んでいて・・。バックパックが邪魔でした。
今回最大にして、最高の難所。

それはプレジャーフォレストの坂! そして階段

こんな荷物背負って山に登る人の気持ち・・・、全然理解できないよーーーっ。
二人して汗だくになっちゃいました。

大きなバックは大型コインロッカーられ(300円)に預けられます
入ってすぐのカラクリ迷路でひと汗かき、
斜面に広がるピカソのたまごでふた汗かき・・。

日向はちょっと動くと汗が出ちゃう気温です。

その後ゴーカートの順番を待ちながら、購入したおにぎりで昼食。

っで、当初の目的だった「ロストマウンテン」(フリーパス対象外)

失踪した教授の残した手がかりを頼りに謎解きをするって寸法。
園内のいろんな場所に隠された痕跡を、地図や暗号をもとに探し歩くんだけど・・・。

このプレジャーフォレストって、斜面を使った遊園地って事を痛いほど思い知らされたわ〜。
まぁ、登ったり下ったり・・・。

ネタバレ禁止なので、詳細は書けませんが・・。
ミッション1は、地図だけ見てれば、場所は解明できて 後はその場所に行くだけ。
ポイントは3か所あり、それをもとに最後の場所が特定できる。

っで、ミッション2
ノートに書かれた暗号めいた文章から場所を特定し、その場に行くと地図の断片が写せる。
3か所全部揃うと、最後のポイントが分かるわけ。
ウチの場合、暗号解読に時間が掛かっちゃって、ずーーーっと園内をウロウロ。

そのうちミッション3のポイントを二つも見つけちゃうし〜〜っ。


もうギブアップする??
って時間になってようやく 「あ〜〜っ、そう言う事っ!」って解読で来て、

ダッシュでポイント廻りました。



それとね・・・。
通常のアトラクションと違い、地図やノートなどのキッドを頼りに家族全員で移動するでしょ・・・。
最初に見るビデオも、ミッション1と2は公式HPとそんなに変わらないし・・。


ってことはだな。
家族の場合、子供が代表でチケット購入すればOK??

っという事で、ミッション2は かっちゃんのみ500円購入して、あとは一緒に廻りました。
最後はバスの時間も迫っていたので、走ってミッションの終了報告をしに行きました。

バス停は、プレジャーフォレストを出てすぐ前なんですが、結構な列になりましたね。
空の状態のバスが来たから良いけど、30人以上は並んだんじゃないかなぁ〜。


帰りは、とにかくヘトヘトだったので、乗り換えの少ないJRオンリーで座って帰りました。

ホント、良く歩いた一日でした。








キャンプ場の感想


こういうキャンプ場って、評価が分かれる事多いですよね。
そもそも、車が入れない不便な場所を選んで来る事自体、
今どきキャンパーとはちょっと違う利用者な訳だし。

テントの大半は山用だったり、ツーリング用だったりの小型。
お互いの距離と間合いを上手く取りながら、それでいてフレンドリー。

最近の区画型高規格キャンプ場では味わせない
そんな色んな意味で「違い」を感じるキャンプ場でした。

っで、私の評価??
そりゃもう、5つ星でしょ。
唯一不満があるのは、シャワーの水圧ぐらですかね。